第四話
LOT本社まで来たけどやっぱりドキドキするな。
「すいません、上松さんって方に会いに来たんですけど」
「か、上松ですか。‥‥少々お待ちください」
そういえばオールセブンとluckどっちかって書いてたけどどっちにしようか、それに受付の人もなんかびっくりしてたし、これって多分裏クエスト的なやつだよな、もしかしてかなり難しく設定されたのを達成してしまったのか、
あっ、あのご老人人がそうかな
「上松ですが、御用件は?」
「こんにちは。九重と申します。オールセブンとluck の件でお伺いしました」
間違えて両方言ってしまった。大丈夫だろうか?
「そう‥ですか、取り敢えず案内するのでついてきてください」
「あ、はい。分かりました」
なんかそっけないな、敬語間違ったか?
「ここに入ってください」
「失礼します。あ、あれが、LOTのギアとソフトですか? ギアってあんなに大きいんですね」
「そうです。それについても説明するので座ってください。では、説明しますが、その前にluckとオールセブンを見つけた経緯を教えてください。」
俺は経緯を全て話した。なんか喋っていく上松さんの顔が曇っていたけど、やはり予想外の出来事だったのだろうか? にしてもオールセブンってダサいな
「わかりました。では説明します。ご想像の通りどちらもかなり難易度が高い物裏クエスト的なものです。
まず、luckの方は推測をして予測を立てること自体はできるのですが、そもそも題名に何か隠されているとゲーム開始前に考える人自体がまずいません。
次にセブンスターもですが、自分の番号を検索すれば出てきますので、全てのギアとソフトの番号を数えようとする人はまずいません。ここまでいいですか?」
え、検索なんて、できたのか。知らなかった‥‥
「あ、はい大丈夫です。」
「実はこの二つとも社長が作られた物で、色々な報酬があるのですか、今はお渡しできないことになっていまして、本当に申し訳ありません。
私から伝えられることはログインできるのは通常、明後日からですが、九重様は明日からできるということです。なので、もし時間が有れば明日の9時からこの案内の紙を見ながらログインしてください。
あと、この紙とログインするまでに隠されていることは以上になります。」
「ありがとうございました。するとこのギアは他の人とは少し違うものなのでこの大きさということでしょうか」
「はい、その通りです。ギアとソフトは今日中に家に運びますので。他に質問はありませんか?」
「はい、大丈夫です。ありがとうございました。では
また」