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0028-蜂の巣攻略開始

俺はフォレストビーにやられて街に死に戻っていた。


「さて、雑貨屋行くのじゃ」


[なんで雑貨屋?]

[毒消しとか買うなら薬屋だろ]


「行ってみたらわかるのじゃ」


ふふふ、昨日目に入ったあれがあれば…


俺は昨日ランタンを買った雑貨屋へ向かう。


そして、お目当てのものを見つけた。


「これだ!」


そして、俺が手に取ったのはドクロマークが書かれたガラスの容器に入った葉っぱだった。


[毒っぽくね?]

[なんでそんなものがいるんだ]


一応店員に確認してみよう。


「すみません、これって燃やしたら毒煙(どくえん)とか出ますかね?」


「でますよ、一枚で人が数分麻痺するくらいの毒が」


瓶の中には100枚くらい葉っぱが入っている。


[あ、そういうことか…]

[えげつない…]


よし、ならば全部使おう。


「じゃあこれ下さい」


これで蜂の巣を毒煙で燻してやる!


「1枚500ゴールドです」


「え?高すぎない?」


「1枚で人を数分痺れされられるんですよ?安いぐらいです」


店員曰く、これでも安いらしい。


これだと100枚は買えないな…50枚くらいにしとくか。


「じゃあ50枚ください…」


俺は25000ゴールド支払った。


店員は毒草を50枚別の瓶に移しながら言った。


「これ、絶対に一度に使いすぎないでくださいね?命の危険があるので」


命の危険………なるほどねぇ。


俺は笑顔で答えた。


「もちろんなのじゃ」


[この笑顔、信用ならねぇ]

[絶対全部使う、2ポンドかけてもいいよ]


それから、簡易焚き火セットも購入する、薪と着火剤、火打石が入ったセットだ、お値段は500ゴールド。


締めて、25500ゴールドの買い物だ。


所持金 104860ゴールド→79360ゴールド


俺はお金を払って商品を受け取った後店を出た。


そして、巨大樹の森は駆けていく。


「これで、蜂の巣を燻して、一網打尽なのじゃ」


[もちろん全部は使わないよね?]

[何枚使うの?]


「もちろん、全部だ!モンスター相手に情けは不要なのじゃぁ!」


さっきの場所は大体覚えてるので、数十分もすれば着くだろう。


俺はニッコニコで森へ向かう。


「もう今から楽しみなのじゃ」


[笑顔が怖い]

[蜂さん超逃げてぇ!」


その後は道中のモンスターをフル無視して走り、蜂の巣周辺まで戻ってきた。


俺は木陰から蜂の巣を見て言った。


「ふはははは、もう蜂の巣が経験値の塊にしか見えないのじゃあ!」


だが、煙で燻すのにも二つ問題がある。


それは、まず外にいる蜂は普通に倒さないといけないという事、次に蜂の巣に煙を全部入れるには、蜂の巣の一番下まで行かないといけないということ。


「見た感じ、地下にも続いてそうなんだよね…」


巣は縦長で、巨木の半分くらいまでのサイズがある、でも蜂達の出入り口を見ると、蜂達が下に潜って行っているように見えるのだ。


「もしかしたらここ周辺の地下、全部蜂の巣って可能性もあるんだよね」


[もしそうだったら蜂の巣ってよりダンジョンだな]

[エリアボスじゃないボスもいるかもね]


なんにせよ、まずは地上の蜂を片付けないと話は進まないので、まずは地上の蜂を排除していくことにする。


「まぁ、時間はあるし、ゆっくり制圧していくのじゃ」


いつもなら草むらから飛び出すところだが、今日はゆっくりと草むらから出ていく。


そしてメイスを構えて叫ぶ。


「さぁかかってこい、蜂共!」


こちらに気づいたフォレストビーが4匹ほど近づいてくる。


まずは先頭の蜂が毒針を突き出してくる。


ここは落ち着いてメイスで毒針を逸らし、返す一撃を胴体に入れる。


そのまま、流れで後ろのフォレストビーの羽に向かって大振りの一撃を放つ。


残りの2匹は近づいてこないので、先程一撃を入れた蜂達にトドメを刺す。


「こいつら、羽を破れば飛ばないのじゃ」


羽さえ破ってしまえば飛行能力を失うみたいだ、ならば話は早い。


俺はそこら辺に落ちている石を拾って飛んでいる蜂達の羽に向かって投げていく。


「的当てみたいで楽しいなぁ」


[命中率高くね?]

[一撃で羽を粉砕してる…]


周りに落ちてた石を投げ終わった頃には、空に飛んでいるフォレストビーは1匹もいなくなっていた。


そこから先はただの蹂躙劇だ、元々空を飛びながら攻撃するようにできている毒針が、地面を這いつくばりながら当たるはずもなく、ぶっちゃけただのサンドバッグと化していた。


[こいつはひでぇ]

[ぼこぼこやん]


「ふぅ、こいつでラストっ!」


そして数分で10数匹いたフォレストビー達は全滅したのだった。


フォレストビー 12匹討伐

獲得経験値 360

獲得ゴールド1080

素材 毒針×6


トマ  Lv12

経験値 374/700

所持金 80440ゴールド


「ふぅ、後は地下があるかの確認だけか」


[毒煙って空気より重かったら下行くくね?]

[煙で燻せ!]


ここで、視聴者からのナイスコメントに気づく。


「あ、確かに!煙が空気より重いか軽いか試してないのじゃ」


もし、空気より重いなら巣の一番上から煙を送ればそれで済む!


「ちょっと1枚で試してみるのじゃ」


火打石で毒草一枚に火をつけてみる。


すると、煙は出るが、上に登っていく様子はない。


「はっはっは!視聴者アニキサンキューなのじゃ!」


これで問題がどっちも解消された、後は一番上に行って火をつければいいだけだ。


「じゃあ最初は真面目に攻略するのじゃ」


入り口に入ってみると、上に続く道と地下に続く道があった。


「ここで上なのじゃ」


俺は一番上を目指して登っていく。


通路の大きさは人一人分ぐらいで、身長が高いと進むのは大変だろう、まぁ俺には関係ないけど。


俺はどんどん奥に登っていく、少しすると、分かれ道を見つけた。


とりあえず右に進んでしばらくすると、また分かれ道があった。


どうやら巣の中は思ったよりも複雑なようだ。


そして、何回か別れ道を通ったころ、道の先からフォレストビーがくるのが見えた。


「結局飛べないから巣の中の方が有利なのじゃ」


だが、狭い通路の中で飛べるわけもなく、普通に瞬殺だった。


その後も大量の分かれ道に苦悩し、たまに出てくるフォレストビー達を蹴散らしながら先へ進み、最上層らしき場所に辿り着いた。


そこは大きな部屋になっていて、壁際には大量の通路が繋がっているのが見える。


そして、中心にはフォレストビーより大きな蜂が鎮座していた。


鑑定すると、


フォレストキングビーLv17

HP 500/500


「あれ?地下にボスがいるんじゃないの?」


なんか、名前からもボスっぽい感じがする。


[女王蜂がボスじゃないの?]

[蜂の王、強そうやん]


こいつがボスだろうがボスじゃなかろうが、倒さない理由はないので、倒そう。


俺は武器を構えてフォレストキングビーの様子を伺った。


―――――――――――――――――


トマ  Lv12

経験値 374/700→554/700

所持金 80440ゴールド→81060



次回、激アツバトル!

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