第235話 ナンバー3は誰?
私はイサキ。こう見えても故郷のジパンでは一二を争う冒険者だったのよ。自称だけどね(笑)。
でも、勇者の一族の家系に生まれて幼い時から鍛えに鍛えられて実力をつけて、勇者様の再来かと言われていたのは紛れもない事実よ。
天才だ天才だと誉めたてられていい気になっていたんだ。でもじいちゃんから聞いた初代の勇者様の実力は私なんか足元にも及ばないものだったわ。くそじじいが私に敵わないもんだから負け惜しみで言っているんだと最初は思っていたんだ。だって修行しても修行しても私の実力はこれ以上に伸びなかったし、ジパンナンバーワンとかって言われたじいちゃんよりも私の方が強いんだもん。私は実力を極めたから初代の勇者様にだって負けないと思っていたのよ。
そんなある日、私の元にとんでもないうわさ話が舞い込んできたわ。なんとあのシードラゴンをやっつけた冒険者が西の大陸にはいるって。ジパンではシードラゴンは海龍と呼ばれていて、それはそれは恐れられているのよ。大体龍を倒そうなんて発想はジパンの人間には無かったわ。海龍、陸龍、空龍、どれを取っても天災級の魔物だわ。本当に天災なのよ。人類にはできる事は逃げるしかないのよ。そう教えられてきたし、そう思ってきたわ。それをやっつけた冒険者がいるって?私には絶対に不可能だけど、初代の勇者様ならできたかも。つまり、その冒険者は初代の勇者様に匹敵する実力者って事ね。私はやっぱり井の中の蛙だったのよね。この小さな島国にいてはこれ以上強くはなれないわ。そう思って私はジパンを発ったの。私の一族には修行の旅に出て腕を磨くと言う慣習があったから、家族にも反対されなかったわ。あ、お母さんだけは反対していたけど。
長い船旅を終えて、やっと西の大陸への玄関口イーラム国のペグーに着いたわ。西の大陸に渡る前にペグーの町にはしばらく腰を落ち着けようと思ってたの。物見雄山の旅でも急ぐ旅でも無いからね。修行を兼ねてペグーの町のダンジョンにでも潜って、旅の路銀を稼ごうと思ってたのよね。
宿の人に冒険者ギルドまでの地図をもらったけど、どうも私って方向音痴なのよね。しかもペグーの町って道がごちゃごちゃしてるの。すぐに道に迷ったわ。
そんな時、宿の人の言葉を思い出したの。町の中で一際大きな建物だからすぐにわかるって。そんな大きな建物なら上から見たらすぐに分かるじゃないの。私って天才。武空術を使ってすぐに空を飛んだわ。外国で空を飛んだりして目立ってまずいかとも思ったけど、ベールで顔を隠してるから大丈夫よね?
空を飛べるってやっぱり良いわ。冒険者ギルドもすぐ見つけちゃったし、気持ちも良いわ。気持ちが良いから、ゆっくりと空の散歩を楽しんでたら、アメリとサオリに見つかっちゃって今に至ったわけよ。
驚くことにアメリとサオリってシードラゴンを倒した当事者なんだって、私には最初到底信じられなかったわ。だって二人ともどう見ても私より年下なんだもん。そこそこの実力者だと言うのはその隙の無い仕草からわかるけどね。まあ、でも倒したのはタロウと言う勇者であって、アメリとサオリはその手下だったんだよね。それでひょんなことからアメリと手合わせをしたけど、コテンパンにやられたってわけ。しかもアメリだけでなく、サオリも、アメリの仲間達も私よりも強いって言うじゃないの。私の自尊心はズタズタよ。でもアメリの仲間になったら、こんな私でも強くなれるって言うじゃない。私は喜んで仲間にしてもらったわ。そしてなんか知らんけど、アメリとサオリは私の事をずっと年上だと勘違いしてたみたいだけど、失礼しちゃうわね。そりゃあ、たしかに私はふけてるってよく言われるけどさ。私はまだ14の花の乙女なんだよ。いったい私を何歳だと思っていたのかしら。
冒険者ギルドでもひと悶着あったけど、私のおかげで初心者クラスから始める必要がなくなったわ。感謝しなさいよ。
アメリ達の宿も決まってこれから3人のパーティの結成式も兼ねて夜の町に繰り出そうとしたら、アメリとサオリがまたとんでもない事を言いだしたわ。
「よし!イサキの紹介と無事イーラムに着いた報告を兼ねて、一旦キンリーに戻ろう。」
「そうね。リオ達も心配しているだろうから、早く帰った方が良いわね。」
「ちょっと待った!キンリーって王国の首都のキンリーだよね?」
「うん。オレらの家があるんだ。」
「家があるんだって?その前に王国って西の大陸だよね?せっかく苦労して海を渡って来たのにもう帰るの?」
「うん。もう帰るの。サオリさん。ちょっと説明してあげて。」
「はいよ!イサキ。わたしの能力の一つでワープってあるの。ワープは一度行った事のある所ならどんなに遠くても一瞬で行けるの。」
「え!信じられない。船で一か月かかるキンリーが一瞬なの?そんなバカな。」
「信じられないかもしれないけど、本当よ。それでワープ中はわたしの手を絶対に離さないで。」
「手を離すとどうなるの?」
「たぶん。次元の狭間に落ちて、二度とここには戻って来れないわ。」
「わ、わかったわ。」
わかったって言ったけど、本当は全くわかってなかったわ。
「じゃあ。今からキンリーに行くから、わたしが良いと言うまで何があっても手を離さないでね。せーのっ!ワープ!」
何が起こったのか理解できなかったけど、ここがイーラムじゃないって事は一瞬で理解できたわ。だって夜で辺りは暗かったはずが、お日様が上ってるんだもの。
「え?え?どうなってるの?今、夜のはずだよね?」
「驚いたのはそっちかい。うーんとね。時差と言ってね。西にある王国はイーラムに比べて夜になるのが遅いんだ。」
そう言って、アメリは地面に絵を描いて説明してくれたけど、さっぱり分らんかった。
「よく分からんけど。ここがイーラムじゃない事は理解したわ。」
「そうそう。ここはキンリーの我が家。そして美少女戦隊の基地よ。ようこそ。美少女戦隊へ。」
そう言ってアメリはその家に入れてくれたけど。馬小屋まであるけっこう立派なお屋敷だったわ。なんでも宿屋を改装したものらしいけど、道理で部屋がいっぱいあるわけね。そのジパンともイーラムとも違う建物を見ていてもまだ遠い外国に来たとは実感してなかったのよね。その時は。
「「アメリ!サオリ!」」
突然ノックもしないでアメリの部屋に入って来た少女二人を見て初めてここが遠い異国であると実感したわ。なぜなら金髪碧眼のアメリと同じ顔をした少女が二人もいたんだもの。王国人はイーラムで何度か見てはいたけど、こんなに固まっているのは初めて見たわ。アメリも美しい顔をしていたけど、この二人も負けてはいなかったわ。
「ただいま!リオ!セナ!」
「ただいま!」
アメリとサオリが挨拶すると一人はあわてて部屋を出て行って、一人はその場で号泣しだしたわ。
「アメリ!サオリ!心配していたんだから!うえーん!」
「リオ!ありがとう!」
「リオ!変わりはなかった?」
どうやらこの号泣しているのがリオと言うみたいね。
先程出て行った少女がもう二人連れて戻って来たわ。
「「アメリさん!サオリさん!」」
「「アーリン!エイミー!」」
アメリの狭い部屋で6人の少女たちが泣き叫ぶ姿は圧巻だったわ。
「あのう。アメリ。私の事も紹介して欲しいんだけど。」
「あ。ごめん。ごめん。リオ。お昼は食べた?」
アメリは私に謝るとリオと呼ばれた少女になんか言った。
「いや。まだよ。」
「じゃあ。みんな。食堂に集合。船長とマームはどうしたの?」
「二人は今、一緒に船に住んでるよ。」
リオと呼ばれた少女が答えた。
「え!ついにできちゃったんだ?」
「そ。できちゃった。」
「そいつはめでたい。よし!サオリ!二人も呼んで来て!」
「ラジャ!ワープ!」
返事をしたサオリはワープでどこかに行った。
「みんなに紹介するから来て。」
そう言われて私はアメリについて食堂に入った。
「オレは昼食の準備をするから、そこに座ってちょっと待ってて。」
そう言ってアメリは厨房に入って行った。
「*****************。」
隣に座ったリオと言う少女が何か話しかけてきたが、あいにく私は王国語がさっぱりわからないんだよね。
「ごめんね。王国語わからないんだ。」
私がそう言うと理解したのかどうか知らないけどリオは大きくうなずいて笑っていた。
ちょっと怖いんだけど、外国人の私を一人にしないでよ。そう思っていたらサオリがおじさんとおばさんを連れて帰って来たわ。なんか若い子ばっかりだと思っていたらちゃんと大人の人もいるのね。
「よし!みんな!席に着いたな!サオリ!ちょっと手伝って!」
アメリが何か言うとサオリも厨房に入って行った。だから私を一人にしないでって。
「よし!みんな!お待たせ!」
そう言ってアメリとサオリは皿に盛った麺料理を配り始めた。いったいいつの間にこんなに大量に作ったんだろうか。
「これも作ったんだよ。」
そう言って配り始めたのはなんと味噌汁であった。
「じゃあ!いただきます!」
「「「「「「「いただきます!」」」」」」」
なんといただきますまでした。この習慣はジパンでは勇者様が広めたと言われている習慣だ。
「あー。みんな。食べながら聞いてくれ。まずはこのオレとサオリの横にいる少女だが、イサキと言ってジパンの冒険者だ。オレ達美少女戦隊の10人目の仲間だ。」
「「「「「「「おー!」」」」」」」」」
と、みんなの歓声があがった。あ、一応言っとくけどアメリの言っている言葉はサオリがイーラム語に通訳してくれていた。
「イサキ。自己紹介をして。」
「は、はい。私はイサキと言いましてジパンと言う東の果ての国から来ました。ジパンではこれでも実力者として通っていたんですけど、アメリにコテンパンにされました。みなさんはアメリと同程度の実力者と聞きました。そんな実力者ぞろいのパーティに入れて光栄です。よろしくお願いします。」
サオリが通訳してくれるとみんな拍手してくれた。
「じゃあ。リオから順に自己紹介して。」
「はいよ。私はリオと言いまして。美少女戦隊の美少女部門担当です。イサキさんも美人ですけど、私は負けませんよ。」
私に話しかけてきていた美少女が自己紹介した。言うだけあってもの凄い美少女だけど、美を競ってどうするんだ。私は武を競い合いたいわ。
「次は私ね。私はセナと申します。美少女戦隊の経理を担当しています。なにかお金の事で困った事があったら私に相談してください。」
次にちょっと神経質そうな少女が自己紹介したけど、経理担当って何?美少女戦隊って会社じゃないよね?冒険者って山分けが基本じゃないの?
「アーリンと言います。私の得意技は魔法です。魔法では負けませんよ。よろしく。」
お、やっと。なんかまともなのが出てきた。この子に魔法を教えてもらおうっと。
「エイミーです。私は剣も魔法もいまいちですけど、ロボがいるから負けませんよ。よろしくお願いします。」
次の子はなんとワーウルフとじゃれ合っていた。私は思わず懐から式神を出そうとしたんだけど、アメリに制された。アメリが無言で首を振っているから、害は無いんだろうけど。
「えー。次はわしですな。わしはエイハブと申します。得意技は剣です。よろしくお願いします。」
おじさんが挨拶したけど、この人もジパン人?いや、この気は高位の魔物の気じゃないの?もう一度アメリの顔をうかがったけど、やっぱり無言で首を振るだけだわ。
「最後は私ですね。私はマームです。私は剣も魔法も素人ですが頑張ってます。よろしくね。」
このおばさんなんか疑う余地もなく完全に幽霊じゃないの。こんどもアメリに制されたけど、除霊も私の専門なのよ。納得がいかないわ。
「みんな。自己紹介は済んだね。イサキと仲良くやってね。それで、これから質疑応答に入るね。イサキの事。オレ達の航海の事。イーラムの事。これからの事。なんでも聞いてよ。」
「はい。イサキさんはいくつですか?」
リオが質問した。
「私はアメリとサオリと同じ14よ。」
また、みんなの混乱の声が沸き上がった。失礼しちゃうわね。花の乙女を年上に見て。私達ジパン人から見たら王国人の方が老けて見えるんだけど。とりあえずわかったのはリオが一番年上で15、あと私、アメリ、サオリが14、セナ、アーリン、エイミーが13って事よ。おじさんとおばさんはって?魔物の歳なんかどうでもいいわ。どうせ100とか200なんでしょ。
「じゃあ、得意技は何ですか?」
アーリンが質問した。
「それはこれよ。」
私は懐から式神を出して、イサキちゃん2号を出現させた。
「え!どうなってるの?イサキが二人になった!」(リオ)
「こんな魔法初めて見たわ!」(セナ)
「す、すごい!」(エイミー)
「妖か?」(エイハブ)
「私の仲間?」(マーム)
なんか口々に一遍で言ってるけど、私は王国語が分らないから。まあでもみんなの度肝を抜いたのは間違いないわね。つかみはオッケーよ。そんな中アーリンがサオリに通訳させて私に直接聞いてきた。
「幻術ですか?」
「幻じゃないわ。私は実体よ。」
アーリンの質問には私の代わりに分身のイサキちゃん2号が答えた。
「じゃあ、実際に武器を持って戦ったりできるの?」
「もちろんよ。」
次のリオの質問にもイサキちゃん2号が答えた。
「じゃあ、戦力は2倍って事じゃないの。そんなのチートだわ。」
ふふ。リオさん。本当は最大4倍までできるのよ。でも今は内緒にしとくわ。とっておきは軽々しく出すなってアメリにも言われているしね。
「その式神はオレらにもできるようになるかな?」
「うーん。これは血系術と言って私の一族にしかできないから無理かも。」
司会のアメリまで質問してきた。私の答えにアメリは残念がっていたけど、こんなもの覚えなくてもあんたは十分に強いじゃないの。どんだけ強さにどん欲なのよ。
「じゃあ、空を飛ぶやつはどうなの?」
「武空術は修行次第でできるよ。」
「そうか。安心したよ。」
空を飛ぶと聞いてリオ達が興奮していた。武空術だけでも私がここに来た甲斐があったわ。まあ、何とか受け入れてもらえるみたいね。一安心だわ。
でも、私はここに仲良ししに来たわけじゃないわ。私が求めているのは力なのよ。私には初代に追いつく使命があるのよ。
「アメリ。私も質問して良い?」
「はい。何ですか?」
「アメリ。みんなに通訳して。この中でアメリとサオリの次に強いのは誰?」
騒がしかったのが急に静かになった。
ややあって
「それはもちろん私でしょ。」
そう言ってリオが立ち上がった。
「誰が決めたのよ。アメリとサオリには負けるかもしれないけどリオには負けないわよ。」
続いてセナが立ち上がった。
「私も魔法ならリオさんに負けてないですよ。」
アーリンも立ち上がった。
「じゃあ。剣と体技ならわしもリオさんに負けてはおらんと思いますがの。」
なんとおじさんいや魔物まで立ち上がった。
「ちょっとー!イサキなんて事言うのよ!みんな我こそが最強だと思っている戦闘狂なのよ!変な事言ってみんなを刺激しないでよ!」
「アメリ!私だって、自分こそが最強だと思っている戦闘狂よ!みんなとやらせなさいよ!」
そう言って私も立ち上がった。
「よし!わかった!みんな!ナンバー3決定戦をしようじゃないの!」
司会のアメリも立ち上がった。
「その決定戦の商品は何なの?」
「それはイーラムのオレとサオリとイサキのパーティに参加する権利よ。」
セナの質問にアメリが答えた。
「え!イーラムには私とリオが行くんじゃなかったの?」
「それがサオリのチート(ワープ)のおかげで、イーラムが命を懸けていく所から気軽に行ける所になっちゃったからね。他のみんなにもチャンスを与えようと思ってさ。」
「じゃあ。ナンバー3になった人が行けるの?」
「いや。イーラムのダンジョンは王国と違って5人まで経験値が行きわたるみたいなんだ。だからあと二人ってわけさ。」
「わかったわ。私は絶対にイーラムに行きたいから、頑張るよ。」
「よし!トーナメントで決めよう。1回戦Aブロックはアーリン対船長、Bブロックはセナ対リオ。イサキはシードで勝ち上がった人と決勝戦ね。」
「それって私はセナに勝てばイーラムに行けるって事ね。」
「リオ。なかなか理解が速いじゃないの。そうよ。イサキ以外の人は一回戦を勝ち抜けばイーラム行のご褒美があるってわけよ。組み合わせはオレが独断と偏見で組んだよ。理由は、オレがその戦いを見たいからだよ。文句ある?」
「文句あるに決まってるじゃないの。リオ対私だなんて事実上の決勝戦じゃないの。私とリオをイーラムに連れて行けば良いじゃないの。」
「うーん。さすがにセナとリオの両方をイーラムに連れて行くわけにはいかないでしょ。王国に残ったパーティが弱くなっちゃうでしょ。だから我慢してセナ。イーラムに行きたかったらリオに勝てばいいのよ。簡単な話でしょ。」
「うーん。まあ、たしかに私達二人が二人とも抜けるのはまずいよね。わかった。リオに勝つわ。」
「なに言ってんのよ。セナ。セナには王国組をまとめる重要な役割があるでしょ。勝つのは私。リオ様よ。」
「アメリさんの従魔のわしはアメリさんについて行かんといけないのじゃ。アーリンさんには負けませんぞ。」
「何言ってんの。船長。あんたはマームと離れたくないでしょ。私に負けて大人しくマームと留守番してなさいよ。」
「な。マームは関係ないじゃろ。そんな事言われたら、ますますアーリンには負けられなくなったわ。」
なんか4人が私を無視して盛り上がってるけど、さすがはアメリね。みんなを乗せるのが上手いわね。まあ。私は勝ちあがった人をやっつけるだけだわ。そうすれば私が美少女戦隊のナンバー3よ。アメリとサオリのチート野郎二人には負けるかもしれないけど他のみんなには負けないわ。ま、まあ。負けたとしても他の人の強さが判るからいいわ。
アメリの提案したナンバー3決定戦のおかげで、私の事もイーラムの事もどうでも良くなったみたいだけど、私達は仲良しクラブじゃないんだからこれで良いわ。日々切磋琢磨する戦闘集団なのよ。私達は。
ご飯を食べた後は食休みもほどほどに、サオリのワープでどこかの草原に出たわ。ここなら思いっきり魔法を撃って戦えるって事ね。腕がなるわ。
一回戦はアーリン対エイハブらしいけど、美少女戦隊のみなさんがどのような戦いを見せてくれるのか楽しみだわ。あと、魔物?がどんな戦いをするのかもね。
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