第一話 運営から削除依頼を受け思った事
楽しんで読んでいただけると、嬉しいです。
私の小説の主な投稿先は、その傾向からムーンライトやノクターンでした。
その事に満足もしていました。
正直なところ、なろうに投稿するよりもアクセス数が伸びるからです。多くの読者に読んでもらうことは、小説を書く人間ならば誰もが持つ願望でしょう?
まあ、ノクターンやムーンライトでもランキングに入れない弱い作品しか書けていないのが現実なのですが。
作者というものはやはり自分の作品が大好きな生き物。もはや自慰行為として産まれたといっても過言ではない小説たちを恥ずかしげもなく世間に晒したいと思うのが、私という人間なのです。
そして、欲はどこまでも広がりまして……
ノクターンやムーンライトだけではなく、小説家になろうの読者にも自分の小説を読んでもらいたい。
あわよくば、ランキングにインしてもっと多くの読者を獲得したいな。
感想もらいたいな。良い評価をもらいたいな。
まあ、そんな訳で投稿を始めたのですが。
自損事故といいましょうか、私の小説がR15の壁を突き破ってしまったらしく運営側よりメールが届きました。
いやあ、驚きました。
読者数底辺の作家なのに、運営さん見ているんですね。
言い訳がましいですが、ワザとではないのですよ?念のためにR15の指定をして、このシーンは具体的な描写が必要このシーンは表現を和らげてもいいと色々試行錯誤、取捨選択していた訳ですが。
残念ながら、マトモな道路からはみ出し裏通りを走っているところで自損事故を起こしてしまったようです。
運営側より、内容の変更か小説の削除を要請されて、結局削除の選択を選びました。
まあ、妥当な選択だと自分では思っています。
私、癖が強いみたいなのです。作品の傾向と言いますか。エロとドロと感動に塗れた作品が書きたいわけです。R15の枠内でそれにチャレンジしたのですが、見事に撃沈です。
少ないとはいえ読者の方がいらっして、申し訳ないと思ったのですが書き直しが出来るとは思えませんでした。
ペナルティでIDを消されるのが一番怖いですしね。
それにしても、多くの作者や読者の皆様どうやってR15とR18の境界線を引いていらっしゃるのでしょうか?
運営の規約を見るだけでは、はっきりとはわからないのですが。
もしかして、私だけかしら。
ああ、眠くなってきました。
今晩はこの辺りで失礼します。