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こちら異世界移民局!~転生・転移チートを許さない世界の物語〜  作者: ひろほ
第四章 まったり恋バナ公務員。
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黄昏ガールズトーク

スマホからの投稿

「ど、どうしたんです?」

「なんか有ったわよね! そーゆーの!」

「夜間実地研修です先輩!」


本当にこの人はそういうの覚えないなぁ……。


「ああ、来週ありますよね、普段夜勤に入らない人間も、対応できるよう復習がてら行う研修ですね」

「それに、レイを連れていきましょう!」

「ですね!」

「ごめんなさい、ちょっと話が見えないです」


星空の下、手取り足取り教えてもらい、ついつい距離が近くなる二人。

夜の雰囲気と相まって、しっとりと大人の時間が始まる。


ーーーーーーって、あの二人には無理だな……。


「……先輩、ちょっと妄想したんですが、あの二人には多分無理そうです」

「妄想? 想像じゃなくて妄想?」


いや、別に先輩と過ごすことをついでに妄想していた訳では全く無い。

ただ言い間違えただけ。うん。


「レイさんが係長に対して、素直にものを教わるとは思えません」

「確かに……」

「え、レイさん? レイさんて保護局のレイさん? 係長ってうちの係長?」


このようにして下さい→こうでもええのか?→ダメです→何でや?→ダメだからです&理詰め→ムキー! ってなるのが目に見えてる。


「下手したら険悪になるかもしれません……」

「レイももうちょい可愛げが有ればいいのに……」

「何、レイさんって係長狙ってるの? 意外」


いや、可愛げはあるのだ。

ただ、係長に対しては壊滅的に見せないだけで。


「じゃあどうします? やはり、次の講習会まで待ちますか?」

「機会は多い方がいいのだけれど……」

「あの、何となく分かってきたのですが、この作戦には他に問題があります」

「他にもあるの!?」

「あ、良かった、相手にしてくれましたね」

「流石ヤスモトさん、鋭い視点をお持ちです」

「えー……。そもそもの話なんですけどねぇ……」

「それで、問題とは一体?」


ゴクリと喉が鳴る。


「外部の局員は参加出来ませんよ?」

「!?」


ーーーーーーしまった!

ロマンに釣られて、うっかり忘れてしまった!

なんでこんな初歩的なことを。

朝まで一緒に過ごす、というエロさを感じるフレーズに頭が支配されてしまったせいだ。


「大丈夫よ」


そんな衝撃的な事実に、先輩はこともなげにそう言った。

その姿、まさしく勇者のそれである。


「ねじ込むから」


え、結局力技なんです??

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