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第46話 射撃大会からの大ピンチ

 登場人物紹介


アメリ・・・異世界転生者、脳筋野郎2


サオリ・・・異世界転移者、お調子者


リオ ・・・魔法剣士、脳筋野郎1


セナ ・・・賢者、守銭奴


カイエン・・冒険者ギルド長、悪徳代官

 しばらく進むと、ビッグバット4匹が空から向かってきた。


「来たよ。サンダービーム!」


 リオが呪文を前倒しで唱えていたサンダービームを撃ったが惜しくも外れた。


 リオのサンダービームに驚いたビッグバットは四方に散らばった。


「サンダービーム!」


 セナのサンダービームが何とか当たり1匹が池に落ちた。残りの3匹は散り散りに飛んでいたが、やがてオレ達に向って飛んできた。


「サンダービーム!」


 オレに向って飛んできた1匹を十分に引き付けてから、オレはサンダービームを撃った。見事に当たりビッグバットは通路に落ちた。


「サンダービーム!サンダービーム!」


 残りの2匹はサオリが十分に引き付けてからのサンダービーム連射で仕留めた。


「あっ。また、池に落ちたね。どうする?」


 池に浮かんだ3匹のビッグバットを眺めながらリオが言った。ここでオレはさっきの宝箱に入っていた武器を思い出した。武器の中にロープの付いたモリがあったのだ。


「リオ。さっきの宝箱に良い物入ってたよ。」


 オレはアイテムボックスからロープ付きのモリを一本取り出した。


「アメリ。その武器使ったことあるの?」


 リオが聞いた。


「使った事はないけど、使い方は知ってるよ。こうやるんだよ!」


 オレは思いっきりモリを投げた。モリは見事にビッグバットに突き刺さった。モリの先には返しが付いているのでロープを引くことでビッグバットを回収できた。


「え!凄いじゃない。アメリは池ポチャの回収係に決定ね。」


 モリをしげしげと見てリオが言った。


「池ポチャじゃなくても回収係だけどね。」


 オレはアイテムボックスにビッグバットを回収しながら言った。何回か失敗しながらも残り2匹も回収できた。


「ただ今の成績はリオ0、セナ1、オレ1、サオリは2匹当てたけどハンデが3あるからー1ね。」


 ビッグバットを回収するとオレは一息ついてから言った。


「2匹も当てたのにマイナスて何よ。当ててないリオよりも下ってなんか納得いかないな。」


 サオリが文句言ってきた。


「まあ。まあ。それだけ、サオリさんが凄いって事よ。次2匹当てればオレとセナに並ぶじゃん。」


 オレはサオリをなだめた。サオリは渋々従った。


 さらに歩くとビッグバット4匹がまた襲ってきたが、オレとサオリのやり方を見ていたリオとセナは今回は十分に引き付けて撃ったのではずさなかった。オレとサオリも当てた。スコアはリオ1、セナ2、オレ2、サオリ0になった。


 しばらく進むと今度はビッグバットが3匹飛んできた。


「サンダービーム!」


「サンダービーム!サンダービーム!」


 リオとサオリの二人がビッグバットが近づく前にサンダービームを撃った。


「あんたら、もっと引き付けてから確実に当てなさいよ。全部当たったから良いけどさ。これで全員2で並んだね。」


 オレはモリで池に落ちたビッグバットを回収しながら言った。


 ビッグバットを回収した後、オレ達は上空と池の中を警戒しつつ進んだ。


「止まって。何か大きな物がいるわ。」


 リオがみんなに警告を発した。


 リオの言うように大きな黒い物が前方の天井ににいた。薄暗くて良く見えなかった。オレは鑑定をしようとしたが。


「サンダガビーム!」


 リオがオレの指示を待たずにサンダガビームを撃った。


 ビッグバット2匹がサンダガを受けて落ちた。しかし、同時に無数のビッグバットが飛び立った。大きな魔物に見えたのは無数に集まったビッグバットのかたまりだったのだ。無数のビッグバットがオレ達を襲ってきた。何匹いるのかもう数え切れなかった。


 やばい。いくら弱いビッグバットでも数が多すぎる。オレ達美少女戦隊もこれまでか。リオのバカ。地獄で恨んでやるから。












 わたしは底辺という深海にに這いつくばる飢えた深海魚です。あなた様のブックマークと評価と言う餌をもらえばいつかこの深海から這い上がれる気がします。どうか哀れな深海魚にポイントをください。神様(読者様)。お願いします。

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