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0032-調査

予約投稿の時間間違えてました、すいません

俺はナイトビーにやられて、街に戻ってきていた。


「あれは、ダメでしょ…」


勝てる気がしない…中ボスですらあんなに強いなんて…


[ダンジョンのボスは強いらしいよ]

[頑張れよ]


「問題はあいつに知能があるってところだよ、まだない挑んでも同じ手は通じないだろうし…」


なんで最初の方のエリアに知能があって学習するような敵モンスターを配置するんだよ!運営の難易度設定狂ってるだろ。


「このゲーム、思ってたより難しいのじゃ」


ステータス補正で体はイメージ通りに動くけど、敵はさらにその上をくるんだ、まだ序盤だろ?


「とりあえず、昼の配信は一旦終わりにするのじゃ、きりがいいし」


まぁ連戦で疲れてたし?一旦休むとしよう。


「それじゃ、おつトマー」


配信終了。


「あぁぁぁぁ…悔しぃぃぃ」


第一形態の時はうまく立ち回れていた、でも第二形態に入った瞬間、手も足もでなかった。


「やっぱレベル上げもそうだけど、強力なスキルとか、欲しいよなぁ」


今までは調べるのとかは封印してたけど…杖術スキルの進化方法わからないし…調べてみるか。


「しょうがない、強くなるためだし」


俺は、パソコンでβテスター達による情報掲示板を見てみることにした。


「えーと、スキル情報まとめ、ここでいいのかな?」


スキルの基本情報をまとめたものがあったので見てみる。


最初は知らないスキルばっかりだったが、少しスクロールすると、杖術を発見した。


「なになに?教会のNPCが強化してくれるとな?」


教会の場所は…冒険者ギルドの裏手!?


「そんな近くに………?」


さらに調べてみると、教会に入るにはギルドの奥の扉の方に進めばいいだけみたいだ。


「新たな扉なんて行ったことないし、しょうがないのかな?」


実際、入ってきた扉から帰るのは普通だし、ちゃんと探さないと見つからないのも当たり前だな。


「ついでに色々見てみるか…」


欲しい情報は入手できたけど、他にも使えそうな情報がないか調べてみる、もちろんボスのネタバレとかは避けて。


しばらく情報を集めて分かったことは4つ。


まずはダンジョンについて、ダンジョンは各地にあり、難易度はまちまちだが、最下層のボスとその手前の中ボスの強さだけは規則性があるらしい。


その規則性とは、ダンジョンがあるエリアの数段階上の強さということが分かっているのだとか。


つまり俺が負けたナイトビーは数エリア先の強さをしているということになる。


「そりゃ勝てないはずだ…」


次に分かったのは、スキルの進化と強化に関する詳しい説明。


まず、スキルは武器系統のスキルや魔法系統のスキルは専用NPCが用意されているが、それ以外のスキルには専用NPCはおらず、教会にある銅像で強化・進化が可能らしい。


教会が重要になりそうだ。


そして次の情報はデスペナルティについてだ。


まず、このゲームでは死んでもアイテムも経験値も減らないらしい、その上で死ぬと何が減るのか検証した人たちがいるらしい。


それによると、恐らく死ぬことでスキルの熟練度が減少しているとのことだ。


10回死んだプレイヤーと1回も死ななかったプレイヤーではスキルの熟練度が上がるタイミングが大きく異なったそうだ。


「………デスルーラだめじゃん」


俺は何回も死に戻っているので、他のプレイヤーに比べてスキル熟練度が低いのかもしれない。


デスルーラはかなり効率のいい移動方法だったのだが、もう使えない…というか使いたくないな。


そして、最後の情報は喋るモンスターについて。


今の所喋るモンスターは、ダンジョンでのみ確認されているらしく、三体ほど発見されているみたいだ。


もちろんゲームなので、情報を秘匿しているプレイヤーもいるだろうから、数があっているかは分からないが、少なくとも一体ではないということがわかった。


短時間調べただけなのに、かなり有意義な情報が手に入った。


「やっぱこれやるとゲームが面白く無くなるな…」


俺は改めて、余程のことがない限り情報を調べることを止めようと決意した。


「とりあえず寝よ…」


俺はパソコンを消し、眠りについた。


そして時間は流れ深夜0時、配信開始時刻となった。


「これから6時間、全力でレベル上げして、明日新しいメイスを受け取って、ナイトビーを倒そう!」


配信開始。


「みんなこんトマ〜」


[修正きたよ]

[パッチノート見て]


「え?なんの修正?」


なにかの修正がきたらしいので、メールに届いていたパッチノートを見てみる。


すると驚くべきことが書いてあった。


『敵対生物の戦闘AIの強化、それからスキルの取得条件の修正、またインベントリなどに微調整が入りました』


俺に影響があるのは最後のインベントリの微調整だ。


「アイテムを生物の体内に出せなくなった、だと?」


キングビーに使ったインベントリクラッシュが使えなくなったということか?


「でもこれは妥当な修正なのじゃ」


そもそもあの挙動が正常だったらインベントリ最強だしな。


[ドンマイ]

[せっかくの決め技がね?]


「まあいいよ、今は置いといて、今はそれよりも今日の予定を発表するのじゃ」


「今日は、まず武器屋に行ってみて、武器が後どれくらいでできるか聞いて、次にとにかくレベル上げなのじゃ」


レベルが上がれば強くなる、強くなりたいのならレベルを上げるのが一番早い。


「あ、でもその前に杖術を進化させたいのじゃ」


[NPCの場所分かってんの?].

[どこにいるかわからないじゃん]


「大丈夫、ネットで事前に調べてきたから」


まずは教会に行ってみるとするか….


「まずは行ってみるとするのじゃ」


俺は教会の場所に向かって歩き出した。

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