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「ギルドマスター/活性化の兆し①なにそれおいしいの?」

何とか、間に合った。

 「ゲイル。ちょっと来てくれ」

 

 え?気配も、無く後ろからいきなり声をかけられ驚いたが話かけてきたのは

 フェギル・ファダセス。ここ、フェンリルギルドのギルドマスターだった。

 

 取りあえず、ワース達と少し離れた所まで移動し話を聞く。

 

 「何か?」

 

 驚きを、隠しつつ用件を聞く。


 「ゲイル、お前ヒュドラ倒したんだって?」

 

 「え?」

 

 なんで、知ってるんだ?

 こいつ――そうフェギル・ファダセス。

 彼は、蒼髪の男で左眼に眼帯を付けている男だ。

 

 誰にも言っていないぞ。無論、ワース達にもだ。


 そして、何か違和感があった。

 声が前にヴァイ達と一緒に会って話したときよりも少し高い”気”がしたのだ。

 

 無論、声ぐらい変わるだろうと思い。

 言い訳をすることにした。

 

 「え。いや、ヒュドラなんて倒してませんよ。

 俺、勇者パーティーから追放されたんですよ?

 レッドドラゴンだって皆とやって何とか倒せたんですよ?一人でなんて……」

 

 今、知られると厄介だ。

 せっかく、ワース達とパーティーを組んだのに知られたらランクを一気に上げられかねない。

 だからこその、言い訳だ。少しは、信憑性がある話のはずだ。

 

 「そうか。そうだな。

 すまんな、あいつらでやっと倒せたんだもんな……」

 

 あいつら、か。

 多分、ヴァイ達のことだろうな。

 取りあえず、言い訳はできたのかな?

 

 「そ、そうですね」

 

 「すまんな、色々聞いて」

 

 「え、まぁ。別に……」

 

 色々って、一個しか聞いてないけどな。

 

 疑問を、感じながらも俺はそう言ってワース達とやっと依頼を受けるのだった。

 

 

 

 受けた、依頼は活性化の可能性のあるガイル森。

 大昔に存在していた魔王の一柱魔獣王ダファトニアが住んでいたとされる所――”魔獣の巣”の調査だった。

 

 ランクは、D~Cの難易度だった。

 本来なら、受けられないランクの難易度だが、ヒュドラから逃げてきたということ。

 さらに、俺が元勇者パーティーだったという実績により戦いは避け調査をする。という、条件で依頼を受けることができた。

 

 ガイル森には、本来。”死の森”に居るはずのヒュドラがいた。

 死の森に行くことが出来るのは、勇者パーティーぐらいだ。それも、強い。

 

 ヒュドラの死が、発覚するのはかなり後になるだろう。

 

 ともかく、ヒュドラがガイル森に来たことにも何か理由があるのかもしれない。

 もし、そうならば活性化が、何かのカギになる可能性も存在するわけだ。

 

 もしかしたら、誰かが活性化を起こそうとしているのかもしれない。

 

-------------

 ※説明

 活性化とは、

 ①魔力不循環 

 簡単解説:その、一体に存在している植物が魔力を浄化しきれず、一時的に辺りに存在している魔獣。魔物が、暴走する。

 

 ②急激変化

 簡単解説:何らかの理由で、その辺りに存在している魔力。魔元素が、急激に増えることで起きる魔獣、魔物の暴走。戦闘能力の向上が起きること。

 もしくは、魔元素の性質が急激に変更することで起きる魔獣、魔物の暴走。戦闘能力の向上が起きることである。

 

-------------

 

 ま、簡単に起こせるものでもないけどな。

 

 ガイル森に入り、魔獣の巣に向かう途中そんな事を考えていた。

 

 

 「ゲイルさん。魔獣です」

 


 ワースの、魔獣発見の報告で「はっ」と前を見る。

 

 どれどれ?

 

 そこいた魔獣。カヴェルナの、内蔵魔力を【魔力感知】で見る。

 

 (ん?……)

 

 魔獣カヴェルナの、魔力を見るとおかしいことがあった。

 魔力が、本来のカヴェルナの2倍?いや、3倍。


 そう、魔獣カヴェルナの魔力が本来の3倍だったのだ。

 つまり――

 

 

 活性化である。

 

 

 

 

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