表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/48

0014-VSゴブリンキング

俺は今、ゴブリン集落のはずれまで来ていた。


「えっと、集落にはゴブリンがまだ沢山いるのじゃ」


集落全体を見たわけではないから正確な数はわからないけど、少なくとも30はいると思われる、さらにホブゴブリンが数匹ってところだ。


[ついに来たか!]

[最終決戦みたいな雰囲気で挑む序盤ボス]


「たしか3時に来るんだよね、攻略組が」


俺が見つけたボスだ、俺が倒す!


「よし、行くか!」


俺は集落の真ん中へと走り出した。


途中邪魔をしてくるゴブリンの頭を叩き潰しなら走り、ゴブリンキングの元へ。


「はっはー粉砕なのじゃぁ!」


[コイツがボスか?]

[明らかに敵側で草]


そして、ついにそいつと対面する。


ゴブリンキングLv18

HP500/500


「グォォォォ!」


今まで気づかなかったけど、コイツ武器は持っていないようだ、丸腰のくせになんでワンパンできるんだよ。


「オラァ!」


今回は今までとは違い真正面から堂々と戦いを挑んだ、だからまずは相手の隙を狙って攻撃をしていかないといけない。


俺の最初の一撃はゴブリンキングに拳で弾かれる。


「なんで、拳でメイス弾けんだよ!」


だが、流石に武器を拳で弾いておいてノーダメージとはいかないらしく、HPが僅かに減っているのを確認できた。


攻撃を弾いてもHPが減るならとにかく攻撃してれば倒せる、ならば連打だ!


「連打ぁぁぁ!」


俺は今できる最速で攻撃を続ける、が流石ボスこちらの攻撃を全て弾き、一撃もクリーンヒットはしなかった。


「はぁはぁ、まだまだぁ!」


流石にずっと全力で攻撃していると、疲れてくる、そしてそこを突かれた。


俺の攻撃の手がほんの少し緩んだ瞬間、鋭い蹴りが飛んできた。


「うおっ!?」


咄嗟に後ろに下がり、躱すことはできたが、そこからはゴブリンキングのターンだった。


怒涛の連撃で反撃する暇を与えてくれない、こちらもメイスで弾いたり、地面に転がりながら避けたり、どうにか回避していくが、途中で邪魔が入る。


ゴブリンが乱入してきたのだ。


「くっ!邪魔すんな!」


ゴブリン自体は一撃で仕留められたが、一瞬隙ができる、もちろんそこをゴブリンキングが見逃すはずもなく、避けようがない拳が目の前まで迫ってくる。


[避けてぇ!]

[危ない!]


俺は目の前に迫った拳にメイスを大きく振り、衝撃を相殺しようとしたが、体格差もあり、吹き飛ばされてしまう。


「くそ、今のでHP2割持ってかれた!」


この数分で俺のHPは62/81に、対してゴブリンキングのHPはというと


ゴブリンキングLv18

HP 268/500


意外と半分も削れていた、中々削れている感じはしなかったが、やっぱ俺の高いSTRから放たれる連撃は効いているらしい。


[半分削ってる!]

[ダメージ的には勝ってるぞ!]


今は吹き飛ばされたせいで距離ができている、リーチはあちらの方が長いのでどうにか距離を詰めなくては。


「喰らえぇ!」


俺は一度メイスをしまい、短剣を取り出す、そしてそのままゴブリンキングの顔面を狙って投げる!


これで、短剣を弾く瞬間隙ができ、距離を詰めることができる。


読み通りゴブリンキングは目の前に飛んできた短剣を手で弾いた、俺はその瞬間加速してゴブリンキングに肉薄する。


一瞬の隙だったので、ゴブリンキングの攻撃が飛んではくるが、ここはしっかりと避け、間合いに入り込む。


完全にゴブリンキングの間合いに入り込み、その勢いのままゴブリンキングの腹にメイスをぶち込む。


「ふんっ!」


俺は反撃を警戒して、一度下がる。


「グォォオァ」


今の一撃がだいぶ効いたのかゴブリンキングは地面に膝をつく。


HPを見てみると今の一撃で120もダメージが入っていた。


ゴブリンキングHP 268/500→143/500


[クリーンヒット!]

[いいのが入ったんじゃないか?]


「なんか、様子おかしいのじゃ」


ゴブリンキングは膝をついたままで動かない。


俺は先ほど投げた短剣を回収しながらよく見てみるとあることに気づいた!


「なんか魔法陣あるんだけど!絶対発動させたらやばいやつ!」


ゴブリンキングは地面に手をつき魔法陣を作っていた。


「てか、ダメだろ!ゴブリンが魔法とか使っちゃあ!」


どうにか魔法の発動を阻止しようと近づくが、気付くのが遅すぎた。


俺が近くに行った時にはもう魔法陣は発動していた、だが近くまで来れたのでゴブリンキングの無防備な顔面にメイスを振り下ろす。


「えっ!」


が、俺の攻撃は止められた、ゴブリンキングが持つ石の剣に。


「魔法で武器作ったのか!?」


第二形態というやつだろうか、石の剣があることでさっきまであったアドバンテージが無くなってしまった。


「あれ、食らったら絶対死ぬやつやん」


[第二形態か?]

[がんばれ!]


だがしかし、依然ステータスは俺の方が上だろうから、ここはじっくり動きを見ていこう。


「ふぅ、集中!」


今一度気合を入れ直し、戦いに集中する。


「ガァァァ!」


先に仕掛けたのはゴブリンキング、叫びながら右中段からの大振りを仕掛けてくる。


だが、武器が重いのか、速度は思ったよりも出ていない、普通に目で追える速度なので回避は容易だ。


俺はゴブリンキングの攻撃を跳んで躱し、剣を持っている腕へのカウンターを決める。


「ちっ、剣は離さないか」


跳びながらの攻撃ということもあり、あまり力を入れることができず、そのせいか武器を手から離させることはできなかった。


だが今の攻撃でゴブリンキングのHPは100を下回った。


「次の一撃で決めてやる!」


俺もこの数分の戦いでだいぶ疲れてきて、そろそろ動きに支障が出てきそうなので、次の一撃で決めるべくメイスを握り直す。


「カウンター、入れば勝てる!」


ゴブリンキングはまたもや攻めてくる、今度は上段からの大振りだ。


「ギリギリまで引きつける!」


力強い一振りが目の前に迫る、だがまだ動かない、完璧なカウンターを決めるため、ギリギリまで引きつけてから、避ける。


そのためにメイスを一度しまう、そしてのこり数センチまで石剣が来たというところで必殺のスキルを発動させた。


「クイックステップ!」


俺は短剣のスキルを発動させた!


短剣のスキルは言ってしまえば一瞬のスロー効果、これほどカウンターに適したスキルはない!


攻撃をギリギリで回避し、武器を短剣からメイスに持ち替えながらゴブリンキングに迫る。


[避けたぁぁ!]

[いっけー!]


「これで終わりだぁぁ!」


そのまま俺の攻撃はゴブリンキングの顔面へクリーンヒット、ゴブリンキングは地面に倒れ伏し、戦いは終わった。


ゴブリン を5匹

(ボス)ゴブリンキング を1匹倒した!

獲得経験値530

獲得ゴールド5250

素材 ゴブリンの小角×2ゴブリン剣×1

ゴブリンキングの討伐証×1

スキルオーブ×1(初回討伐報酬)


スキル熟練度アップ

短剣術1→2

杖術1→2


レベルアップ!

ステータスポイント10獲得


トマ  Lv8

経験値 1/300

所持金 680ゴールド

ステータスポイント0


HP 61/81

MP 29/34

STR 187+70

INT 3

VIT 49+10

MGR 69

AGI 94+20

DEX 21

LUK 33


「勝ったぞぉぉ!」


[うぉぉぉ!]

[ソロ討伐おめ!]


「しかもなんか色々貰ったぁ!」

本気で戦っている時は語尾なんてつけてる余裕ないので素の口調に戻ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ