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新世界の神話黙示録  作者: 白樹クロト
第1章 血塗れの淫魔編
5/5

ショッピングとステータス

 小陽菜が私服に着替え、エリナと待ち合わせしている駅前に向かいながら俺と小陽菜は他愛もない会話していた。そして話しながら歩く事15分後。ようやく待ち合わせの場所に着いた。時刻は午後12:50で待ち合わせの10分前には着いたことになるが、そこには既にエリナが居た。どうやら俺たちより先に着いたようだ。俺たちはエリナの元へ向かい、エリナも俺たちに気付いたようだ。


「エリナ、悪い待たせちまったな」

「エリちゃん遅れてゴメンね〜」

「あ、フウライ君、小陽菜ちゃん。大丈夫だよ、私もさっき来たばかりだから気にしないで?」

「エリナ、今日は本当は二人で遊ぶ筈だったのに、俺も急に参加させてもらってありがとな。今日はよろしく頼む」

「ううん、大丈夫だよ。こちらこそ今日はよろしくお願いします」


 エリナはそう言って笑顔になった。とても優しい女の子なので、俺の急な参加も許してくれた。……まぁ、今日は二人のボディーガードみたいにしてれば良いだろう。ショッピングとか全く分からないし、あとは荷物持ちでもしてれば良いだろ。そんな事を考えていると、顔に出てたのか、ジト目気味になった二人に注意された。


「フウライ君?今、自分はボディーガードや荷物持ちとかやれば良いやって考えてなかった?ダメだよ?ちゃんと一緒に楽しまなきゃ。……ボディーガードは嬉しいけど」

「そうだよフウ君?確かに荷物は持ってもらうかもだけど、せっかく三人で遊ぶんだからフウ君も楽しまないと。……ボディーガードしてくれるのは心強いけど」


 と二人に注意された。最後のボディーガードのところは二人ともモジモジ気味になりながら呟いていた。ボディーガードは良いのか。


「……お前らいつからニュー◯◯プになったんだよ?それとも固有能力(ユニーク)でも目覚めたか?」

「ふふ、違うよフウライ君」

「うん、違うよ。これはね〜」

「「女の勘だよ♪」」

「……女の勘って半端ねぇな。何かを読み取っても女の勘って便利ワードで全て解決しそうだ。まぁ、分かったよ。ボディーガードと荷物持ちをやりながら、俺も一緒に楽しむから安心しろ」


 俺は二人に言うと、二人とも満足したように笑顔になった。


「はい、確かに聞きました。それじゃあ、そろそろ動こうか?小陽菜ちゃんとフウライ君はどこか行きたい場所はある?」

「俺は特にはないかな。ショッピングとか分からないから、そこは二人で決めてくれ」

「うん分かった。小陽菜ちゃんは?行きたいところとかある?」

「うん!えっとねぇ、まずはショッピングモールの中の服屋を見たいなぁ。前にエリちゃんと二人でショーケースに展示されてた白のセーターとスカートのデザイン良いねぇって言ってたところ」

「私も覚えてるよ。確かにあそこの服屋は可愛いのが多かったよね!じゃあまずはショッピングモールに行ってその服屋に行こっか。その後もモールの中の服屋をいっぱい回ろっか!」

「うん!あ、あとわたしモールの中の靴屋も見たい!この前買い物に行ったときにエリちゃんに似合いそうな靴がいっぱいあったんだ〜」

「ホント?じゃあそこも行って、あとは〜…………」


 二人ともショッピングの事でかなり熱くなっているようだ。しかも聞いているだけで行く場所がどんどん増えていく。こりゃ完全に荷物が多くなりそうだな。……どれだけ増えるのだろう?考えるのが恐ろしくなってきた。よし、考えるのをやめよう、どうせ考えたって仕方ないんだし、それより俺はボディーガードと荷物持ちをしながらショッピングが終わったら何して遊ぶのか、そっちの事を考えよう。あと、ショッピングが終わったら何処か休憩出来る場所とか。


 俺はそんな事を考えながら二人の会話を聞き、そしてショッピングモールに移動するらしく、モールに向けて俺たちは歩き出した。





 そして、歩くこと10分。駅まわりということもあり、人が混雑していて少し歩きにくかったが、前の人たちの歩くペースはそこまで遅くはなかったのでそこまで時間は掛からずにショッピングモールに着いた。ちなみに歩いている間にも行く場所などが話してるあいだに何軒か増えたようだ。これで、荷物持ちになる俺は確実に持つ量が多くなるのだろう。まぁ、筋トレだと思えば何とかなるか。……多分。


「ようやくショッピングモールに着いたか。二人とも大丈夫か?足とか踏まれてないか?あとスリとか」

「うん、大丈夫だよ、心配してくれてありがとうフウライ君」

「わたしも大丈夫〜、踏まれてないしスられてないよ」

「そっか、なら良かった。それで、最初に行くのは小陽菜が最初言ってた服屋で良いのか?」

「うん、それで問題ないよ。その後は何軒か服屋を見て〜、後は靴屋とかアクセサリーショップとかも何軒か周るかな」

「その後はどこかで休憩して、ゲームセンターとかカラオケとか行きたいなぁって感じかな」

「了解。じゃ、とりあえず服屋に行くか。あ、そうだエリナ。小陽菜にも言ったんだが、買い物終わって休憩する時に、ついでに二人のステータスを見てやろうか?嫌なら別に構わないが」

「ホント?じゃあ、お願いしよっかな?わたしも自分のステータス気になるし」

「了解。じゃあ休憩する時に二人とも見てやるよ。まぁ、本来なら自分のステータスを他人には見せない方が良いんだろうけど」

「まぁ、本来ならそうかもだけど。でも、申請してもかなり待つ事になるし、それに、フウライ君になら見られても嫌じゃないよ?だってフウライ君はいつも、私たちのためになると思うことをしてくれるし」

「うんうん。フウ君は何だかんだ言いながら、優しいよね〜。そこがフウ君の良いところだけど」

「別に俺は優しくはないぞ?俺は自分の思った事をしてるだけだ。それに、友達を心配したり困ってたら助けたりするのは当たり前のことだろ?俺はただ当たり前の事をしてるだけだ。それに、俺より優しい奴なんて探せばいるだろうし。むしろ俺は二人の方が優しいと思うぞ?」


 俺は自分が優しいとか良い奴だとは思ってはいない。俺はただ自分と、俺を引き取ってくれた人に誓った約束(ルール)に則っているだけだ。俺は今も昔もそしてこれからも、変わらずにこの約束を守る。俺自身のために、そして、俺の周りにいる人たちの為に。だから俺は自分が優しいとは思わない。本当に優しい奴は、きっと俺を引き取ったあの人と、小陽菜やエリナ達のことを言うのだと俺は思う。


(俺は二人と一緒にいると楽しいと思うし、癒されていると思う部分もあるから、感謝してるのはむしろ俺の方なんだけどな。まぁ、そんなこと気恥ずかしくて二人には言えないが)


 と、そんな事を思っていたら、二人が何故かニヤニヤしながらこちらを見ていた。まるで俺が心に思っていた事が分かっているかのように。


「ふふっ、そっか。……じゃあ、そう言う事にしておくねフウライ君♪」

「じゃあわたしも、そう言う事にしておくねフウ君♪」

「……二人とも、何でそんなにニヤニヤしてるんだ?なんか変な事言ったか?」

「ふふっ、フウライ君には秘密♪ね?」

「うん!フウ君には秘密♪」

「?……まあ良いや。それより、早く服屋に行こうぜ?その後には他の店にも周るんだろ?」

「そうだね、じゃあそろそろ行こっか?」

「うん!早く行こう!フウ君、エリちゃん!」


 俺とエリナと小陽菜は服屋に向かうべくモールの中を歩いて行った。モールの中を少し進んだところにエスカレーターがあり、そのエスカレーターに乗り2Fに着き、そこからまた少し歩いたところに小陽菜が行きたがっていた服屋に着いた。


「着いた〜!早速中に入ろう二人とも!」

「うん。そうだね小陽菜ちゃん。フウライ君も早く入ろう?あ、でも、小陽菜ちゃん。小陽菜ちゃんは少し落ち着こっか?」

「小陽菜よ、嬉しいのは変わるがエリナの言う通り少し落ち着け。どうどう」

「えへへ〜、ごめん二人とも。もう大丈夫、少し落ち着いたよ。じゃあ、改めて中に入ろう〜」


 小陽菜は俺とエリナに言われ少し落ち着いたようだ。そして俺たちは服屋に入った。俺たちに気付いたらしく、20代半ばくらいの女性定員さんがきた。


「いらっしゃいませ〜。御来店ありがとうございます」


 女性定員さんは、人の良さそうな笑顔でそう言った。俺は内心あの笑顔が営業スマイルか、などと考えていたら、女性定員さんと目が合った。


「お客様。失礼ですが、何処かでお会いした事はありませんでしょうか?え〜と、そう、何処かで……。……あっ!思い出しました!あ、あなたは!い、いえ失礼しました!お客様はもしかしてあの神話精霊契約者(エレメンタルマスター)ではありませんか!?」

「……人違いという事で」

「という事でと申されましても……。いえ、失礼しました。どんな方であってもお客様には変わらない事ですし、先程は驚いてしまい申し訳ありませんでした。改めて御来店ありがとうございます」

「ど、どうも。ありがとうございます」


 女性定員さんはなんとか冷静なり、定員としての対応に戻ってくれた。ちなみに何故女性定員さんが驚いたのかと言うと、俺は神話精霊契約者(エレメンタルマスター)と呼ばれるくらい有名らしく、普通の人からすると俺は芸能人と同じくらい有名なので驚いていたのだ。なぜ、有名になったのかと言うと、それはいづれ一人語りしようと思う。……有名なのって余り良い事無いんだよなぁ。はぁ、面倒くせぇ。と、そんなことを考えていると女性定員が俺たちを見てとんでも無い事を言ってきた。


「お客様。そちらにいるお二人は、もしかしてお客様の彼女さん達ですか?」

「「「ブッフォォ!!!!」」」


 俺、小陽菜、エリナはいきなりの不意打ちに盛大に吹いてしまった。俺たちの誤解の無いように言っておくが、吹いたと言っても唾液を吹いた訳では無い。思わず口に出してしてしまっただけだ。


「お客様?どうかなさいましたか?」


「「フ、フウライ君(フウ君)の、彼女……\\\(小声)」」


 女性定員さんは俺たちの反応に困惑気味になりながら声を掛けてきた。


「い、いえ大丈夫です。問題ありません。ただ、この二人は決して俺の―――!?」


 と言いかけたところで俺はある事に気付いた。


(ちょっと待てよ?彼氏でも無い俺が二人と女性向けの服屋にいるのは変じゃ無いか?だが、一人ではなく二人の女の子といるから問題ないのか?……いや、待てよ?かなり昔の時代ならば友達と言えば問題無かったかもしれないが、今の世の中は一夫多妻が認められている時代。なら、友達と言うのはやはり変じゃ無いか?……そうなると、取るべき行動は一つ!二人には悪いがこの店にいる間は恋人のフリをしてもらおう)


 約700年前の世界では重婚は法律で禁じられていたが、『ノアの大災厄』以降、世界人口が減少したため、人の種の存続の為に全世界で一夫多妻が認められたのだ。確かに人間以外の十五の種族が増えたが、それでも人間と十種族を合計した総人口は、現在約15億人と700年前と比べると明らかに激減していた。なので今の時代は一夫多妻が認められている。


「お客様?如何なさいましたか?何かありましたか?」

「いえ、大丈夫です。定員さんの言う通りこの二人は俺の(店にいる間の)彼女です」

「フ、フウライ君\\\!?」

「フ、フウ君\\\!?」

「やはりそうでしたか!可愛らしい彼女さん達ですね!今日はデートですか?」

「まあ、そんなところです」

「「!?!!!?」」

「そうでしたか!それでしたら、つい先程新しい服が入荷したばかりで、彼女さん達によく似合うオススメの服がありますので、宜しければ持ってきますがいかが致しますか?」

「じゃあ、お願いします」

「かしこまりました。では少々お待ちください」


 女性定員さんはそう言い、二人に似合うを取って行った。……さて。


「悪い、二人とも。この店にいる間だけでいいから、俺と恋人のフリをしてくれないか?理由は、まぁ、あれだ。彼氏でも無い俺が一緒だと変に思われそうだから、かな。昔の時代なら問題無かったかもしれないが、今の時代は昔と違い一夫多妻が認められているからさ。だから、まぁ、頼む。ただどうしても嫌なら、言ってくれ。俺は外で待ってるからさ」

「え〜っと……。その、そう言う理由なら、仕方ないし。……良いよ?今日一日、その、フ、フウライ君の彼女のフリ、してあげる\\\」

「……うん。えっと、わ、わたしも、良いよ?今日一日、フウ君の、彼女のフリ、してあげる\\\」

「あー、えーっと……。別に一日じゃ無くてもいいんだぞ?この店にいる間だけでも?」

「だ、ダメだよ!だって……。その、この後も他のお店にも行くんだし。……他のところでも、こ、恋人同士じゃ無かったら、変に思われるかも、だよ?なら、今日一日は、彼女のフリをしてた方がいいんじゃ、ないかな\\\?ね?小陽菜ちゃん」

「うん……。エリちゃんの言う通りだよ、フウ君。今日、一日は、フウ君の彼女でいた方が、良いと思うな……\\\」

「えっと、そう言う事なら。今日一日、よろしく頼む」

「「うん(はい)、よろしくお願いします\\\」」


 何とか二人に恋人のフリをしてもらえる事になった。……それにしても、今日一日、か。俺としては有難いが、良いんだろうか?なんか、顔を真っ赤して俯いているが。……まぁ、本人達が良いって言ってるから大丈夫だとは思うが。


「お客様、お待たせ致しました。お二人に似合いそうな服をいくつか持ってきましたので、お二人に試着して頂いてはどうでしょうか?」

「えっと、そう言う訳なんだが。二人はどうする?試着するか?」

「じゃあ、せっかくだし試着しようかな。その、フウライ君の意見も、聞きたいし。……彼女、として\\\」

「わたしも試着、するよ。……その、フウ君はどんな服装の彼女が好みか、知りたいし\\\」

「そ、そっか。分かった、じゃあ、試着して貰おうかな……。定員さんお願い出来ますか?」

「かしこまりました。それではお客様方、こちらの試着室の方へどうぞ」


 それから俺たちは試着室の方へ移動し、二人は試着室の中へ入っていった。それから数分くらい経ち、試着室のカーテンが開いた。先に着替えたのはエリナだった。


「フウライ君、……その。どう、かな?似合ってる、かな?\\\」

「あ、ああ。良いんじゃ、ないか?エリナに、似合ってると思うぞ?」

「……そっか。良かった。……じゃあ、他のも着替えてみるね?」

「あ、ああ。分かった。着替え終わるのを、その、楽しみにしてるよ」

「うん\\\。ありがとう♪」


 そう言ってエリナは再び試着室のカーテンを閉めた。そして、今度は小陽菜の試着室のカーテンが開いた。


「お待たせ、フウ君。……どう、かな?可愛い、かな?」

「お、おう。可愛いんじゃないか?俺は、良いと思うぞ?うん」

「そっかぁ……。えへへ。……良かったぁ。じゃあ、他のも着替えてくるね?」

「ああ、待ってるから、ゆっくりでいいぞ」

「……うん、分かった。じゃあ、待っててね♪」


 そう言って小陽菜はカーテンを閉めた。俺は二人の着替えた姿を見て、正直、見惚れていた。もともと、二人ともかなりレベルが高い美少女だとは思っていたが。まさか、服装が変わるだけでもこんなに変わるとは思わなかった。……ヤバイな、今日一日乗り切れるか?二人は問題無くても、俺の方が意識し過ぎて逆にまずいな。だが、それでも乗り切らなければ!頑張れ俺!負けるな俺!


 そうこうしながら小陽菜やエリナの着替えた姿を計7回くらい見た。結局1時間くらいいた気がする。俺は二人に試着した服を全部買ってプレゼントした。二人は最初は断ったが、彼氏が彼女にプレゼントをするのは恋人同士の間では普通なのでは?と言ったら、二人とも渋々ながら受け取ってくれた。あと、今回のお礼でもあると追加で言った。それから俺たちはほかの服屋や靴屋、アクセサリーショップを周った。


――――3時間後。


 俺たちはようやくショッピングが終わり、喫茶店で休憩していた。


「ふう、疲れた。……まさか、こんなに疲れるとは思わなかった。あと、こんなに買うとは思わなかった。すげぇな女子って、いつもあんな感じなのか?」

「う〜ん、いつもなら、これよりもうちょっと時間が掛かってるかな〜?ね〜?エリちゃん」

「うん、そうだね。いつもは、今日よりもうちょっとお店に周るのが多いかも」

「ま、マジか……。今日よりも多いとか、あれ?おかしいな?俺、体力には割と自信あったんだけど?別に過信してるつもりは無かったが」


 俺は己の体力に若干の疑いを持って考えていると、二人に笑われてしまった。


「ふふ、そんな事ないよ、フウライ君は私たちよりも体力あるよ。ただ、女の子にとってショッピングは別物なんだよ?」

「そうそう。だから大丈夫だよフウ君!フウ君は体力あるよ」

「そ、そうか。別物か。なら、問題ない、か?」

「それよりフウ君。私たちのステータス、見てくれるかな?」

「そう言えば、約束してたね。フウライ君、お願い出来るかな?」

「あ、ああ。そうだったな。分かった、今見てやるから少し待っててくれ」


(そういえば小陽菜やエリナのステータスを見るって約束してたっけな。ショッピングをしててすっかり忘れてた。さて、まずは小陽菜から見ようかな)


 俺はまず小陽菜のステータスを見る。ちなみにステータスの表示はこんな感じだ。



 ステータス


名前:間宮 小陽菜

種族:人間

性別:女性

年齢:15歳

Lv:37

称号:雷光拳の使い手

生命力 :1850/1850

体力  :1850/1850

魔力  :1850/1850

筋力  :1850

敏捷  :1850

器用  :1850

物理耐性:1850

精神耐性:1850

魔力耐性:1850

異常耐性:1850

影響耐性:1850

現在状態:異常無し

※1レベル上昇時全ステータス+50上昇


 固有能力(ユニーク):無し


 限定魔法(レガリア):無し


 スキル:魔力操作Lv3 詠唱省略Lv2 気配感知Lv2 索敵Lv1 体術Lv3 格闘Lv3 柔剛拳Lv3 浸透破壊Lv1 振動破砕Lv1 魔霊装Lv1 家事技術Lv6


 習得武術:黒神流体術・中伝


 習得魔法:

火属性魔法・中級 水属性魔法・中級 土属性魔法・初級 風属性魔法・初級 雷属性魔法・中級 氷属性魔法・初級 光属性魔法・初級 闇属性魔法・初級 無属性魔法・中級


 獲得称号:フウライの友 フウライの幼馴染み フウライに救われし者 黒ノ武神の教え子 雷光拳の使い手


 装備:無し



 以上が俺の表示するステータス情報である。まずレベルについてだが、レベルは年を重ねていく中で少しずつ上昇しレベルが上がったり、魔物を倒す、修行や訓練を行うなどでレベルが上がる。ただし、この情報が解明されたのはつい最近で、丁度ステータスという概念が世界中に知られた時期と一致する。なので、一般の人達は俺たちに比べるとレベルが低いのである。ちなみに小陽菜やエリナのレベルは一般の人や同年代の人と比べて少し高い方に位置する。一般の人達の平均レベル(高校生くらいの歳)は15〜20くらい。また、20代〜30代くらいの人はレベルが20〜40以内なので、小陽菜とエリナは周りから見て少し高い方である。そして、生命力や体力などはそのまんまの意味で。あと(1レベル上昇時全ステータス+50上昇)については、人によって()内に表示される数字(+50)が異なったりするが、基本的には同じで、小陽菜もほかの人達と同じ平均数値ではあるが、全ステータスが均一に(+50)上昇と言うのは割と珍しいケースである。あとは現在状態はその人に病気や呪い、毒や麻痺などの状態異常があるかないかを表示している。後は、固有能力(ユニーク)限定魔法(レガリア)、習得武術と習得魔法を表示している。あと、称号については全くの謎である。気がついたらいつの間にか表示されていた。ちなみにステータスは俺と小陽菜、エリナにしか見えない様にしている。あと、ここの喫茶店には現在定員以外誰も居ないのと、席が壁際の端で、俺たちはそこに座っているため誰にも見られる心配が無い。


まとめると


1※ステータスを見るためには固有能力(ユニーク)のステータス能力を保有しているか、管理局施設で確認に行かないと見れない。ただし、つい最近ステータスを表示する事が出来るステータスカードが発明されたので、近いうちにステータスは誰でも見れる身近な存在になるかもしれない。


2※一般的な平均レベル(高校生くらいの歳)は15〜20、歳をとったり(0〜20歳限定)、魔物などを倒す、修行や訓練などをするとレベルが上がる。


3※()内に表示される平均数値は40〜60で、個人差がある(基本的に40〜60が多いが、全ステータスが均一に同じ数値で上昇するのは珍しい)。


4※ステータスで表示される情報内容は以下の通り。

名前:その人物の名前。

種族:その人物の種族。

性別:その人物の性別。

年齢:その人物の年齢。

Lv:その人物のLv。

称号:獲得した称号をメイン設定した時に表示されるもの。

生命力 :その人物の生命の数値。生命力がゼロになると死ぬ(仮死状態の場合や、不死であれば別)。

体力  :その人物の活動できる体力量。

魔力  :魔法などを使用するのに必要な力。

筋力  :物理的な力。

敏捷  :行動力や脚の速さ。

器用  :命中率の高さや、物事に対する器用さ。

物理耐性:表示されている数値分相手の物理攻撃を軽減できる。

精神耐性:表示されている数値分相手の精神攻撃を軽減できる。

魔力耐性:表示されている数値分相手の魔力(魔法)攻撃を軽減できる。

異常耐性:毒や麻痺、病気などに対する耐性力。表示されている数値分全ての状態異常を阻止できる。

影響耐性:気候や気温、強風や地面の揺れなど他様々な自然影響に対する耐性力。表示されている数値分自然影響を軽減できる。

現在状態:その人物の健康状態などの情報。

(+〜):レベルアップした時に上昇する数値量。

固有能力(ユニーク):保有していればその能力名が表示し、保有して無ければ、無しと表示される。

限定魔法(レガリア):保有していればその魔法名が表示し、保有して無ければ、無しと表示される。

スキル:その人物が努力して自らが習得した技術。スキルを習得していればそのスキル名が表示し、習得して無ければ、無しと表示される。また、スキルにはLvがあり、Lv1〜2=初心者、Lv3〜4=中級者、Lv5〜6=上級者、Lv7〜8=超級者、Lv9〜10=極めし者(マスター)クラスとなっている。

習得武術:その人物が努力して自らが習得した武術。武術を習得していればその武術名が表示し、習得して無ければ、無しと表示される。

習得魔法:習得した魔法。魔法を習得していればその魔法名の後に〜級と表示され、習得して無ければ、魔法名の後に未習得と表示される。

獲得称号:固有能力(ユニーク)限定魔法(レガリア)を保有または特定の人物と接触、行動をした場合に獲得するもの?未だに謎のままである。

装備:武器や防具、アクセサリーなど。


5※ステータスで表示されるものは名前・種族・性別・年齢・Lv・称号・生命力・体力・魔力・筋力・敏捷・器用・物理耐性・精神耐性・魔力耐性・異常耐性・影響耐性・現在状態・(1レベル上昇時+〜上昇)・固有能力(ユニーク)限定魔法(レガリア)・スキル・習得武術・習得魔法・獲得称号・装備の26種(人よっては表示される種類が異なる)である。


以上である。


「小陽菜はこんな感じだな。次はエリナのステータスを表示するな」

「うん、お願いします」



 ステータス


名前:エリナ スプラティア

種族:ハーフエルフ

性別:女性

年齢:15歳

Lv:30

称号:植物魔法の使い手

生命力 :1200/1200

体力  :1200/1200

魔力  :1800/1800

筋力  :1200

敏捷  :1800

器用  :1800

物理耐性:1200

精神耐性:1200

魔力耐性:1200

異常耐性:1200

影響耐性:1200

現在状態:異常無し

※1レベル上昇時魔力・敏捷・器用+60、他+40上昇


 固有能力(ユニーク):無し


 限定魔法(レガリア):植物魔法


 スキル:魔力操作Lv3 詠唱省略Lv2 気配感知Lv2 索敵Lv2 鷹眼Lv2 体術Lv2 格闘Lv1 狙撃Lv3 早撃ちLv3 同時撃ちLv2 遠距離命中Lv1 命中精度Lv2 家事技術Lv4


 習得武術:黒神流護身術・初伝 黒神流弓術・中伝


 習得魔法:

火属性魔法・初級 水属性魔法・中級 土属性魔法・初級 風属性魔法・中級 雷属性魔法・初級 氷属性魔法・初級 光属性魔法・初級 闇属性魔法・初級 無属性魔法・中級


 獲得称号:植物魔法の使い手 フウライの友 フウライに救われし者 フウライに鍛えられし者


 装備:無し



「エリナはこんな感じだな。二人ともレベルが2上がってるな。それに小陽菜は火・水・雷・無が中級で、エリナは水・風・無が中級になってるな。二人ともトレーニングと勉強頑張ったんだな」


「うん!わたしもエリちゃんも自分なりにトレーニングと勉強頑張ったんだ〜」

「そうだね。私も小陽菜ちゃんと一緒に頑張ってますから。それに、フウライ君に少しでも追い付きたいから」

「……そっか。ありがとな二人とも」

「ううん、どういたしまして。それよりフウ君も自分のステータスを見たら?実はフウ君のステータス気になってたんだぁ」

「あ、それ私も思ってた!フウライ君、フウライ君のステータス私も見て良いかな?」

「ん?そうだな、じゃあ俺のステータスも見てみるか」


 そう言って俺は自分のステータスを二人にも見える様に表示した。



 ステータス


名前:水火土 フウライ

種族:人間?(Unknown)

性別:男性

年齢:15歳

Lv:315

称号:神話精霊契約者(エレメンタルマスター)

生命力 :15750/15750

体力  :15750/15750

魔力  :15750/15750

気力  :15750/15750

神力  :15750/15750

筋力  :15750

敏捷  :15750

器用  :15750

物理耐性:15750

精神耐性:15750

魔力耐性:15750

異常耐性:異常無効

影響耐性:影響無効

現在状態:異常無し

※1レベル上昇時全ステータス+50上昇(隠蔽中)

※装備効果により現在全ステータス制限中

※現在神魔邪龍眼のオート機能に設定された能力が発動中


 固有能力(ユニーク)

ステータス 超無限(インフィニット)転移(ワープ) 無限収納(アイテムボックス) 無限分身 無限並列神速思考解析 自由飛翔(フリー・フライ) 自由念話(フリー・リコール) 超融合分離 七死八生 万物昇華 万物絶対(アブソリュート・)吸収(ドレイン) 万能地図(オールマッピング) 万能創造(オールクリエイト) 万能召喚(オールサモン) 全て(オール・)を繋ぐ絆(チェイン・ハート) ラプラスの頭脳 超速再生回復 早熟 瞬間完全記憶 瞬間完全習得 擬似人格補助 不可侵領域 成長限界突破 全言語理解 万象破壊 零の権能 神魔邪龍眼 全テヲ殺ス者(ラスト・スレイヤー) 全てを生す者(ラスト・リバイバー) 夜天に煌く(シュベルトフォース)魔王(ウィング)の紫天翼(・ルシファード) 万物超越強化 万物絶対切断 


 啓示固有能力(アルカナユニーク)

0=愚者(フール) Ⅰ=魔術師(ウィザード) Ⅱ=女教皇(ハイ・プリーステス) Ⅲ=女帝(エンプレス) Ⅳ=皇帝(エンペラー) Ⅴ=教皇(ハイエロファント) Ⅵ=恋人(ラヴァーズ) Ⅶ=戦車(チャリオット) Ⅷ=正義(ジャスティス) Ⅸ=隠者(ハーミット) Ⅹ=運命(フォーチュン) Ⅺ=力(パワー) Ⅻ=吊男(ハングドマン) ⅩⅢ=死神(デス) ⅩⅣ=節制(テンペランス) ⅩⅤ=悪魔(デビル) ⅩⅥ=塔(タワー) ⅩⅦ=星(スター) ⅩⅧ=月(ムーン) ⅩⅨ=太陽(サン) ⅩⅩ=審判(ジャッジメント) ⅩⅪ=世界(ワールド) ⅩⅩⅡ宇宙(ユニバース)


 創世固有能力(セフィラ・ユニーク)

1=王冠(ケテル) 2=知恵(コクマー) 3=理解(ビナー) 4=慈悲(ケセド) 5=峻厳(ダブラー) 6=真美(ティファレト) 7=勝利(ネツァク) 8=栄光(ホド) 9=基礎(イェソド) 10=王国(マルクト) 11=知識(ダアト) 0=無(アイン) 00=無限(アイン・ソフ) 000=無限回廊(アイン・ソフ・オウル)


 終焉固有能力(クリファ・ユニーク)

1=無神論(バチカル) 2=愚鈍(エイーリ) 3=拒絶(シェリダー) 4=無感動(アディシェス) 5=残酷(アクゼリュス) 6=醜悪(カイツール) 7=色欲(ツァーカブ) 8=貪欲(ケムダー) 9=不安定(アィーアツブス) 10=物質主義(キムラヌート) 11=欺瞞(ラメク) 0=無形(トフー) 00=虚無(ボフー) 000=闇(ハセク)


 美徳固有能力(セヴンス・ユニーク)

知識天使(ヒュミリティ) 慈愛天使(ベネボレンス) 誓約天使(テンペランス) 希望天使(ホープ) 純潔天使(チャスティティ) 救恤天使(チャリティー) 忍耐天使(パーティエンス)


 大罪固有能力(セヴンス・ユニーク)

傲慢魔王(スペルビア) 嫉妬魔王(インウィディア) 憤怒魔王(イラ) 怠惰魔王(アケディア) 強欲魔王(アワリティア) 暴食魔王(グラ) 色欲魔王(ルクスリア)


 超越固有能力(オリジン・ユニーク)

能力略奪(ザ・テイカー) 能力譲渡(ザ・アサイン) 能力保護(ザ・ガード) 能力複製(ザ・コピー) 能力創造(ザ・クリエイト) 能力破壊(ザ・ブレイカー) 能力開花(ザ・ブロッサム) 能力封印(ザ・バインド) 能力強化(ザ・ブースト) 能力昇華(ザ・アッパー) 能力編集(ザ・プログラム) 能力破棄(ザ・デリート) 能力抽出(ザ・ストッカー) 能力交差(ザ・クロッシング) 能力分析(ザ・アナライズ) 能力共有(ザ・リンケージ) 能力吸収(ザ・ドレイン) 能力付与(ザ・エンチャント) 能力回復(ザ・ヒール) 能力新生(ザ・リバース) 


 擬似人格補助(セヴンシスターズ)

全総合補助(メインパーソナル)担当ジーナ

思考処理(インターフェイス)担当ローナ

固有能力(ユニーク)担当ルーナ

限定魔法(レガリア)担当ニーナ

スキル担当ミーナ

武術担当レーナ

魔法担当ユーナ


 限定魔法(レガリア)

始原魔法 精霊魔法 龍神魔法 魔王魔法


 超越限定魔法(オリジン・レガリア)

魔法略奪(リ・テイカー) 魔法譲渡(リ・アサイン) 魔法保護(リ・ガード) 魔法複製(リ・コピー) 魔法創造(リ・クリエイト) 魔法破壊(リ・ブレイカー) 魔法開花(リ・ブロッサム) 魔法封印(リ・バインド) 魔法強化(リ・ブースト) 魔法昇華(リ・アッパー) 魔法編集(リ・プログラム) 魔法破棄(リ・デリート) 魔法抽出(リ・ストッカー) 魔法交差(リ・クロッシング) 魔法分析(リ・アナライズ) 魔法共有(リ・リンケージ) 魔法吸収(リ・ドレイン) 魔法付与(リ・エンチャント) 魔法回復(リ・ヒール) 魔法新生(リ・リバース) 


 スキル:

魔法妨害(マジックハック)Lv10 万能操作Lv10 偽装隠蔽Lv10 完全隠密Lv10 完全遮断Lv10 万能把握Lv10 万能感知Lv10 万能歩行Lv10 無心表情(ポーカーフェイス)Lv10 武ノ神域Lv10 魔ノ神域Lv10 限界突破Lv―― 歌唱舞踏Lv10 家事技術Lv10 礼儀作法Lv10 激痛耐性Lv10 コミュ力Lv10 性之神皇Lv10


 習得武術:

全黒神流武術・極伝 覇王剣技・開祖 覇王拳技・開祖


 習得魔法:

火属性魔法・神級 水属性魔法・神級 土属性魔法・神級 風属性魔法・神級 雷属性魔法・神級 氷属性魔法・神級 光属性魔法・神級 闇属性魔法・神級 無属性魔法・神級


 契約使い魔:

神殺神狼(フェンリル)・ルーエ 黒銀龍神帝(バハムート)華凛(カリン) 白金空狐・カグヤ 灼焔戦姫・コロナ 澪水戦姫・ルミナ 豊地戦姫・アスラ 飄嵐戦姫・シルト 轟雷戦姫・ライナ 獄凍戦姫・レイヤ 照煌戦姫・フミン 絶闇戦姫・ルシェ 無純戦姫・トウカ


 契約精霊:

ミネルヴァ テーテュース ガイア セレス デメテル ゼウス アテナ ネメシス ソロモン ヴェルダンディ アティリス レティシア イーリス ウリエル ミカエル ラファエル ガブリエル サリエル ラグエル メタトロン サンダルフォン ラジエル ザフキエル ザドキエル カマエル ハニエル サタン レヴィアタン ルシファー ベルフェゴール マモン ベルゼブブ アスモデウス ルキフグス アスタロト バール アドラメレク リリス ナヘマー


 精霊契約刻印:

創世刻印:神聖生命樹(セフィロト)

終焉刻印:神魔生命樹(クリフォト)

美徳刻印:七つの美徳(ヴァーチュ)

大罪刻印:七つの大罪(トリニティ)

無限刻印:精霊総刻印(エレメンツ)


 獲得称号:

特異点 イレギュラー 固有能力保有者 限定魔法使い 幼馴染みを救った者 両親を亡くした者 黒ノ武神の愛弟子 気功術の使い手 神力の使い手 気功術を極めし者 神力を極めし者 黒神流を極めし者 覇王剣技の開祖 覇王拳技の開祖 精霊使い 神話精霊契約者 三十九柱の神話精霊を従える者 神話精霊達の寵愛を受けし者 超越者 世界中に名を知らしめた者 半真祖半始祖姫の友 半真祖半始祖姫の寵愛を受けし者 魔物使い SSSランク魔物の契約者 神殺神狼を従える者 黒銀龍神帝を従える者 白金空狐を従える者 九魔戦姫達を従える者 契約使い魔達の寵愛を受けし者 白魔王の友 黒魔王の友 二人の魔王の寵愛を受けし者 武を極めし者 魔を極めし者 友を救った者 エリナの守護者 スパルタな隊長 部下に慕われし者 緋色の覇王 永遠に部下達のクロウ部隊隊長 神域に踏み入れる者 神を越えし挑戦者 創世契約者 終焉契約者 美徳契約者 大罪契約者 無限契約者 友を救った者 エリナの守護者 星天学園の時の人 苦労人 乾く事なく無限に溢れ出る性欲の持ち主


 装備:

短刀・(ミゾレ)

投擲用麻痺ナイフ×10本セット

デモンロード・グローブ

白魔王の包帯

黒魔王のベルト


 無限収納(アイテムボックス)内装備:

シルヴァリウス

バルディアス

シルヴィア

スカーレットロード・コート

ブラックロード・シャツ

ダークネスロード・ボトムス

ナイトメアロード・ブーツ

神魔王の指輪

神魔王の宝物庫Ⅱ

万華境界の腕時計



 備考:

 ※神魔邪龍眼のオート機能に設定された能力内容:

全=神魔邪龍眼:現在オート機能OFF状態

神=全知の神眼(デウス・オブ・アイズ):識別眼 鑑定眼 看破眼 真偽眼

魔=全視の魔眼(バアル・オブ・アイズ):未来視 霊視 魔力視 気力視 神力視 瘴気視 弱点視

邪=全惑の邪眼(ラグナ・オブ・アイズ):現在オート機能OFF状態

龍=全圧の龍眼(ドラグ・オブ・アイズ):威圧眼

 ※神魔邪龍眼オート機能発動条件:

この能力保有者の思考・敵対者に対して発動する。


 ※神速再生回復・早熟・瞬間完全記憶・瞬間完全習得・擬似人格補助・成長限界突破・全言語理解などの固有能力(ユニーク)はパッシブ能力なので常に発動している。また、統合されている固有能力(ユニーク)も対象に入り、これらの固有能力(ユニーク)は、どんな固有能力(ユニーク)限定魔法(レガリア)、装備効果でも解除されない。


 ※創世固有能力(セフィラ・ユニーク)は、メタトロン・ラジエル・ザフキエル・ザドキエル・カマエル・ミカエル・ハニエル・ラファエル・ガブリエル・サンダルフォンと契約・Lvが300に到達した時に獲得した固有能力(ユニーク)である。そのため、創世神話精霊と契約が切断、破棄された場合はこの固有能力(ユニーク)消失(ロスト)する。


 ※終焉固有能力(クリファ・ユニーク)は、サタン・ベルゼブブ・ルキフグス・アスタロト・アスモデウス・ベルフェゴール・バール・アドラメレク・リリス・ナヘマーと契約・Lvが300に到達した時に獲得した固有能力(ユニーク)である。そのため、終焉神話精霊と契約が切断、破棄された場合はこの固有能力(ユニーク)消失(ロスト)する。


 ※美徳固有能力(セヴンス・ユニーク)は、ウリエル・ミカエル・ラファエル・ガブリエル・サリエル・ラグエル・メタトロンと契約・Lvが300に到達した時に獲得した固有能力(ユニーク)である。そのため、美徳神話精霊と契約が切断、破棄された場合はこの固有能力(ユニーク)消失(ロスト)する。


 ※大罪固有能力(セヴンス・ユニーク)は、サタン・レヴィアタン・ルシファー・ベルフェゴール・マモン・ベルゼブブ・アスモデウスと契約・Lvが300に到達した時に獲得した固有能力(ユニーク)である。そのため、大罪神話精霊と契約が切断、破棄された場合はこの固有能力(ユニーク)消失(ロスト)する。



「「「……」」」

「……ナニコレ?え?俺、確か二週間前に小陽菜と一緒にステータス確認した時はLv260だったはずなんだが、『早熟』の能力にしては早くないか?それともそれが普通なのか?それに種族の人間の後ろに?が付いてるんだが、どう言う事?え?俺人間じゃないの?しかも(Unknown)って何これ?意味が分からん。あと異常耐性と影響耐性のパラメータが異常無効と影響無効になってるし。しかも称号のところに『星天学園の時の人』ってのが追加されてるんだが、俺はいま学校では時の人なのか?あと何だこれは?『乾く事なく無限に溢れ出る性欲の持ち主』って。侵害極まりない称号だな!まるで俺が変態みたいじゃないか!俺は決して変態でもないし、性に飢えているわけでもない!と言うかこれは称号なのか?相変わらず謎だな!?しかも、あれぇ?おかしいなぁ?Lv260のときは確か『コミュ力』とか言うスキルも『激痛耐性』とか言うスキルも、終いには『性之神皇』とか言うスキルがあるけど……ってこのスキルが原因か!?『乾く事なく無限に溢れ出る性欲の持ち主』って称号の原因はお前かーーー!?……ははっ、おかしいなぁ?この3個のスキルは前までは無かった筈なんだが、いつのまに取得してるんだ?俺は何かトラウマ的な出来事でもあった、の、かな?……。うん、あったね色々と……トラウマになりそうな事……。………………はい。とまぁ色々と初心に戻って突っ込んで見たけど、いつも通り凄い成長遂げていて何よりですね〜。いや〜、いつ見ても人外なステータスでもう、なんて言うか……はぁ、色々疲れました。……なぁ、小陽菜、エリナ。二人ともどう思う?これ。あっ、最後のスキルと一部の称号に付いてはツッ込まないで……お願い」

「……え〜っとぉ。……ごめん、フウライ君。私もどう反応すれば良いのか分からないかな。でも、相変わらずフウライ君の規格外さについては凄いと思うよ?」

「……うん。わたしもフウ君のチートステータスにどう反応すれば良いか分からないや。ごめんねフウ君」

「……いや、大丈夫だ。……気に、しないでくれ。それにしても、まさか『人間?』と種族があやふやになるなんて、何だかなぁ。それに、なんか新たに固有能力(ユニーク)も大量に獲得して更に強くなってるし、いつの間に獲得したんだろう?はぁ〜」


 俺は自分のチートもとい規格外さについて頭を抱えていると、二人に励まされた。


「大丈夫だよフウライ君。確かにフウライ君はどんどん規格外になっているかもだけど、別に悪いことじゃないと思うなぁ。それに、私達はフウライ君がたとえどんな存在になったとしても、フウライ君から決して離れたりしないよ?」

「そうだよフウ君!わたしたちはそんな事でフウ君事を怖がったり、嫌いになったりしないから安心して?だって、わたしもエリちゃんもフウ君が優しいって知ってるから」

「二人とも……。……そっか、こんな事じゃ、怖がったり嫌いにならないか。ありがとう二人とも。お陰で少しは気が楽になったよ」

「ふふっ、どういたしまして。と言っても、フウライ君にしてもらった事に比べれば、大した事じゃないんだけどね?」

「確かに!わたしも昔フウ君に助けてもらった事に比べれば、大した事じゃないよ」

「いやいや、二人は大した事を十分してるよ。だからこそ俺は気が楽になったんだから。それに、あの時のことは別に恩と感じなくてもいいって。俺はただ、あたり前のことをしたに過ぎないんだからさ。それより、そろそろ移動しないか?この後はゲーセンとカラオケに行くんだろ?」


 俺は二人にそろそろ移動しようと提案した。


「そうだね。そろそろ行こっか?フウライ君、小陽菜ちゃん、どっちを先に行きたいとかってある?」

「俺は特に行く順番はどちらでも構わないぞ?小陽菜は?どっちを先に行きたい?」

「わたしは先にゲームセンターに行きたいなぁ。その後にカラオケ行った方がいっぱい遊べそうだし。あと荷物もコインロッカーに入れたいし、先にゲームセンターがいいな」

「なるほど、小陽菜は先にゲームセンターね。エリナどうだ?」

「私もそれで問題ないよ。じゃあ、先にゲームセンターに行って、その後にカラオケに行こっか」

「了解。じゃ、行くか」

「「うん!」」


 俺たちは会計を済ませ店を出た。ちなみにLv260の時のステータスがこちら



 ステータス


名前:水火土 フウライ

種族:人間?(Unknown)

性別:男性

年齢:15歳

Lv:260

称号:神話精霊契約者(エレメンタルマスター)

生命力 :13000/13000

体力  :13000/13000

魔力  :13000/13000

気力  :13000/13000

神力  :13000/13000

筋力  :13000

敏捷  :13000

器用  :13000

物理耐性:13000

精神耐性:13000

魔力耐性:13000

異常耐性:13000

影響耐性:13000

現在状態:異常無し

※1レベル上昇時全ステータス+50上昇(隠蔽中)

※装備効果により現在全ステータス制限中

※現在神魔邪龍眼のオート機能に設定された能力が発動中


 固有能力(ユニーク)

ステータス 超無限(インフィニット)転移(ワープ) 無限収納(アイテムボックス) 無限分身 無限並列神速思考解析 自由飛翔(フリー・フライ) 自由念話(フリー・リコール) 超融合分離 七死八生 万物昇華 万物絶対(アブソリュート・)吸収(ドレイン) 万能地図(オールマッピング) 万能創造(オールクリエイト) 万能召喚(オールサモン) 全て(オール・)を繋ぐ絆(チェイン・ハート) ラプラスの頭脳 超速再生回復 早熟 瞬間完全記憶 瞬間完全習得 擬似人格補助 不可侵領域 成長限界突破 全言語理解 万象破壊 零の権能 神魔邪龍眼 全テヲ殺ス者(ラスト・スレイヤー) 全てを生す者(ラスト・リバイバー) 夜天に煌く(シュベルトフォース)魔王(ウィング)の紫天翼(・ルシファード) 万物超越強化 万物絶対切断 


 啓示固有能力(アルカナユニーク)

0=愚者(フール) Ⅰ=魔術師(ウィザード) Ⅱ=女教皇(ハイ・プリーステス) Ⅲ=女帝(エンプレス) Ⅳ=皇帝(エンペラー) Ⅴ=教皇(ハイエロファント) Ⅵ=恋人(ラヴァーズ) Ⅶ=戦車(チャリオット) Ⅷ=正義(ジャスティス) Ⅸ=隠者(ハーミット) Ⅹ=運命(フォーチュン) Ⅺ=力(パワー) Ⅻ=吊男(ハングドマン) ⅩⅢ=死神(デス) ⅩⅣ=節制(テンペランス) ⅩⅤ=悪魔(デビル) ⅩⅥ=塔(タワー) ⅩⅦ=星(スター) ⅩⅧ=月(ムーン) ⅩⅨ=太陽(サン) ⅩⅩ=審判(ジャッジメント) ⅩⅪ=世界(ワールド) ⅩⅩⅡ宇宙(ユニバース)


 超越固有能力(オリジン・ユニーク)

能力略奪(ザ・テイカー) 能力譲渡(ザ・アサイン) 能力保護(ザ・ガード) 能力複製(ザ・コピー) 能力創造(ザ・クリエイト) 能力破壊(ザ・ブレイカー) 能力開花(ザ・ブロッサム) 能力封印(ザ・バインド) 能力強化(ザ・ブースト) 能力昇華(ザ・アッパー) 能力編集(ザ・プログラム) 能力破棄(ザ・デリート) 能力抽出(ザ・ストッカー) 能力交差(ザ・クロッシング) 能力分析(ザ・アナライズ) 能力共有(ザ・リンケージ) 能力吸収(ザ・ドレイン) 能力付与(ザ・エンチャント) 能力回復(ザ・ヒール) 能力新生(ザ・リバース) 


 擬似人格補助(セヴンシスターズ)

全総合補助(メインパーソナル)担当ジーナ

思考処理(インターフェイス)担当ローナ

固有能力(ユニーク)担当ルーナ

限定魔法(レガリア)担当ニーナ

スキル担当ミーナ

武術担当レーナ

魔法担当ユーナ


 限定魔法(レガリア)

始原魔法 精霊魔法 龍神魔法 魔王魔法


 超越限定魔法(オリジン・レガリア)

魔法略奪(リ・テイカー) 魔法譲渡(リ・アサイン) 魔法保護(リ・ガード) 魔法複製(リ・コピー) 魔法創造(リ・クリエイト) 魔法破壊(リ・ブレイカー) 魔法開花(リ・ブロッサム) 魔法封印(リ・バインド) 魔法強化(リ・ブースト) 魔法昇華(リ・アッパー) 魔法編集(リ・プログラム) 魔法破棄(リ・デリート) 魔法抽出(リ・ストッカー) 魔法交差(リ・クロッシング) 魔法分析(リ・アナライズ) 魔法共有(リ・リンケージ) 魔法吸収(リ・ドレイン) 魔法付与(リ・エンチャント) 魔法回復(リ・ヒール) 魔法新生(リ・リバース) 


 スキル:

魔法妨害(マジックハック)Lv10 万能操作Lv10 偽装隠蔽Lv10 完全隠密Lv10 完全遮断Lv10 万能把握Lv10 万能感知Lv10 万能歩行Lv10 無心表情(ポーカーフェイス)Lv10 武ノ神域Lv10 魔ノ神域Lv10 限界突破LVーー 歌唱舞踏Lv10 家事技術Lv10 礼儀作法Lv10


 習得武術:

全黒神流武術・極伝 覇王剣技・開祖 覇王拳技・開祖


 習得魔法:

火属性魔法・神級 水属性魔法・神級 土属性魔法・神級 風属性魔法・神級 雷属性魔法・神級 氷属性魔法・神級 光属性魔法・神級 闇属性魔法・神級 無属性魔法・神級


 契約使い魔:

神殺神狼(フェンリル)・ルーエ 黒銀龍神帝(バハムート)華凛(カリン) 白金空狐・カグヤ 灼焔戦姫・コロナ 澪水戦姫・ルミナ 豊地戦姫・アスラ 飄嵐戦姫・シルト 轟雷戦姫・ライナ 獄凍戦姫・レイヤ 照煌戦姫・フミン 絶闇戦姫・ルシェ 無純戦姫・トウカ


 契約精霊:

ミネルヴァ テーテュース ガイア セレス デメテル ゼウス アテナ ネメシス ソロモン ヴェルダンディ アティリス レティシア イーリス ウリエル ミカエル ラファエル ガブリエル サリエル ラグエル メタトロン サンダルフォン ラジエル ザフキエル ザドキエル カマエル ハニエル サタン レヴィアタン ルシファー ベルフェゴール マモン ベルゼブブ アスモデウス ルキフグス アスタロト バール アドラメレク リリス ナヘマー


 獲得称号:

特異点 イレギュラー 固有能力保有者 限定魔法使い 幼馴染みを救った者 両親を亡くした者 黒ノ武神の愛弟子 気功術の使い手 神力の使い手 気功術を極めし者 神力を極めし者 黒神流を極めし者 覇王剣技の開祖 覇王拳技の開祖 精霊使い 神話精霊契約者 三十九柱の神話精霊を従える者 神話精霊達の寵愛を受けし者 超越者 世界中に名を知らしめた者 半真祖半始祖姫の友 半真祖半始祖姫の寵愛を受けし者 魔物使い SSSランク魔物の契約者 神殺神狼を従える者 黒銀龍神帝を従える者 白金空狐を従える者 九魔戦姫達を従える者 契約使い魔達の寵愛を受けし者 白魔王の友 黒魔王の友 二人の魔王の寵愛を受けし者 武を極めし者 魔を極めし者 友を救った者 エリナの守護者 スパルタな隊長 部下に慕われし者 緋色の覇王 永遠に部下達のクロウ部隊隊長 神域に踏み入れる者


 備考:

 ※神魔邪龍眼のオート機能に設定された能力内容:

全=神魔邪龍眼:現在オート機能OFF状態

神=全知の神眼(デウス・オブ・アイズ):識別眼 鑑定眼 看破眼 真偽眼

魔=全視の魔眼(バアル・オブ・アイズ):未来視 霊視 魔力視 気力視 神力視 瘴気視 弱点視

邪=全惑の邪眼(ラグナ・オブ・アイズ):現在オート機能OFF状態

龍=全圧の龍眼(ドラグ・オブ・アイズ):威圧眼

 ※神魔邪龍眼オート機能発動条件:

この能力保有者の思考・敵対者に対して発動する。


 ※超速再生回復・早熟・瞬間完全記憶・瞬間完全習得・擬似人格補助・成長限界突破・全言語理解などの固有能力(ユニーク)はパッシブ能力なので常に発動している。これらの固有能力(ユニーク)は、どんな固有能力(ユニーク)限定魔法(レガリア)、装備効果でも解除されない。



 以上である。



「よし!じゃあ、ゲーセンに行く途中で荷物をロッカーに預けて行くか。ん?二人ともどうしたんだ?立ち止まったりして。何かあったか?」


 俺は後ろで立ち止まり、顔をうつむかせている二人に声を掛けた。


「ね、ねえフウ君。わたしたちって、今日一日は、恋人同士って設定、だよね?」

「!?……あ、ああ。そうだな。えっと、それがどうしたんだ?」

「フウライ君、恋人同士って、手を繋いだり、したりするよね?でも、フウライ君は今、両手が私達の荷物で塞がってる、でしょ?だから……。その、手の代わりに、フウライ君の腕を、握っても、いい、かな?」

「あ、ああ、なるほど。そういう事なら、別に構わないぞ?た、確かに恋人同士は手を繋いだり、腕を組んだらてるよな。分かった。二人とも、俺の腕を掴んでもいいぞ?」

「……うん。ありがとう、フウ君。……じゃあ、握るね?」

「……えっと、その。フウライ君、失礼します……。」


 二人はそう言って俺の腕を両手で握ってきた。握った時に二人の身体が少し密着してしまった。その時の感触は言わずもがな、思わずドキッとしてしまった。小陽菜の決して小さい訳ではない美乳が俺の左腕に触れ、また、エリナはハーフエルフだからなのか、エルフ族には珍しい巨乳の持ち主で、俺の右腕が至福の空間に埋もれてしまった。


(や、ヤバイ!二人の身体の感触が……!耐えろ、俺の理性!マジで耐えろ!煩悩退散!煩悩退散!頼むから俺の獣よ、鎮まってくれ!)


 俺は、自分の理性よ何とか保ってくれと思いながらゲーセンとロッカーに向けて歩いていた。ちなみに二人のことをチラッと見たら、案の定二人は湯気が出るんじゃないかと思うくらい、顔を真っ赤にしていた。いくら今日一日恋人同士のフリをしているとは言っても、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。そんな事を考えながら、俺たちはゲームセンターに向かった。

ステータスを書くのって大変だと実感しました。

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