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F1wor L  作者: 桜島晃月
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F1wor L

こんにちは、葉桜KONです!初めましての方は初めましてかもしれませんがよろしくお願いします!たまにどんなことを書きたいのか分からなくて迷走することがありますが、そんな時にこうやって別の小説書いたり、壁殴ったりしてますwww是非他にも小説を書いていますので読んでいただけると幸いです!それでは本編どうぞ!

 この世界にはF1worというウイルスが存在した。そのウイルスはTool Xという会社なんだかなんなんだかが作った殺人ウイルスだ。そのウイルスを最初はラットなどに投与するだけでとどまっていたが。とある日、人間に投与したという情報が上がった。その後ほぼ同時に3名が死亡した場所がバラバラとはいえ不明のウイルスによる死亡という共通点があった。その後、そのウイルスは殺人ウイルスF1worと呼ばれ人々の恐怖を恣にした。

 昔から、政府に目をつけられていた組織だったが、最近やっと犯人を逮捕した。しかしその犯人の事情聴取の日、自ら舌を噛み千切り牢獄の中で息を引き取った。そのため、ウイルスについてやウイルスの解毒剤の存在を聞き出すことはできなくなってしまった。Tool X社の社員も、研究者しかその存在を知らなかったと供述しており、そもそも存在自体を知らないという社員がほとんどだ、そして最後の研究者も死に、完全に闇に葬られてしまった。

 このウイルスに一般人が感染すると、約一日で体中の細胞がすべて植物の細胞に移り変わり、物理的に植物化してしまう。生物学的には生きているのかもしれないが、もはやそれは人間ではない。

 しかし、このウイルスから生き残った者は存在しているとされている。あくまで憶測なのでしっかりと存在が確認されているわけではない。しかしこのウイルスに感染し生き残ったものはその能力を我が物にし一般人をはるかに凌駕する能力が手に入るそうだしかしそれすらもまだ闇の中だ。



「よっこらせっと…今日も疲れたぁ」

ここは、セントラルポート。国の中央にある最も大きな港で、最も闇が深い港だ。私は、ある密輸をしていた。今回密輸しているのはTool X社が開発したポータルガンだ。

 正直、この武器に興味はないけど、私はお金のためなら何でもする。

 別にお金がないわけじゃない。実際貯金は4000万円ある。それでもお金を貯める、お金は嘘つかないし裏切らないから。

「ほれ、今日もお疲れさん、今日の報酬」

どれどれ…なんだこれだけか…

「すくないねぇ…ごめんねこれもお金稼ぎのためだから、バイバイ」

 私は、本当にお金のためなら何でもする。だからもう用済みで懸賞金がかけられている、こいつは殺してしまった方がお金になる。とカッコいいこと言ってるけどそれが任務だし、密輸はこのポータルガンについて調べるためのことだし。

パン!

この港内に乾いた銃声が響く。入り組んだコンテナたちの間をぬって、銃声が遠くまで響いている

 ま、気が変わった。とっさに銃口を少しずらしこいつの右耳の上1cmを通り抜けた、私は左のホルスターに入れているテーザーガンを撃つ。

「よいしょっと、殺すよりも生きたままのほうが高値で売れるし、このまま運んじゃうか」

正直女である私にこのごつい男を運ぶのは骨が折れる。でもまぁ、これもいお金のため今日もいっぱい稼ごう!っと案の定さっきの銃声でばれてたか…

「おい何してる!」

やばいやばい、見つかった!さすがにこの量相手するのは面倒だなぁ…皆殺しにしちゃってもいいけど…

 その時私の近くに、密輸している最強武器が目に入った。ポータルガンか…試しに使ってみよっと

 私は、ポータルガンをコンテナに向かって打った。そしてもう反対側を船に打つ。

「よかった、説明書読んでおいて…」

一つ目にあけた穴に飛び込む。そうするとあら不思議ポータルガンを撃った船に瞬間移動ってわけ、あとは、この船を操縦して組織に戻ればOK

 そういえば、久しぶりの船の操縦だけど大丈夫かな…

ゴン!

「やべ、どっかぶつけたかも…ボスに怒られるだろうなぁ…はぁ気が重い、てか練習しとけばよかったよよぉ…」

まぁとりあえずはこれで仕事は終わりと。ここらで自己紹介していきますか!

私はクローバー。本名?ごめんね教えられない決まりなの。年齢は17歳。身長は前測ったときは152㎝だったっけな?体重はもちろん教えません。

 と自己紹介もここらにして、やっと着いた私たちの事務所F1wor Lに、はぁ遠かった。

「ボス、仕事終わりました。いやぁ遠かったですよ」

「おう、お疲れさん。いやぁ賞金首持ち帰るとはだいぶ太っ腹だねぇ。それとお前船ぶつけただろ。練習しろってさんざん言ってたじゃねえかよ。まぁ賞金首持ってきたから今回は大目に見てやるけど、次ぶつけたら容赦しないからなわかったらとっとと練習に行ってこい!」

はい、案の定怒られました。しかたない年貢の納め時ってやつだね練習行くか…

 この施設には、地下に練習施設がある。主に射撃訓練や、運転訓練、救護訓練など様々なものがる。今回はボスに怒られた運転訓練だな…特に船の。あとは飛行機も不安だから飛行機の訓練もやっておくか。はぁ、気が重いやりたくないなぁ…

「練習お願いします」

あ~あいやだこと、ここのトレーナー怖いんだよなぁ、やりたくないなぁ…

「あら、久しぶりね。何か月ぶりかしら。こんなにさぼってねぇ」

そうそう、この笑みこれがとてもストレスなんだよねぇ…さてさて、まずは船の運転だね、さっきぶつけたし…

「おっとっと、危ない危ない…」

うん、このトレーナーは誤魔化せないね。思いっきりぶつけました。本当だったら大爆発だよ。逆にさっきかすり傷程度で済んでたのすごいな。

「うん、まずいねこれは。明日からここ通うようだね。さ今日もたくさん遊ぼうね~」

ううっ…寒気してきた


それから約一日たち。

「うんもう完璧だね。運転以外はうまいんだけどねぇどうして運転はできないんだろうね…」

やっと解放された…徹夜なんてする気なかったのに…

「運転以外がうまいんだからさ、運転上手い人とペア組んで、運転してもらえばいいんじゃない?」

確かにそれも一理あるけど、私はペアを組まない理由があった。

「私ペア組んだ相手を今まで全員殺してきちゃってるんですよね…だからあんまりペア組みたくないんですよ。運転上手くて強い子いないかな…」

って!トレーナーいないじゃん!なんか独り言言っ⇒てバカみたい…

「もうなんか、眠気もないし。銃でも撃ってこのストレス発散するとしますか。射撃場誰もいないし」

ていうか、本当に誰もいないトレーナーもいないから勝手に撃つことになるけど…いいのかな?

「あのー誰もいませんか?すみませーん!」

どうしよう、実弾じゃなかったらいいかな…いや火薬を使う時点でアウトか?もうわかんない!

「どうした、頭抱えて。片頭痛か?」

この声は、薔薇さんだ。やば恥ずかしいところ見られちゃったな。

「いや、いまトレーナーもいないのに実弾演習しちゃって大丈夫か悩んでいたんですよ。大丈夫ですかね?いやでも火薬を使うからダメか…」

そんなに悩んでいる私を見て、薔薇さんは笑った。

「どうして笑うんですか!ひどいですよ!」

「いやさ、まだそんな清い心が残っていたのかと…」

ひどい、私まだ17歳なんですけど!薔薇(そうび)さんとか林檎(りんご)さんとかは心が汚れてしまったかもしれませんけど私まだ一人も殺してないし、誰ともしてないし!

「ごめんごめん、冗談冗談…大丈夫だよ俺が来たから。俺はトレーナーじゃないけど出撃経験があるし、何よりお前の上司だし。ほらほら撃った撃った」

なるほどねぇ、じゃぁ遠慮なく撃たせてもらいます。

 うっひょー!ガチで気持ちいい!グロック26最高だわ…

「いい撃ちっぷりだな、俺は用事があるから帰るぞ」

いやー気持ちいなぁ銃はいいよねぇ、まぁ殺すための道具だからあんまりこういうこと言うのは良くないだろうけど。まぁ仕方ないね。

「あの、クローバーさん、トレーナーがいないのに勝手に発砲するのはダメだって言いましたよね?何で勝手に撃ってるんですか?」

えっ?えっ…どういうこと薔薇さん!?だましたなぁ!この野郎!!

「すみません、薔薇さんが俺がいれば撃ってもいいよって言ってたから…」

「人のせいにしないでくださいしっかりと話を聞いていなかったクローバーさんが悪いです!」

後で、薔薇さんに何かおごらせようっと!

 はぁ、なんか最近ついてないなぁお茶こぼしちゃったしさっき食堂で…薔薇さん探してるけどいないし…っていた!!

「薔薇さん、ちょっとなんで逃げるんですか!」

相変わらず足速いなぁ、追いつけるか心配だけどこっちだって訓練してるんだ!

「こっちか、よっと…ほい捕まえた!薔薇さんさっき銃撃ってたら怒られたんですけどどうしてくれるんですか?全く本当に子どもっぽいんだから。何かおごってくださいよね本当に…」

こっちは、まじめなのにずっとへらへらしてる…緊張感がないなぁ

「ごめんごめん、わかったよじゃぁちょっと場所変えて話そうか」

と言われて連れてこられた場所はF1wor Lの港。ここ薔薇さん好きだよぁ、私はガーデンのほうが好きだけど。でもおとなしく話せるのはこっちかな。

「さっきは悪かったな、お前清々しすぎるほどに引っかかるから面白くて、それで何が欲しいんだよ。何でも言ってみろほら」

なんでそんなに上から目線なんだよもう、そうだなぁ…お金はいらないし何かおごってもらうとかじゃ安いしな…あっそうだ!

「薔薇さん、私とペアになってくださいよ。林檎さんと3人タッグでもいいですよ」

薔薇は眉にしわを寄せ考え込む。

「さすがに、3人タッグは厳しいなぁその代わり、今度こそ絶対に死なない最高のタッグをお前に着けてやるよ。まだ運転はできる年じゃないが戦闘の強さで言ったらお前以上だ」

私以上?そんな人いたかな?新しく配属されたような新人には負けないよ。まだまだ現役だからね!

「今から連れてこようか?ちょっと待ってろ少し驚くかもな」

さてどんな人かなと楽しみだな。

 正直あんまりタッグは組みたくはないんだよね、だって今まで組んできた人全員死んじゃったんだもん、正直あんまりみんな強くはなかったけど、それでも死なせてしまった私が悪い。

「待たせたな、この子だ」

えっ?この子が?何かの冗談だよね7歳か、そころへんに見えるけど…それにこんな子が強いわけないよ。さすがにねなんかの嘘だよね?

「嘘だと思うかもしれないが、この子がこのF1wor Lのバトルレートでは一番高いんだよ。だからきっと君と組むのがいいと思う。どうだ組んでみないか?」

確かに、ランキングボード見た時に私が落ちて2位になってるのは見たけど、てことはこの子がラナンキュラス?確かにかわいいけども…強くはなさそう…だって小さいじゃん?

「あの失礼なんですけど、本当にこの子強いんですか?全然強くなさそうですけど…」

本当に、失礼承知なんだけどだってしょうがないじゃん逆にこんな子供に負けたと思うとなんか癪だし…

「本当に失礼だなお前、ラナンキュラスはめちゃくちゃ強いぞ。だって俺もやられたんだから」

えっ?薔薇さんがやられるなんてよっぽどだけど…

「こんにちわー、あのこれから私とタッグを組むことになったらしいんですけど、よろしくお願いしますぅ」

なんか腰低くなっちゃうなこんな子供相手に…

「いえ、敬語でなくて大丈夫です。あなたのほうが年上ですし、立場も上なので」

へっへーそういう事ちゃんと考えてるんだ…

なんかおとなだなぁ…

でもギャップも可愛くてよき!


誤字脱字があるかもしれません!一応こちらでも確認していますが、抜けているかもしれません。その時は遠慮なくご指摘ください!


批評も受け付けております。しかしあくまで批評なので、誹謗中傷はやめてください。


乾燥、メッセージも受け付けております。コメントお待ちしております!(返信は遅れます。すみません)

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