「パーティー結成なにそれおいしいの?」
ワースと、アスカと話しをしてから俺はもう一度眠りについた。
そして、次の日。
「はぁー」
眩しい、太陽にあたりながらあくびをする。
「ん?」
何かが、おかしいような……
何か、違和感があった。
俺の手に、何か何かが触れているような……
「えぇぇぇ」
俺は、ベッドから起き上がり右手を見るとワースが俺の手を握りながら寝ていた。
じゃあ、左手は……アスカが寝ていた。
「んんん?、あれぇ?……」
アスカが、俺の声で起きて顔を上げる。
「あ、あのアス――」
「あああああぁ。す、すいません。ごめんなさい。ごめんなさい!!」
「え、あ、いや」
なんで、ここにいるのか聞こうとすると急にアスカが謝りだした。
いきなり、大声を出されたので反応に困って言葉に詰まってしまった。
「ん……。アスカか?」
ワースが、呟きながら顔を上げる。
「お、お、お兄ちゃん。べ、別になんにもないよ」
冷静な雰囲気の、アスカが焦ってワースに声をかける。
(どうしたんだ?)
いきなり、慌てて。寝顔を見られて恥ずかしかったのだろうか?
顔を赤らめて……
「あ、えっとゲイルさん!す、すみません」
アスカの次は、ワースが謝った。
えっと、多分、寝てたことについてだろうか?
「ま、まぁ全然。大丈夫だよ。
で、なんでここで寝てたんだ?」
寝ていることは、怒らない。ただ、気になるだけだ。
「「え、えっと」」
ワースと、アスカが目を見合わせ何か目で訴えている。
少し、静かな間が空いた後。
ワースが、「分かったよ。俺の負けだ」と言って話し始めた。
「実は、パーティーとして一緒に活動してほしいんです」
「なるほどね。分かった。よし、なろう……」
(あっ)
しまった。雰囲気で、許可してしまった。
「違う、違う。ならないよ。今のは、間違えて」
ふぅ。これで、一安心……
「そ、そんな……」
アスカの、目には涙が……
(あ、あれ?)
泣かしちゃったか?く、くそ。
全部、俺が悪いんだけど……しょうがないな。
助けられちゃったし、これぐらいは
「ご、ごめん。
分かったよ。パーティーを組もう」
「ほ、本当?ですか?」
アスカが、真偽を確かめるためかもう一度聞いてくる。
「あ、あぁ。本当だよ」
今度は、真剣にしっかりと伝えた。
その途端。
「だってさ、ワース兄ちゃん!」
アスカが、元気になりいきなり飛び上がってワースに伝えた。
「へ?」
流石に、そんな事が起きればこんな声も出るだろう。
だって、いきなり涙が消えたんだよ?
ウソ泣きだったてか?
ま、まぁね。しょうがないよね。アスカが、可愛いんだもん。
別に、いいけども……
「アスカ。ゲイルさんの前で何やってるの?」
「あっ」
ワースが、喜んでいるアスカを静止させ
アスカは、口を手で抑える。
「やっちゃった」という風に。
「げ、ゲイルこ、これは~」
目を泳がせながら、アスカが言い訳を始めた。
「まぁ。いいよ」
ここは、取り敢えず。大丈夫とだけ伝えておこう。
「「ほ、本当ですか!」」
ワースと、アスカが同時に大声で叫ぶ。
「あぁ。本当だ」
「「やった~」」
アスカと、ワースが大声で叫んだ。
その後、落ち着くまでは3~4分かかった。
一応、パーティーにはなったがギルドでパーティー登録はまだしていない。
ヴァイ達に追放された時は、あいつらから登録解除を申し出ていた。
パーティーの、半分以上が認めるならその場で登録解除が出来るとのこと。
まだ、ルールはあるがそんなところだ。
その後は、ギルドに向かいパーティー登録をしに行くのだった。




