表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

エデン

目が覚めたのは大きな街が望める、小高い丘の上だった。



優一は、以前には無かった知識について思いはせる。



───


この世界の名前はエデン。



高知能の種族は、大きく4種ある。



[人族]

世界の7割の大地を治めている種族。


見た目や平均寿命など、僕たちの生きていた世界の人たちと酷似しており、

農耕、畜産で食生活を賄っているが、生活水準は以前の世界で言うところの中世頃の様相。


ある程度の魔法を使う素養があり、魔族とは常に対立関係にある。



[魔族]

世界の2割の大地を治めている種族。


基本的な造形は人族と似ているが、肌の色が青く、瞳孔が猫のように縦に長い。

寿命そのものは長く数百・数千年生きられる可能性もあるが、

好戦的な種族の為、寿命までに命を落とすことが多い。


治めている大地が不毛の地であることも相まって、農耕や畜産はあまり盛んではない。


魔法を意のままに操ることから、魔族という名を冠している。



[竜族]

世界の1割の大地を治めている種族。


東洋の龍というよりは、西洋のドラゴンのような容姿をしている。

強靭な肉体と高い知能を持つが、争いは好まず、自ら他種族の前には姿を現さない。



[精霊族]

普遍的に世界に存在する種族。


世界の調律の為の神直属の種族であり、基本的に外部からの干渉は受けない。

僕がいた世界にも存在したらしい…。


何かあったら精霊を通じて神へコンタクトを取るよう記憶に刻まれている。




この世界で、人族の魔法使いとして、僕は世界を良くしていなかなければならない。


僕に何ができるのだろう、

僕はどうしたいんだろう。


とにかく、一歩前へ、踏み出していこう。


──


優一は、目の前の街へ向かって、歩み始めた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ