〇 ピーターの持っている武器・買った武器
次回はオーダー頂いたものです!
今回は番外編!
どーも! 筆者のピーターです。
今日はピーターの過去に持っていたり、買ったりしたことがある武器を公開します!
というか、武器では無い物もおもちゃとかも巻き込んで書いてます。
なので、番外編の中でも特に大雑把で大味なものとして認識して頂ければと思います。
世の中には変なアイテムっていっぱいありますから、これに限らず誰でも武器になる物を買った記憶はあるはずです。
特に、修学旅行先で売っている木刀、お祭りの屋台で売っていたヌンチャクなどはだれでも一度は買って、担任の先生やお母さんや兄・姉など誰かに怒られてバカにされた記憶はあるはずです。
鬼の金棒のような風船のオモチャとかもあったりして、兄弟で殴り合っているうちに、障子を破いたり食器を割ったりして、ついつい誤魔化した人もいますね。
怒らないから言ってごらんと言われて、しっかり怒られた記憶がよみがえってきたことでしょう。
ん? ピーターは違いますよ。
そんな木刀や風船金棒は買ってませんよ、欲しかったですけどね。
バタフライナイフとか、メリケンサックとかの定番も持っていません。
……もっと変なもん買ってますから。
さすがにね「本物と同じ材料と製法を使って作ったレプリカのメイス」とかいうレプリカを宣う本物。
「届け出が必要なほんまもんの日本刀で、居合にも使えて竹でも巻き藁でも切れる」とかね。
そんな、ガチガチのガチは買っておりませんし、持っておりません。
欲しいとは思いますが、宝の持ち腐れになることは目に見えています。
それでもね、武器になる物って買ってみたいし、手に取ってみたいんです。
そうすることで、使った時の惨劇のイメージは強くなりますし、どうして危ないかも実感できるというものです。
手にしてみると「あー、これは確かに危ないわ」となると、平和の大切さを改めてかみしめられます。
今回は、なつかしさだったり、武器に触れて背筋を寒くするような感覚の一部でもイメージしてもらえたら嬉しいです。
では、ピーターの持っている&買ったことあるアイテムへ、レッツゴー!
◇
『鉄扇』
初めて買った武器がこれですね。
お値段5000円くらい。
ステンレスだと思うんですが、複数の金属版を扇状に並べて、一か所をハトメのような金属で固定。
紙の代わりに化繊の布を強力接着剤で扇状に金属版に固定しています。
ハトメで止まっている部分を中心に畳んだり開いたりできる鉄の扇で、閉じた時の一番上と一番下の金属版には黒のプラスチックに金色の龍の掘り込みがされたパーツまでくっついています。
あまりの重さに開いたときや閉じた時に「バババフゥ」っと重苦しい風の音が聞こえてきます。
仰ぐと涼しいんだけど、筋トレしているのと同じなので全く涼しくありません、むしろ仰げば仰ぐほど体に熱がこもってくる。
持ちにくい上にあまりの重さで閉じたり開いたりするだけで、手や指への負担が半端ではありません。
金属版の間に指がはさまって水ぶくれや内出血は起こすし、化繊の布は端からどんどんほつれて行くし、ハトメパーツはすぐに緩んでしまいます。
連続して使うものではなく、意表をついて相手に一撃入れたり、刃物を弾いたりするのが限界ですね。
専用の入れ物になる細長い小袋が付いてたんですが、どっか行ってしまったんですよね。
悲しいです。
どこぞのお城のおもてなし武将様がこれをバフっと広げて、写真をとるときのポーズをしてくださったりと演出にも使われておりました。
『模造刀「炎」と「冷」』
模造刀というと、最近は鬼なんたらと言われている模造刀がゲームセンターなどで沢山景品として登場していました。
こういった物は抜いてみると明らかにおもちゃという作りになっており、刃の部分は塗装で表現されているだけなので、危なっかしさは全くありません。
ですが、ピーターが購入した模造刀は観賞用と言われる物であり、本物の金属を使用しております。
刃はついていませんが「これ、切れるんじゃね?」と思わせる程度の作り込みはされています。
刃こそついてませんが、金属なので、全力でぶっ叩けば打撲や骨折などの大怪我を負わせることができるので、管理には注意が必要です。
あくまでも観賞用なので、本物のように分解したりはできないように作られています。
漆塗りにラメのようなきらめきが施された柄と鞘をもっており、鍔は無く、匕首のようにピッタリと納刀できるようになっています。
炎とか冷とか言うのは鞘に、赤で炎の装飾がされていたり、青で氷の結晶のような装飾が入っているからですね。
これがまたカッコいい。
どちらも鞘に納めた状態でも美しく、抜いたとしても刀身はオモチャのようには見えません。
ちゃんと美術品として扱うことができるようになっています。
刀がすっごい欲しいっていうから、プレゼントしたんですけどね。
ドン引きされた事は言うまでもありません。
『護身封剣』
柄に鬼瓦のような牙が生えた顔が掘り込まれている柄のみの剣です。
ひし形で、尖端がかけた錐のようなパーツがマトリョーシカのようにサイズ違いでいくつもはいっており、一番小さいパーツだけが完全な錐の状態になって、柄の中に納まっています。
パッと見て、柄しかないのですが、勢いよく振ることで、ひし形で錐のパーツが次々と飛び出していきます。
そして、細い方が飛び出し、太い方が手前の錐の先端に引っ掛かる事で一本の剣のように伸びて安定します。
一振りするだけで、剣が現れるという中国的なファンタジーを地で行くのがこの護身封剣です。
お土産物だったようで2000円程度で売られていました。
柄が、プラスチックに塗装を施したもので簡単に割れてしまった事が残念です。
刺突するようにどこかに押し付けると、引っかかりが外れて納刀できるのですが、たまに変に引っかかって納刀できないことがあります。
各パーツの先端部分は非常に鋭くなっており「あれ? 引っかかったか?」と思って手で押し込もうとしたら、真っ赤なひし形が手に刻まれてしまいました。
おもちゃかと思っていたらちゃんと武器でしたね。
絆創膏をベタベタ貼って、完治まで一週間くらいかかりましたから、危険な武器でした。
ちなみに中が空洞のため、強度はメチャクチャ低いです。
ぶったぎる前にポッキリおれてしまうでしょう。
『懐中電灯』
ピーターの使っている懐中電灯は長さが、握りこぶしを作った手の先端から肘までの長さがあります。
所謂、肘きり棒クラスの長さというわけですね。
しかも単1電池を4本使用、総重量も1キロに迫るスーパー重量級です。
単1電池は一本140グラムくらいだったので、電池だけで560グラムもありますね。
明るさの調整ばかりか照らす範囲を広げたり、絞ったりすることができるようになっており、一番搾った状態にして、暗闇の中という条件の下、人間の目を至近距離で照らすと失明にまで至らしめることができます。
注意書きの中で「警告! 絶対に光を目に入れないでください! 失明や視力低下に至る場合があります!」と書いてありました。
しかも、真っ赤な文字、極太フォントでアンダーラインまで入れて書かれていました。
つまり、道具としてつかうと『目くらまし・目潰し』ができる棍棒なんです。
ぜっっったい! 使うんじゃねえぞ!
ピーターはもっていませんが別売りで、持ち手の部分に短い横棒を取り付けられるようにするパーツが販売されており、これを取り付けるとトンファーのように扱う事ができます。
持ち手も軍用の無骨さを感じさせるほどの強度をもってます。
重量役1キログラムのトンファーな上に失明の可能性ありの懐中電灯は、ちゃんと全部が金属製です。ライト部分の外周も金属です。
こんなんでぶん殴られたら死んでしまう……
取り扱いは要注意です。
車のライト以上に明るく広範囲を照らせるので、状況によってはすごい便利なんですが、めちゃくちゃかさばりますし、取り扱い注意です。
『工具箱』
道具です。武器ではありませんが、武器にしようと思えば出来る物ばかりです。
柄頭から先端まで30センチ程度の小型の錆びた鉈、刃は結構潰れてきてしまっているのでそろそろ寿命かと思っている所ですが……
ようするに金属の固まりなので、金属製の棍棒とどっこいの威力を発揮するでしょう。
小型のバールやハンマーも十分鈍器ですし、投擲したとしても威力は十分です。
当たり所が悪ければ、即刻戦線離脱しなければならないほどの重症を与えられてしまいますね。
他にも業務用の強い切断力をもったハサミや、穴あけに使う四角錐、大型カッターなどの結構やばいアイテムが沢山入っています。
反乱軍などの中にはこうした日常で使う工具や、包丁などの調理用品を長い棒の先に括りつけたりすることで、即席の槍や短刀、殴打の武器として戦っている事もありました。
そういう視点でみると、ピーターの日曜大工の道具箱は武器の宝庫に見えてくることでしょう。
みなさん、道具は道具です。
武器にすると道具が泣きます。くれぐれも平和利用でお願いいたします。
工具箱の総重量は数キログラムになりますし、箱そのものも丈夫です。
2階から投げつけてやるだけでも十分致命傷の可能性を感じます。
本当に取り扱い注意です!
『ヌンチャク』
確かに持っていたはずなのに、どこにいったのか。
冒頭で買ってないと言っておきながら、ちゃんと持ってました。もらったみたいです。
2本のウレタンの棒をそれぞれ布にくるんで、柔らかい布状の素材で繋いだ練習用のヌンチャクがあったんです。
かっこよく振り回そうとして、自分の体をベチンベチンと叩き続け、背中を通して持ち替えようとして後頭部を叩き、受け取りを失敗して遠くに投げて障子やふすまに直撃させる。
挙句の果てに股間を殴打して、ヌンチャクを投げだして両手で股間を押さえて転げまわる無様をさらす。
どこいっちゃたんかなぁ、あのヌンチャク。
子供の頃に結構遊んだ記憶が強く残っています。
今から練習は絶対しない。
やらないからな! 樫のヌンチャクとか送ってくるんじゃないぞ!
あんなもので股間を叩いたら、冗談抜きで緊急入院になってしまう!
「昨夜、ヌンチャクの練習していたという男性が股間を強打し、救急車で運ばれて緊急入院になった模様。命に別状はないそうです」
なんてニュースになってしまったら末代までの恥です。
ちなみに実戦の場であんなに振り回すことはありません。
『ボクシンググローブ』
16オンスのガチンコのボクシンググローブと、テーピング用のバンテージを持っていました。
ボロボロになりすぎたので、処分になってしまいましたが、長い間愛用しておりました。
スポーツボクシング、エクササイズでもあるボクササイズの延長線ではありますが、ピーターはキックボクシングをちょこっと習っていました。
今は会場が無くなるばかりか、先生が亡くなってしまったので、教えてくれる方がいないんです。
どっちかというとピーターの体はお相撲さんタイプです。相撲部屋に入る基準を大幅に下回る身長低めの、ぽっちゃりさんです。
それでも、柔軟性はしっかりありますから、得意技は右のハイキックです。
相手はこのぽっちゃりが蹴り技出すとは思いませんから、最初の一発が勝負の決め手です。
いや、グローブ使えよというツッコミ、その通りですね。
ボクシングに使われるグローブというのは、自分の拳を保護するだけでなく、相手選手に致命傷を与えない保護も兼ねています。
衝撃吸収材と手首へ固定するマジックテープなどで作られた16オンスのグローブはグラムに換算すると約450グラムにもなります。
拳に巻き付けるバンデージまで足したら約500グラムですね。
これだけの重さがあるということは、相手の頭蓋骨を通り過ぎて脳を直接揺らす事や、腹部に突き刺すようにすることで、肝臓や肺へと重い衝撃を届けることができます。
こうしたダメージは命に別状を与える事は少ない物の、一時的に人間を無力化する効果をもたらせます。
物を運んでいる途中に腹に押し込まれたり、横になっている時に腹や胸を踏まれたといった体験をした方は、しばらくの間呼吸がままならなかったり、痛みや苦しさで体を丸めてうずくまってしまった記憶があるでしょう。
上手く使えばここまでのダメージをプレゼントできるのです。
ボクシンググローブは自分と相手を保護するものでありながら、自分の拳に「重量」という付加をしてくれる立派な武器になりますね。
◇
他にも変なアイテムとして「タイで買ってきた、閉じた状態で全長1メートル程度の扇」とか「スイス製の折りたたみ5徳ナイフ」とか「電流! ビリビリライト」とか持っています。
でもこれらは明らかに武器ではありませんので割愛します。
大きな扇は広げて飾れば目を引きますから、視線をそらす効果があります。
5徳ナイフはそのまま武器に、ビリビリライトはトラップに活用できそうです。
ファンタジー的なアイテムになると、ルーンタロットやルーンストーン、タロットや夢占いのモチーフシンボルなどのグッズも持っています。
さすがに魔法で浮かせたり、炎や冷気を出す事はできんかったです。悪魔も神も呼んでも見えることはなかったです。
占いではちょっと人気出たりしましたけどね。
探せばもうちょっと明らかに武器というグッズも出てくるかもしれませんが、今日の所はこのくらいにしておきます。
また出てきたり、追加で購入したり、もらったりしたら適時ネタにして行こうと思っています。
需要あったらということですけどね。
いかがでしたでしょうか?
ピーターは常識人でありながらも変な人だったという事を実感する、不思議な気分に悩まされている、今現在です。
楽しんで頂けたなら、ピーターの悩みが増えた程度の事、嬉しく思ってしまいます。
こうしたピーターの話を読んでみたと言うそこの貴方!
貴方の家にはどんな武器があるのでしょうか、一度見直してみると面白いかもしれませんよ。
どこかの機会でこっそり教えて下さいませ。
武器について語り合いましょう。
いつも読んで頂きありがとうございます。
毎日更新が結構好評なので、もう少し頑張って続けてみようと思います!