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「ダンファルの森③【ミル湖】」

 夕日が出て、日が沈む直前にミル湖にたどり着いた。

 フォールンに、「離れてろ」と言って大きなミル湖の中心までスキル【浮遊】で行くと魔法を使った。

 魔法の名は【ギルガルド】

 強い魔法では、なく魔力消費が効率的にできる魔法だ。

 継続的に、存在し続ける魔法だ。使用用途は、監視なのだがそれにしても魔力消費が多い。

 魔法を使役するものには、まったくと言っていいほど監視は効かない。

 なにせ、魔力消費が目に見えるのだから魔法を使っているのがバレバレだからだ。

 

 そんな、魔法でも使っている人はいる。ま、これはまたの機会にしよう。

 

 ということで、【ギルガルド】を発動させてミル湖から離れ食事の準備をしているとき、【ギルガルド】の核が壊された。

 【ギルガルド】で魔力消費自体は、かなり出来た。監視魔法なのでなぜ壊れたのか調べた。

 

 少しして、分かった。どうやら魔法で、壊されたらしい。

 【ギガファイア】だろうか。かなり大きい火球魔法で破壊されたようだ。

 

 「こんにちは」

 

 後ろから話掛けてきたのは、護衛?を連れた人物だった。

 護衛の者たちは、かなりの実力者らしく内蔵魔力も強大な者ばかりだった。

 

 一体誰なんだ?

 疑問を感じながらも、その者たちを見やる。

 そんな、護衛を連れているその人物は白いローブを着ていた。その下には、ミニスカートがちらりと見えた。

 白色の髪の毛先は紫色に近くそんな髪が彼女の首元まで届いており耳元を隠すようにその髪が伸びて見えた。

 

 どこかで、会った気がする。そう、直感的に思ったのだった。

 

 「私は、フェルス王国に本部を構える、グリーズギルドのギルド長。ソーラです」

 

 グリーズギルドの、ギルド長!?

 

 「なぜ、ギルド長のソーラさんがこんなところに?」

 

 「はい、活性化が起きたと報告を聞き護衛を連れて、こちらに来た次第です」

  

 なるほど。そういうことか。


 グリーズギルド

 ・活性化かっせいか

 魔獣が、狂暴化と同様の状態となり。さらに、魔獣から強化個体が数多く発生する。

 期間も長く自然的に収まることはなかなかない。

 その代表例が「死の森」であり、植物がすべてなくなり、活性化が常に起きている森となっている。

 ・狂暴化きょうぼうか

 活性化の一歩手前の状態である。

 魔獣の、理性がなくなることが多く、魔獣の中から強化個体が現れ始める。

 ・創殺化そうさつか

 災厄の一歩手前。

 魔獣の理性が飛び、強化個体が発生するのはもちろんなのだが。

 本来、稀にしか生まれない「魔物」の発生が常に起きるようになる。


 これらが主に、自然災害である。そして、自然災害系の異常事態にグリーズギルドは動く。

 逆にグリーズギルドは通常依頼を受けることは絶対にない。

 異常事態に対してだけ動くギルド。それがグリーズギルドなのだ。

 

 「それで、活性化は収まったのですか?」

 

 さすがの、俺でも活性化が終わったかをすぐに知るすべは持っていない。

 グリーズギルドならと思い、聞いてみることにした。

 

 「はい、”活性化”は収まったようです」

 

 「活性化は」って、他になにか問題でもあったのか……

 と、疑問に感じ考え込んでいるとその瞬間。【攻撃報告】が、反応した。

 

 え?……

 

 俺は、成すすべなく攻撃を食らうのだった。


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