表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼太の箱根駅伝  作者: 先出しバウアー
8/32

第七話 最終組

全日本大学駅伝予選会当日。


城西拓翼大学ジョーダイのオーダーは

主力である3、4年生で組まれた。


全日本大学駅伝予選会ーーー


まず、選ばれた8名が二人ずつ四組に分かれる。

それぞれの組がトラックで一万メートル走をし、

それらの合計タイムで勝敗を決するというものだ。


第一組から第三組まで、

何とか本戦出場ラインを維持するジョーダイ。


そして、最終第四組。


最後の切符は城西拓翼大学と山梨国際大学に絞られた。


第七話 最終組


第四組のレースが始まった。


ジョーダイは何としてでも山梨国際大学ヤマガクより先にゴールをしなければならない。


しかし、結果は圧倒的な大差での敗北であった。


ケニアからの留学生である

ジョン・イセナ・オツオリ(3年)が

最終組トップでゴールすると、


ヤマガクのもう一人のエース、

井之上幸希(3年)も三位と日本人トップで

走破した。


ジョーダイの応援エリアにいた蒼太たちは、

ヤマガクの気迫のこもった圧倒的な走りに戦慄を覚えた。


「クシ(櫛部川)、阿蘇合宿の準備を早めよう。」


(まだ、諦めてはいけない。必ずこいつらを箱根駅伝に連れて行くんだ。)


平林監督の決意は、青い炎のごとく燃えていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ