第二話
今俺は一人で家に帰っている、
なぜかって?優斗と咲良がイチャコラしながらLOTの準備するために先に帰ったからだよ‼︎
“「ま、悔しかったら今回もそうして、当ててみな」”
くそっ、朝のあいつののセリフが今になって余計に腹立たしい
まあいいさ、そんなに言うのなら見つけ出して見せるさ、絶対にあいつら見返してやる
はい、そう思っていた頃が僕にもありました。
家に帰ってきて転売している人がいないかとか、何か方法がホームページに載ってないかとか探してみたよ。
まぁ、結果は惨敗ですよ。はぁ、そもそも第一陣に当たったのが応募した1000万人のうちの0.1%の1万人な訳で、他の落ちた人も血眼になって俺と同じ風に探してるんだから見つかる訳ないんだけどさ。
まだ、そうやって思いながらもスマホで探してるんだけどね。
ほんとに見つかんなあいなぁ‥
ピコン!!
おっと、LOT 公式からの発表じゃん、
なんて書いてあるのかな
カチッとなと
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LOT公式
今回LOT第一陣にご応募くださり誠にありがとうございます。沢山の方々からの第二陣受付の要望を受けまして、新たに八万人受付ることといたしました。それにもちまして、第一陣にご応募いただいた方の中から一万人を選ぶことにいたしました。そのことについてお知らせいたしました。なお、ご当選の確認のためホームページの番号をご確認ください。
※Noはソフトの番号を表しており、番号は応募順です。ソフトの1~1000までは第一陣の方です。また、表示はランダムになっておりますので注意してください
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「きたーー!!
やっぱり俺の運は捨てたもんじゃなかったぜ」
俺の番号は7777777番っと、すげえな俺7777777番目に応募したんだ、運良いな、俺 カチッと
No.10001 13476番 No.10015 9876番
No.・・・・・・・・・・・・・・・
やっぱり、ソフトも当選者も数が小さい順ってかじゃないのはめんどくさいな
はい、スクロールスクロールっと
、、、、、、
ないっ、ない!! 俺の番号がない、嘘だろ‥‥
いや、そんなことは無いはずもう一度、、、、、
、、、、、無い‥もう一度、、、、、無い、もう一度、、、、、、
無い‥‥ そうだ、書き出してみれば‥
、、、、、、、、、、、、、無い‥‥
そんなことってあるのかよ‥‥期待させといて、、普通当たってないならメール来ないだろ、
プルルルプルルル
“「もしもし薫か?」
「そうだけど」
「ホームページ見たか??当たってたか???」
「見た、当たってなかった‥」
「そ、そうか‥」
「いや、良いよ、じゃあ切るよ」
「うん‥」”
はぁ‥‥‥寝るか‥