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F1wor L  作者: 桜島晃月
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F1wor L Escort Mission 護衛任務

 どうも皆さん、こんにちは!クローバーです!

本日は、愛しのラナンキュラスちゃんと一緒に、護衛任務をしていこうと思います!

いやぁ、今日のラナンキュラスちゃんも、いつも通りふわふわの白いドレスを着ていてとてもかわいいなぁ、その副いつも思うけど動きにくくないのだろうか…

「それじゃ行こうか、ラナンキュラスいちゃん」

正直、寒いからバイクで行きたくないけど、機動性が高いし、ラナンキュラスちゃんが私の腰に細い腕を回してぴったりとくっついて乗れるからね!

「あの、私の名前長くて呼びにくいと思うので、何かもう少し短くする方法ないですかね?私もいろいろと考えたのですが、なかなかいいのが思い浮かばくて…」

ほほう…確かに長くはあるが、何かいい呼び名…何も思い浮かばない

「私は、そのままのラナンキュラスちゃんでいいと思うよ?かわいい名前だと思うし」

「そうですか…まぁ今日は大事な任務なので頑張っていきましょうね」

今日は、大事な護衛任務だからね!今回守るのは、大金持ちの山中という人らしい。この人を無傷で西の国に送り届ける。

「あの、クローバーさん、今回は護衛任務なのでこの装甲車での移動ですよ?」

あっ…ふーんそうだね、くそぉ!一緒にバイクに乗れると思ったのに…

「それにしても大きいね大型免許私持ってないよ?誰が運転するの」

装甲車というか、もはや戦車やな…なんか機関銃みたいなのついてるし

せっかくバイク準備したのに、まぁ話を聞いていないというか任務の概要書を読んでない私が悪いね

「おぉ、待たせたな、今日はよろしくな運転は俺がする」

おぉ!薔薇さんと林檎さんが一緒にタッグになってくれるのね!それはそれは

「林檎さーん!お久しぶりです!あぁいい匂いだ…」

「ちょっと、ラナンキュラスちゃんいるんだからしっかりしてよね!」

はっ!私としたことが、林檎さんに甘える癖治した方がいいな…

「クローバーさんも、そういうことするんですね。私もいいですか」

えっ?ぐはぁ!!

「ラナンキュラスちゃん⁉」

ぎゃー!ラナンキュラスちゃんが私に?抱き着いてきたではありませんか!

「クローバーさん、急激に心拍数が上がっていますが大丈夫ですか?」

いやそりゃさ、こんなかわいい子に抱き着かれたらもう、死んじまうだよ!

「ううん、大丈夫です。よしよし(棒)」

さてさて、栄養をもらったところで任務に行きますか

薔薇さんの運転だったら安心だしね

 それにしても、この装甲車でかいし、目立つんじゃね?格好の的な気がするけど…

まぁそれに耐えられるような装甲なんだろうけど。

「さて、時間だし行こうか、ラナンキュラスちゃんは席が足らないから、クローバーの上に座ってて」

なんて?

「失礼します」

なにこれ?夢でも見てるの私

と、こうやってうかれていると、本当に今日は殺されちゃうかもだから落ち着いて…いやいや落ち着けるか、天使みたいなこの子が、私の膝に座っているんだよ?落ち着いているとか無理すぎるでしょ!

「あの、クローバーさん重かったら言ってくださいね」

重いだって?そんなわけないだろうがぁ!羽なのかってくらいかるいわぁ!

「うん、ありがとうね、全然大丈夫だよラナンキュラスちゃん羽みたいだよ」

 それより思ったんだけど、いま私たちだけでこの車いっぱいなわけじゃん、ここに護衛するための人が入ってくるわけでしょ、どうするんだろう…

「ついたわ、それじゃ、ラナンキュラスちゃんとクローバーちゃんはこのバイクで外から護衛ね」

あーね…まぁそれもそれでラナンキュラスちゃんが私に抱き着くわけだし?いいけど…

護衛目標は、あの人か?いやいや、若すぎるから、ちがうか…

「来たわよ、彼が護衛対象」

ほえー最近はあんなに若いのに、社長になれるんだなぁ…

いや、社長になるのに年齢は関係ないか

「こんにちは、本日は護衛よろしくお願いします。皆さんがた五人がいらっしゃれば問題ないですね」

ていうか護衛に私たちを選んだということはそっち系の関係者って言うことだよね?

だって、別にSOSとか他にもいっぱいあるわけだし

「いやー、それにしても世間は物騒ですね…護衛を貴方がたに頼んだは他でもない、察しの通り私もF1wor感染者なのですよ、つくしと申します」

あーね…えっ!?いやいや、だったら自分の身ぐらい守れる能力があるんじゃないの?

「が、しかし私には戦闘できる能力がなかったものですから…貴方がたに護衛をお願いしたということです」

それでは、行きますか!それにしても大きな会社だなぁ…ここもF1wor関係の会社なのだろうか

「ラナンキュラスちゃん、今日は何の武器持ってきたの?」

体に対して大きすぎるカバンをゴソゴソとして

「いつものハサミと、さっきもらった小さい銃ですね」

ほー、ラナンキュラスちゃんも銃とか使うんだ…

まぁ、便利だもんね

っ!!、やばい、撃たれる!

「つくしさん、伏せてください!」

予想通り、弾丸はフロントガラスを突き破り、つくしさんの頬をかすめた。

「大丈夫ですか?すみません、油断してました!つくしさんは伏せててください、ラナンキュラスちゃん行くよ!」

車から、身を乗り出し私は狙撃銃を構える。

射撃には自信があるので、おそらく倒せるだろう。

問題は追ってきている、黒塗りの車だ、そっちはラナンキュラスちゃんに任せる。

「どう、クローバー殺れた?」

「はい、やれました、今後ろはラナンキュラスが行ってます」

っと、もう終わったぽいね

「無事、殺せました」

了解、シゴデキやなぁ

「さすがですね…目にも見えないほどの…」

しかし、つくしさんの頬に傷がついてしまったなんたる不覚…

「もう少しで、着きます」

しかし、敵をまだ振り切れていない

「どうしましょうか、まだ敵が追ってきているのですが…」

「爆破でも何でもしていただいて大丈夫です。お願いします」

なら、こっちの最終兵器ロケットランチャーを出すぞ!

「撃ちます!」

少し離れたところから、大きな爆発音が聞こえミラーには赤くめらめらと燃え上がる炎が見えた。

「つきました…いやぁつくしさんの狙われようは異常ですね…なにかされたんですか?」

本当にそうだ、ここまで武装した集団が襲ってくることはそうそうない

「いやぁ、とある組織があるのですが、そこの製品をパクったといちゃもんを付けられまして、もちろん自社開発の製品なので、パクリではないのですが…」

その瞬間、私の視界が一瞬で紅いしぶきで覆われた

「え…」

どさっと、ゆっくりたおれるつくしさん

「撃たれた!、敵を殺せ!私は手当てをする」

敵…はっ敵!そうだ、殺さないと!

「敵殺しました、どうですか」

相変わらず、仕事が早い…

「だめね、即死だ…」

今回は、少し油断していた、相手が一般人だからとしかし一般人だろうが武器を持てば私たちと同等かそれ以上になれてしまう。

今回が私の初の任務失敗だ、ラナンキュラスちゃんも

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