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0011-スキル獲得

情報屋で自称攻略組であるケーシーのステータスを見て、他のプレイヤーの強さを把握したところでまた街歩きを再開した。


「もうそろそろ見つけたいな、流石に疲れてきたのじゃ」


流石に何時間もゲームをしていると少し疲れる、ここらで一旦終わりにして仮眠を取りたいので、はやく鑑定士であるラザン氏を見つけてしまおう。


「周りのNPCに聞くか…」


ということで、ちょうどよく近くを歩いていたNPCに鑑定士ラザンという人がどこにいるか聞いてみれば、すぐに場所を教えてくれた。


教えてくれた場所は…冒険者ギルドの隣の建物だった。


「こんな近くにあるなんて、気づかなかったのが不思議なくらいなのじゃ…」


[まさかの隣w]

[普通に探せば3分で見つかるやん]


街歩きは楽しかったし、情報屋とかいう珍しいものも見つけられたからよしとしよう。


「まぁ、見つかったからよしとするのじゃ」


俺はクエストをサクッと終わらせるため、早速中に

入ることにした。


「たのもー」


中に入るとなんかそれっぽいNPCがカウンターに立ってた。


見た目は六十代くらい?で目に虫眼鏡みたいな奴をつけている、鑑定します、みたいな見た目だ。


「鑑定士ラザンさんはいますか?」


一応本人確認をしてみる、他のNPCはいないっぽいし多分この人で合ってると思うけど。


「ワシがラザンだ」


予想通りこの人がラザンさんらしい。


「クエストで来たのじゃ」


クエストできた旨を伝える、するとウィンドウが出てきた。


『頼み事・迷子になった黒猫を見つけてくれ』


「うちの黒猫がいなくなってしまってな、見つけてくれれば鑑定スキルを教えよう」


黒猫…?


「えーと、もしかしてその黒猫って背中に白い模様みたいなのがあったり?」


「あぁ、その通りだ、背中に白い模様がある黒猫で名前はにゃん太郎という」


さっき見たわ、その黒猫…なんなら一緒に遊んだりもした。


[先に頼み事受けとけばよかったのに]

[逆に運いいな]


「すぐ見つけてくるのじゃ」


俺はそう言ってその場を後にする、さっき見た場所から動いてないのであれば大体の場所は分かるので移動していないことを祈りながら走る。


「さっきはこっちの路地裏に居た!頼む居てくれぇ」


さっき黒猫と戯れた路地裏に来たが、残念ながら黒猫の姿は無い。


「まじかぁ〜」


この広い街を探し回らないといけないのか?と思って落ち込んでいると視界の端を何かが通りすぎた。


「ん?」


俺は最初それが何か分からなかったが、コメントを見て気づけた。


[今、猫いたって!]

[今黒猫いた!]


どうやらまだ黒猫は近くにいたみたいだ。


「待てぇ、にゃん太郎!」


俺は猫を追いかけて走り出した。


5分ほど黒猫との追いかけっこは続いたが、路地裏の袋小路ににゃん太郎を追い詰めることで、追いかけっこは終了した。


「まったく、さっきは一緒に遊んだのに、なんで逃げるのじゃ?」


にゃん太郎を両手で持ちながらクエスト報告のためラザンさんの店へ歩いて行く。


[これだけみれば可愛いのに…]

[この人、人殺ってるんですよ…]


視聴者はなんか言ってるけど気にしない、気にしたら負けだ。


そのまましばらく歩き、俺は無事にラザンさんの元へにゃん太郎を連れてくることに成功した。


「おぉ、もう見つけてくれたのか?ありがとう」


ラザンさんににゃん太郎を渡す。


「では約束通り鑑定スキルを教えてあげよう」


そう言ってラザンさんが俺に渡してきたのはよくあるスクロール的なやつ。


「これを使えば鑑定スキルを覚えられる、うまく使ってくれよ」


意外とすぐにクエストは終わってしまった。


「もう8:30か…ゲーム開始から8時間、そろそろ休憩したいのじゃ」


[もうそんなに経ってるのか]

[見てる側も時間飛ぶなこれ]


「てことで、一旦休憩!続きは12:00からの予定なのじゃ」


[おっけー]

[長時間配信お疲れ様ー]


配信終了


VR機器も外し、休憩に入ることにした。


「はぁ、視聴者は増えたし、配信は楽しいけど、疲れたなぁ…」


ずっとちっちゃい姿でいたからちょっと違和感もあるし。


「しかし、1日前まで登録者7人だった俺のチャンネルも今や800人か…100倍以上と考えるとすごいな」


とりあえず、3時間ほど寝て、12:00からの配信に備えよう。


「しばらくは満足に寝れないなぁ」


――――――――――――――――――――――――


11:30、タイマーの音で目を覚ます。


「もう時間かぁ、結局2時間しか寝れなかった…」


もう時間がないので、配信の準備をして行く。


まずは目を覚ますために顔を洗い、配信の枠を立てようとして、あることに気づく。


「あっ、登録者1000人超えてる!」


寝てる間に登録者が1000人を超えていた、これは嬉しい。


「なんか、疲れ吹き飛んだ気がするわ」


自分の頑張りが形として見えるというのはいいものだ、モチベーションが上がる。


そんな感じで配信までの時間を過ごして、配信開始の時間となった。



「はーい、こんにちはー、トマちゃんねるなのじゃ」


配信が始まったからには切り替えていかねば。


「まだ、ぎりぎり夜みたいですね、夜と昼の周期は

たぶん6時間ごとくらい?」


[トマが寝てる間に色々あったぞ]

[今、ゴブリンキング以外のエリアボスは全部倒されてる]


「え、まじ?」


[最前線のプレイヤーはすでにLv20越えだとさ]

[ゴブリンキングにも挑むみたいだぞ]


「ゴブリンキングはまだ倒させてないのか…」


あいつはもしかして最初のボスの中で最強なのか?


[今日の3時からトッププレイヤーたちが討伐しに行くって]

[なんか20人でパーティ組んでるらしい]


いや、なんか嫌だな、俺が自力で見つけたボスなのに、他のプレイヤーに先越されるのは。


「よし、3時までまだ時間はあるし、そのプレイヤーたちが討伐しに行く前に、一人で倒すのじゃ!」


[流石に無理じゃない?]

[既に10人で挑んで負けてるみたいだぞ]


「超速でレベル上げをして、用意できる最高の装備を用意すればいける!」


倒せなくても仕方ないけど、挑戦はしてみたい。


「まぁいったん鑑定スキルのスクロールつかってみるのじゃ」


インベントリからスキルのスクロールを選択すると確認が目に進む。


『スクロールを使用しますか?YES/NO』


YESを押すとスキルを獲得できた。


「なんか、意識してみると鑑定できる!」


試しに目の前にいたNPCを鑑定してみると名前とLvが表示された。


『村人M Lv8』


「ただの村人が俺よりもレベル高い!?」


便利なスキルを手に入れてしまった、しかしこのスキルは必須級かもしれない、敵の名前とLvがわかるのはだいぶ便利だし。


「鑑定も予定通りゲットできたし、このまま森行ってLv上げでもするのじゃ」


俺は攻略組よりも早くゴブリンキングを倒すため、レベル上げをしに森へ向かった。

攻略組の人たちは夜も戦いを続けたり、ボスを倒したりしてるので、かなりレベルが高いし、スキルも強いです。

そんな攻略組10人に勝つゴブリンキングは、どれぐらいの強さなんでしょうね?

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