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冒頭

 大樹がひしめく森の中心。


 青白い輝きを放つ花々に囲まれながら(そび)え立つようにして生えた巨大樹。


 御神木(ごしんぼく)と呼ばれたそれを、〝浄化(じょうか)神子(みこ)〟である少女ユミルは静かに見上げていた。


 このまま時間が経つにつれて瘴気(しょうき)が増え、枯れ地は広がっていく。


 もう、生まれ育ったこの大切な森が死にゆく姿を見たくない。


 もう、みんなの穏やかな時間を失いたくない。


 だからわたしがやるんだ。


 大丈夫、きっと上手くいく。


 だってわたしは、わたしたちは────

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