第十話
ふう‥‥、にしても災難だったな、心配してくれたAI君に感謝だな。AI君って名前呼びづらいな・・
「ねえねえ、君さ。名前ないなら俺が付けらしてくれないかな?」
俺のこと心配してくれたし、お礼しないとな!
《え、いいのですか!?もちろんです。ありがとうございます。》
「ただし、条件がある」
《条件‥ですか》
「ああ、俺の仲間になってくれ。すぐには無理かもしれないけど迎えに来るから。あ、あと素の喋り方で喋ってくれ」
俺の専用フィールドとか言うところで一緒にいるやつを早く見つけないとな
「え、そんなことでいいんですか? あ、いいの?」
「もちろん」
「ほんとは不安だったんだ。僕の担当、君だけだったからさ。だから、ありがとう‥」
これはあかんわ、こんな可愛らしい男の子の上目遣いは反則だわ‥、おっと、名前つてないとな
「そうだなぁ、ヤマトでどうだ?」
「うん、うん。僕ヤマト、ありがとう」
「どういたしまして」
[称号:最初に名付けし者 ヤマトの名付け親 を獲得しました]
おっといかん、ついなでなでしてしまった。癒されるなぁ‥‥。ん?何か、聞こえたって?そんなのムシダヨ
「じゃ、じゃあ、続けるね」
「あ、うん」
名残惜しいがしょうがないな‥‥
「まずはアバターからだね。オススメは現実の体をスキャンしてパーツとかを変えることかな。一から作っちゃうとどうしてもバランスがおかしくなっちゃったりするからね」
「なら、そうするよ」
今の中性的な顔とはおさらばしたかったがしょうがない
「じゃあ、出すね」
ウィーン
うわっ俺とそっくりなやつ出てきやがった
うーん、とりあえずいろいろ変えてみるか‥
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「よし、これでオッケー、」
結局髪を背中まで伸ばすだけだったな。まぁ、、ヤマトも太鼓判押してくれたし、大丈夫か
[称号:最初にアバターを変えし者 を獲得しました]
はいここもムシダヨね
「次にステータスを決めるね。ステータスオープンって言ってみて。次からは心の中で言うだけでもいいから」
「わかった、、、、ステータスオープン」
――――――――――――――――――――――――
名前
Level
年齢
種族
職業
状態
加護
HP
MP
STR
VIT
INT
MND
AGI
DEX
LUK
STP:0 SKP:0
スキル
称号 最初に降り立ちし者
千思万考
最初にクエストを達成し者
最初にシークレットクエストを達成し者
不可能を可能に変えし者
試されし者
ラッキーセブン
運に愛されし者
努力する者
才能ある者
打ち破る者
無限の可能性
奇跡を身に宿し者
唯一無二
最初にログインした者
最初に称号を得た者
称号に愛されし者
最初に名付けし者
ヤマトの名付け親
最初にアバターを変えし者
時間 6時10分 メモ マップ ログ
フレンド BOX 設定 インベントリ
ログアウト フィールド
――――――――――――――――――――――――
[称号:最初にステータスを確認した者 を獲得しました]
称号が多い、多すぎるけど、まあ、そこは分かる
今6時10分って
時間経ってなさすぎだろ!!!