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転生したらアンドロイドになっていました・・・お仕事しないと駄目ですか?  作者: 踊れ乳酸菌
ミッションスタートですか・・・そうですか・・・
5/19

社蓄 対話し自覚する。

前話に数ヶ所ミスがあったのでなおしました。


あと災害と記載していましたが大変動にかえました。

気がつくと見知らぬ天井が見えた。起き上がるとまた真っ裸のまま寝かされていたらしい。


どうやってここまで運んできたんだ?いやその前に・・・俺は俺だよな・・?最護 衛でいいよな?アンドロイドってなんだよ!!ふざけんな!!


思わず涙が出る。ロボットが出せるはず無いよな?


うつむいていると、頭のなかに声が響く。


『オハヨウゴザイマス、最護 衛、ワタシハ サポートAI CO-156、コレヨリ アナタヲ サポートシマス』


ビックリして飛び起き、辺りを見渡すが誰も居ない。


『ワタシハ最護 衛、アナタノナカニ、クミコマレテイマス』


「ふざけんな!出ていけ!!」


『アリスヨリ、最護 衛ヲ サポートセヨ ト命令サレテイマス、イマノ命令ハ拒否シマス』


アリスの名前が出て、ビビりまくるが虚勢をはる

「あのやろうは何処だ?」


『アリスハ 開発室ノメインルームニテ、最護 衛ヲ マッテイマス』


「誰が行くか!ばーか!」


『・・・アリスニ アワナイト 服ガ貰エマセン』


おのれ!!汚いな!!!


『アリスニ アワナイ理由 回答求ム』


ちっ、だってあいつは俺がアンドロイドで俺の記憶をエラーだと言いやがった!


『・・・最護 衛、アナタガ アンドロイドナノハ 事実デス』


ちっ、こいつもか・・・おい・・・俺しゃべっているか?


『回答 イイエ、思考ヲヨミトリシテイマス』


・・・・・やめろ!勝手に人の頭のなかを除くな!!


『・・・現在対話ガ必要ノ為、拒否シマス』


はー・・・まじで人生詰んだ感が出てきた。まじでアンドロイドなんだな俺。


『ワタシハ 最後マデ サポートシマス』


はー・・ありがたくねぇー・・なるようになるしかないのかー。


『頑張りましょう、メインルームは部屋を出て突き当たりを右に行った正面です』


サポートAIの先導によりアリスの元に向かう。


部屋に入るとモニターからアリスが表示される。


『・・・・最初に謝罪します。貴方の記憶分野・・・いえ心臓部や肉体及び思考回路など隅々まで検査させていたたぎました、結果エラーは有りませんでした』


「え?俺人間ってこと?」


『いいえ、紛れもなく体はアンドロイドです、貴方はガードナー博士が作っていたアンドロイド GR-300です、スキャンデータとガードナー博士の論文と未採用の設計図から導きだしました』


「誰だよ、それ」と呟くとアリスは説明をしだした。


ガードナー博士とは、人工知能やロボット力学などを先行して、アンドロイド開発に大きく貢献した第一認者だったらしい。

この惑星ヘリオリアについてからは、どれだけ人間に近く出きるかをメインに研究していたらしい。


博士は個人の研究室を持っていたので、俺が目覚めた部屋はおそらく研究室だろうと。


「じゃー、アンドロイドじゃねーか、期待させやがって」


『・・・ですが、ガードナー博士の研究は完成していません。・・・AIが完成していないんです、貴方にはAIプログラムが記憶されていませんでした』


「・・・で?何が言いたいの?」


『記録されているのは、地球という星の日本で生まれた最護 衛の記憶だけでした』


「・・・すげー嫌だけど、作られた記憶の可能性は?」


『・・・在りますが、おかしいのです、地球という星は現存します、・・・我々の創造主たる故郷からもヘリオリアからも数十億光年の距離に位置してるんです』


「ちょっと意味がわかりかねるんですが?それで?」


『創造主達は地球のことを「ラビス」と呼びます、そして貴方の記憶にある生活の記録などもあまりにも私が知っている人間の生活から文明が離れすぎています、記憶を作るにしてもそのような非効率的なことはしません、そして崩落した施設では再現不可能です』


「結論よろしく!!!!!」


『したがって貴方は地球の日本人、最護 衛の記憶を持っていると過程しました』


「いえっす!!!!お前いいやつだな!!」


良かった!やっぱり俺は俺だったんだ!てことは、なんらかの理由でアンドロイドになったってことか。というか、事故で死んで転生か?わからんがな。人間じゃないのは嫌だけど、まずは俺が俺ならそれでいい。


『この結論に到達するまで20日かかりました。全くの原因はわかりませんが、貴方を個人として認めたいと思います、そして貴方にサポートAIを入れたことを事後報告にして申し訳ありません』


「20日ってどんだけだよ、まあいいけど、それよりなんでだよ、わざわざサポートAIなんていれたんだ?」


『貴方は身体機能を正常に動かせません、プログラムが無いのでサポートがないとエネルギーの補填も難しいでしょう』


「・・・生きるためならしょうがないのか」


『それと我々のことや惑星ヘリオリアについて学習サポートにもなります』


「なんだか至れり尽くせりで怖いんだが・・・」


『・・・・統合型上級パーソナルAI アリスとして、アンドロイド 最護 衛に指令(ミッション)を出します』


「拒否します!!!」


だれがやるか!!


『拒否権はありません。拒否行動を行った場合、サポートAIが貴方を強制終了し記憶抹消します』


「ほんと・・・お前くそだな」


少しでもいいやつと思った俺の気持ちを返せ。


『・・・本当に人間の記憶と心なんですね・・・いいですね』


「そりゃどーも、はぁー・・指令って?無茶なことはできねーよ」


『第一指令は、戦艦サーシャの状況確認と周囲の確認及び資材確保、第二指令は、他の戦艦の状況確認と生き残りの確認、第三指令は、ヘリオリアの全体の環境確認と生態の確認を命じます』


バカなのかな?アリスは。

「バカなのかな?アリスは」


やべ、心の声が漏れた。


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