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第16話 起こり

次話投稿は明日になりそうです。

 ヌルが腕に抱えていたもの。

 それをよく見ると、先端が五つに分かれていて、真ん中あたりには変な折れ目が入っている。

 緊急時に何を持ってきたのかと考えていると、それが人間の腕に酷似していることに気が付いた。


 「ヌル。それは?」

 「昨日言っていただろう。右腕の代わりだ」


 ヌルが差し出してきたそれは、腕の内部構造が丸見えになった、骨組みと装置がむき出しとなっている機械の腕だった。

 人間の骨に外骨格が装着され、内側には様々な管、チューブが犇めく様に収まっており、一種のまがまがしさすら感じた。


 「外装を纏う時間はない。こっちにこい」


 俺は右肩口をヌルの方に差し出す。

 攻撃を受けてから最低限しか直していない服、その肩部分をたやすく引きちぎるヌル。

 露になった右肩口に、機械の腕を手際よく取り付けていく。

 

 新しい右腕が与えられるというのに、俺はレグシズの戦いを見つめていた。

 久々に全力疾走したであろうレアンは息が切れており、かろうじて敵の攻撃を回避しているようで、レグシズは一発逆転を狙っているのか、魔物とにらみ合っている。

 

 「……魔物族(モンスター)魔蟲種(インセクト)、しかも蟷螂類(マンティス)か」

 

 ヌルが妙なことを話すので、直感的に問い返してしまう。


 「モンスター?インセクト?マンティス?」


 すべて英語だ。

 理外権能の〔解析〕は分かりやすいように言葉の意味を伝えてくれるが、だとしたら日本語で魔物、虫、かまきりと教えてくれるはずだ。

 なのになぜ、と考えていると、今のが権能による翻訳ではなく、ヌルの言葉だと気づいた。


 いや、彼女の言語変換が間違えている可能性も否定できない。


 確固たる根拠が見つからないまま仮説を立てるのはよくない。

 疑問を放っておいて、戦いに集中する。


 レグシズは瞬時に攻撃を紙一重で避けると、間合いを図る。

 刀を構え、何かを伺っているようだ。


 「あれは、魔物。

 その中でも、虫型の魔物をインセクトと呼び、インセクトの中でも手が鎌型になっている個体をマンティスと分類している」


 俺の疑問にしっかりと答えてくれるのだが、俺はその時二人の戦いに意識を割きすぎるあまり、耳に届いていなかった。


 レグシズは魔物の間合いに入り、間合いを踏み越えて刀を赤く発光させた。

 それがこの世界における何らかの力を扱ったことに心躍りそうになるが、緊張感が浮かれた思いを叩き潰してくれた。


 常人ではありえないほどの高さまで跳躍し、振り下ろしている鎌の根元を断ち切った。


 おそらくあれは、レグシズの巣の身体能力ではあるまい。

 そうであれば、あのマンティスとかいうカマキリの攻撃など読まず、身体能力を活用した正面戦闘で既に葬っていただろうからだ。


 「あっ!」


 鎌を切り落とすだけではひるまなかったのか、カマキリは残っている右の鎌を振りかぶった。


 

 「よし、いけるぞ!」


 ヌルのその声が、陸上の選手が走り出す合図のように思えた。

 剣を忘れてその場から走り出した俺は、技後硬直なのか動けないレグシズ向けて、全力で地を蹴り飛ばす。


 ––––––––––––––––––あと5mもある。間に合わない。


 直感的にそう感じ取った俺に、ほぼ同時に思考が迸った。

 

 –––––〔分解〕によって生成された理外素は、あらゆる干渉を受けない。

 ––––––ならば、レグシズが攻撃を受ける箇所。

 そこを〔分解〕し、即座に〔再構築〕すれば–––––。


 そこまで考えて、しかし失敗するかもしれない不明な点が出てきた。

 けれどそれを検証する時間などない。

 ここはかけてみるしかないのだ。この運否天賦の丁半博打に。

 しかし、だからこそかける価値がある。


 成功すれば、誰も傷つかずに済むのだから。


 俺は無意識的に左腕をレグシズさんに翳し、攻撃が当たる場所を予測する。

 ……いいや、予測ではだめだ。完璧に知悉していなければ、間違えれば人が死ぬのだ。

 とはいえ、攻撃の受ける場所を完璧に予測することなどできない。

 間違えれば、俺がこの手でレグシズさんを殺してしまうかもしれない。

 なにか、絶対に間違えず、攻撃の軌道を予測する術はないのか。


 そこまで考えて、一つの考えが生じた。

 ––––––––––––––––––理外の力には、空間や時間を無視して存在するという性質から考えれば……。


 "これからレグシズが受ける攻撃"の軌道を〔解析〕することも可能ということになる。



 瞬時に爆ぜた秒未満の思考。

 それは、レグシズが今から受ける攻撃の道筋を〔解析〕し––––––––––––––––––。

 その道筋を、瞬時に掛けめぐる思考に置いてけぼりにされないよう––––––––––––––––––正確に〔記憶〕した。

 そう、これが、俺が初めに選んだ、最後の権能〔記憶〕である。


 この権能の効果は「対象を定め〔記憶〕する」というもので、正確に〔記憶〕された軌道をもとに、レグシズの体の一部を〔分解〕し……そして〔再構築〕した。


 「な、なにが」


 レグシズの身体を正確にとらえた鎌は、その体を両断していく。

 しかしその部位は〔分解〕され、理外素となっているがゆえに、干渉されることは無く。

 レグシズの体(正確には〔分解〕され、干渉を受け付けない理外素となった状態の部分)を大鎌は透過した。

 そして、彼の肉体と綺麗に接合するように〔分解〕された部分を〔再構築〕する。


 念じたとおりにレグシズの身体は元通りになり。

 彼は体をぶつ切りにされたにもかかわらず、痛みがやってこないことに驚いているようだ。


 危機は乗り切ったが、つづく二連撃目で同じ攻撃がされたのなら。

 俺はきっと、同じように防ぐことはできない。

 その理由は、先ほど権能発動で消費した認識の体力……いわば、思考力のようなものが回復しきっていない……からだと思う。

 理外権能は、発動させる際の「何かを対象に定め、発動させる」という思考を組み立てる際、それ自体に精神力や集中力を大幅に割り当てなければならない。

 そして、その際に消費した精神力、集中力の低下により、精神的な体力がごっそりと持っていかれる。そのせいで、今は権能を発動させたとしても精度が低くなるか、それともそもそも発動しなくなってしまう。


 次が来る前に、複雑な権能使用を控えながら、レグシズと魔物に間合いを取らなくては。


 「せあああアッ!!」


 俺はまたも迸る思考で、ある結論に至る。

 〔分解〕され理外素となったものは、あらゆる事象の元となる性質を持つ。らしい。

 あらゆる事象……その限界がどこまでなのか、あるいはその、"あらゆる"とは本当にすべてを差しているのか定かではないが、もしかすると。


 先ほどのレグシズの動き、あれを真似できるのではないか。


 足の速度を緩めないままに、俺は思考力を消費して権能を発動させる。

 レグシズの動きには、まるで刀に引っ張られているように感じた。


 もしかするとあれは、刀に推力を生じさせているのではないだろうか。


 そう仮定するならば……。


 手元に手製の剣を〔分解〕〔再構築〕して引き寄せ、それを右手で握る。


 ……理外素を推力として剣に……いいや、全身に推力を〔再構築〕するッ!


 そう唱えた途端、全身に圧力が発生するのを感じた。

 踏みしめる一歩、一歩がその速度を増していく。

 景色が拡張されるような感覚の中、しっかりと意識を保ちながら、剣を握る腕に力を込める。


 加速された体は、瞬時に師匠の前へと滑り込む。

 そのまま右腕にあらん限りの力を込めた。

 俺の意志に応えるかのように、ウオォォン!と唸りを上げる義手。

 

 義手に握られた剣は、風を切る音と共に鎌を捉え、太刀筋が吸い込まれるように、剣を振るった。


 ガギィン!という金属音と共に、俺と蟷螂の間のちょうど中心に、互いの刃の接点が生じる。


 せいぜい受け止められるくらいか?と切り返しを放った鎌を受け止めた。

凄まじい力を感じる右腕と、その右腕を支える身体全身に重力が倍になったような圧力を感じる。

 

 転ばないように膝をつき、更に右腕に力を込める。

 それでも体重が乗る鎌は、徐々に刃の接点を俺の方に近づけてくる。


 通常の俺なら、こんな化け物に力勝負で釣り合いことなどあり得ず、ヌルの義手がそれを可能にする驚くべき膂力を俺に与えている。

 たが、あくまで義手のみにその力が宿っているわけであり、その手を支える体が未熟なせいで、こうしている間にも、刃はこちらに距離を縮めつつある。


 今の肉体で出せる筋力はこれが限界だ。

 汗が滲み、血管が浮かび上がる。

 顔が激しく歪み、鼻の毛細血管が切れ、血が吹き出る。

 本当に、これ以上は力を出せない。


 だが、思考全てを投げ打っているわけではない。

 俺にはまだ、この状況を打開する手段がある。


 これまで〔分解〕してできた理外素を全て、剣に推量として〔再構築〕する。そう念じた。


 これでもう、殆どの思考力を使い切った。

 あとは、任せるだけだ。


 周囲に理外素が仄かに輝き、輝きの粒子が剣に収束され。

 ガクン。と何かが変わった。


 首筋まで迫った刃が、徐々に押し返していく。

 膝が地面から離れ、それでも力は収まらず。

 気づけば中心地点までに距離は押し戻されていた。

 

 「は…はああぁぁぁぁぁぁッッ!!」


 収まることを知らない力は、漲り溢れて止まない。

 体を捻り、踏み込み、その力全てを剣に伝える。


 ピシッ。


 ––––––––––––––––––その音は、剣にヒビが入った音。


 仕方ない。いや、逆だ。

 こんな圧力に耐えて、推力にすら負けなかったのだ。

 よく頑張ってくれた。ありがとう。

 名前もつけてやれなかった剣にそう語りかけ、最後の仕事を任せた。


 「ぜアアァァァァッ!!」


 ひび割れても尚、木の補強部分が強靭な粘りを見せた。

 その、剣の意志を汲み…そのまま全力で、剣を振り抜いた。


 「何っ!」


 横でレグシズが驚嘆をあげる。

 それも無理はない。たかが背丈170cmほどの人間が、2メートルを超える巨大カマキリを吹き飛ばしたのだから。

 しかし、こちらの手に握られた剣の中腹から切っ先にかけてぽっきりと折れてしまっている。


 宙に弾かれたカマキリ。

 もちろんだが、死にはしないだろう。

 そもそもヌルも、俺一人で敵を凌駕し得るなどとは考えていない。

 あくまで俺は、機会を作るための駒。

 そう役割を与えられたのだから、それに徹するだけだ。


 では、誰が魔物を討伐するのか。

 ふり絞った意志力で〔解析〕した結果、レグシズにはもう魔力はほとんど残っていない。

 きっとあの一撃で使い切ったのだろう。

 では俺が倒すのか?いいや、俺はもう動けない。


 じゃあ、俺の作った隙は無駄になるのか?

 いいや、それも違う。


 彼女がいるのだ。


 いつの間にか、後方から眩い光を感じる。

 それは一層輝きを増し、そして放たれた。


 ◆◆◆


 私は見た。

 流星の如き速さで駆け寄り、巨大な鎌を受け止め、そしてはじき返したのを。

 さらには、はじき返したまま、魔物の身体を宙に浮かせるほどの力で、吹き飛ばした。


 祖父の身体が刃に捉えられた時、その体は両断されることは確実なのだと認識した。

 またしても家族を失うのか。両親も、兄弟も目の前で殺された私に、祖父まで奪うのか。


 そんなことは認めない。

 だが、今の自分に祖父を守るほどの力はない。

 また、あきらめるしかないのか。あの時と同じように。


 だが、祖父の体の一部が青い光に包まれ、その攻撃が何故か効かなかったことを知り、その理由が何故かなどどうでもよかった。

 今はただ、祖父と、彼。昨日出会ったアルナレイトという人が作ってくれた機会を、逃すわけにはいかない。


 呼吸を整えることに割いていた余力をすべて、戦う力へと変える。


 久々に握る愛刀は重く、使ってもらえなかったことに拗ねているようだ。

 

 (ごめんね。これからはまた、いっぱい使ってあげるから)


 そう心の中で念じると、ほんの少し、手になじむ感覚が戻ってきたような気がする。

 刀を下段に構え、走り出すために姿勢を低くする。


 一歩踏み出そうとしたところで、ヌルという少女が駆け寄ってきた。


 「待て!」


 ヌルに向き直ると、彼女は息が切れる様子もなく、ことの説明を始めた。


 「時間がない。今は手早く説明する。

 レアンの体を蝕んでいた魔力回廊の暴走。

 あれは、レアンの身体にある魔力回廊が成長しすぎるあまり、魔力が制御できずに起きていた現象だ。

 痛みが続く間、魔力回廊は急激な成長を続け、それを半年耐えたレアンは、只人種(ヒューマン)の中ではかなりの成長を遂げているはずだ。それこそ、英雄に匹敵するほどの。

 今のレアンなら、たとえ只人種(ヒューマン)だとしても、一撃で魔物を葬れるはずだ」


 ヌルはちいさい手で私の手をぎゅっ、と握る。

 どうやら、あの痛みに耐え続けた結果、私の肉体に存在する魔力の生成源が大幅に成長を遂げていたらしい。

 今はそんな感覚はまるで感じない。


 「本来訓練せねば扱えぬ力だ。レアンの身体を壊すかもしれない……だが」


 続く言葉が私を気遣うものだとわかった以上、時間を急く今はその気持ちだけを受け取る。


 「私が戦えるのならば……すまない」

 「いいんだよ。それじゃっ、行ってくるねっ!」


 刀を握り、そして走り出す。

 魔物は地面に打ち付けられ、怯んでいるようだ。

 あの巨体が地面に衝突したら、体のどこかにある魔結晶にも振動が伝わったからだろう。


 機会は今しかない。

 一撃で、あの魔物を葬らなければ。


 私は呼吸を整え、立ち昇る自分の魔力に意識を向ける。

 

 ……すごい。本当に、魔力量が増えてる。自分でも信じられないくらいに。

 それに加えて、精密に操作もできる。

 

 自分の身体から生成される魔力。そのすべてを握る刀へと集約させていく。


 「魔纏戦技(エンチャント・アーツ)……ッ」


 そして、その魔力に意思を伝える。

 祖父から教わったのは、魔力に乗せる意思には刀による斬撃の、どういった面を強化するのかというものだけだった。

 最初は、その強化以外はできないのだと思っていたが、最近になって、それだけではないと気づいた。

 魔力によって強化できるのは、重さ、速さ、鋭さなどいろいろある。

 しかしそれらとは異なるもので、私が鍛錬の末に手に入れたのは、もう一つの側面だった。


 それは、軌道。

 刃の道筋を自分で定め、それ通りに刀を動かすのだ。

 これは、速さの面を強化する際、その向きなどを決めて自在に飛び回る祖父の物と違い、如何なる軌道であっても自分で設定することができる。

 

 剣に纏う魔力に意思を伝播させる。

 重さを、速さを、鋭さを……そして、軌道を定める。


 その軌道は、魔物の身体の中心線。

 魔物の弱点である魔結晶は、必ず中心線のどこかにある、そう祖父から聞いたことがあるからだ。


 狙いを定め、軌道を思い描き、そして、放つ。


 「せいやああぁぁぁぁ!!!」


 裂帛の気合とともに、まだ4m以上もある間合いに踏む込むべく、強く地を蹴った。

 直後、刀が見たこともないほど深い赤色に輝き、私の身体を飛翔させた。


 思い描く道筋のまま、地に伏せる魔物の体に根元まで刃が入り込む。


 「キシャア!!!」


 大声でわめく魔物の身体を蹴り、さらに腕へと力を込める。

 刃は再び加速し、今度は自分の身体能力も乗せた速度となる。


 「やあぁぁぁぁあっっ!!!!」


 硬い外骨格などまるで無視するかのように、その赤く輝く刀身は。

 たやすく––––––––––––––––––魔物を縦に両断したのだった。


 振り払った刃の魔力を分散させ、鞘に刀を戻した。

 キン、という音が満足げに聞こえ、機嫌を直してくれたのだろうかと安堵する。


 2m以上も余計に跳躍したために、振り返って魔物の姿を見る。

 体からは魔力が漏れ出しており、撃破に成功したのだと再確認する。

 手ごたえはあったのだが、それが勘違いで後ろからざくり。なんてことがあっては笑い話にもならない。


 斬撃の威力が地を抉ったのだろう。

 めくれ上がった地面が、魔力によって強化された威力を如実に表していた。

 以前の私では、刀で石を切ることすらできなかったのに。


 自分の魔力が起こしたことに驚いていると、三人がこちらに歩いてきていた。


 「いい一撃だった」

 「同感だ」

 「すごかったよ……ほんと」


 皆が思い思いの感想を口にしている。

 なぜかそれに恥ずかしくなり、目を背ける。

 

 「それでは、帰ろうか。皆、怪我はないか?」


 と、村の方向を向いた時だった。


 「あがッ」


 という声とともに、アルナレイトがその場にへたり込んだのだ。

 頭を押さえ、必死に何かに耐えている。

 その様子が心配になり、急いで駆け寄る。


 「大丈夫?」

 「だい、じょぶ」


 うつむき険しい表情をするアルナレイト。

 その直後、気を失ったかのようにその場に倒れた。


 「わ、どうしよ……っ!」


 祖父も動揺している中、ひとり、幼い少女だけが動じずに冷静だった。


 「慌てる必要はない。きっとキャパシティオーバーだろう」


 聞きなれない単語を言いながら、アルナレイトのことを軽々と両腕で抱えるヌル。

 彼女は何者なのだろうか。


 今思うと、私を蝕む症状に対して最適な治療法を施したり、痛みを感じさせなくしたり。

 これは一度、話を聞いてみる必要がありそうだ。


 そんなことを考えながら、帰路をたどることにしたのだった。

お読み頂きありがとうございます!


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