「ダンファルの森④【ひと段落】」
魔法【獄炎】の攻撃を受け咄嗟に、スキル【防災】、【防破】を使って物理攻撃、魔法攻撃を軽減した。
一体だれが、攻撃を――!?
顔を上げると、グリーズギルドのリーダー、ソーラが【獄炎】を使っていた。
嘘だろ……。
まさか、活性化以外の問題って俺のことか?
「死ぬ前にあなたの名前を聞いておきましょうか」
ソーラが、俺に向かってそう言ってきた。
どんだけ生意気なんだよ。確かに、強いが戦えない相手ではないはずだ。【魔力感知】などでは、あの白いローブの妨害を搔い潜ることが出来ず正確な魔力量は分からないが勝てるはずだ。
が、その前に無関係だと伝えておかないとな。戦うのは最終手段だ。
「おい、ちょっと待ってくれソーラさん。俺は、活性化には関与してないぞ」
「私の話を、聞く気はないと?」
「そうじゃない。とりあえず、剣を収めてくれ」
護衛の者たちは、円形に広がり剣を向けている。
話し合うには、まずはそれからだ。
「いいだろう」
ソーラは、そう言うと護衛に目を向け剣を収めさせた。
「感謝するよ。それで、活性化についてだが――
俺は、常に周りを警戒しながらこれまでのことを話した。
ということで、活性化の原因はそのメリスというやつで、【ギルガルド】はその活性化を抑えるための魔法というわけだ」
とりあえずは、話したぞ。
これで、ダメなら戦うしか――
「なるほど、嘘はついていないようだな」
「理解してくれて助かるよ」
「突然の攻撃は詫びよう」
これで、一件落着だな。
「だが――
え? 「だが」って、まだ何かあるのか……
「貴様の横にいる魔女は誰だ?」
魔女って、何でわかったんだ? いや、それよりもどうしてフォールンを疑っているんだ?
「私は、創世の魔女フォールンじゃ」
フォールンは、ソーラに聞かれ俺にも言ったように答えた。
「そうか、疑って悪かったな」
ソーラが、そう言った瞬間少し周りの魔力が動いたかと思うと
『いえ、私が”無害”だと分かってくれて嬉しいです』
とフォールンが、返しソーラはそのまま転移魔法で帰ったのだった。
何とかなった……
ひと段落して、そのまま俺は眠りについたのだった。
・・・・
・・
・
「起きてください」
少女に呼び起され、目が覚める。
「フォールンか」
そういえば、昨日ソーラさん転移魔法を使っていたよな。
なら、俺も使えるか……
「フォールンちょっと、待っててくれ」
「分かったわ」
俺は、そう言うとすぐに魚を使った、朝食を作るとそれを食べて野宿のためのテントなどをスキル【収納】で片づけると転移でファングスの都に行こうと思ったのだがどうやら、俺には出来ないらしい。
そしてまた、フォールンとともにファングスの都を目指して旅をするのだった。
さて、これれら本格的に物語が動き出します。
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