第四十四話~彼女とキメラと……シリアス(笑)wwwwww~
雑ですみません。
「………でな~、そのままキメラに組み込まれたんだよな~。あっははは。」
「笑い事じゃありません!!!全く、日頃からあれほど気をつけなさいと何度も言っていたでしょう!!!いつもいつも話を聞き流して!!!だから寝首を掻かれるんですよ!!!全魔王という方がなんと情けない!!!それでも『原罪』を持って生まれた魔王ですか!!!しかも『旧原罪』の生まれ変わりでもあらせられましょう!!!そのような方が戦場で眠り、あまつさえキメラに組み込まれるなど!!!こら!!!興味なさげに聞き流さない!!!全く、言ったそばから!!!大体あなたはいつも――――――――――」ガミガミ
あ~、うっさ~。
「はいはい、悪かった悪かった。」
「分かってないでしょう!?貴方!!!はあ、まあお説教はここまでにしてあげます。」
お!ラッキー!!!お説教はいつ聞いても嫌だしな!!!
「やりい!!!これからもよろしくな!!!………あ、アルナダ?だったか?覚えとくぜ!!!………多分。」
「な、なんと…!!!あの、あの!名前すら頑なに覚えようとしなかった魔王さまが…!?うう、感動です。成長しましたね。」
………なあ、魔王。こんなことで泣かれてるって、普段から何してたんだ?
ん?怒らないから言ってみ?
イヤ、ナマエヲヨベッテイワレテモ、ムシシテタダケダカラ。
………そりゃあ、泣くわ。今まで言っても聞いてくれなかったのに、それを自分からやるって、感動されっぞ?しかも、普段からそんな調子だったんなら余計にな。
あれだ、例えるなら、普段から素行と態度の悪い不良が、自分でバイトして得たお金で母親にプレゼントを買って、あげる的なやつだ。
「……でもさ~、どうする?俺たちの任務って魔王の討伐だろう?」
「あ、のんきになり過ぎて忘れてたわ。あ、お茶おかわり。」
刃ェ………。あ、でもお茶は本当に美味しい。どうやってこの風味と香りを最大限に引き出すんだ?
俺がやるとお茶の葉が炭になるからな~。
私がやると80点くらいの仕上がりになるのよね~。
って、また凛華が出てきた!!!
………え?このくらい出しゃばってもいいだろ?って?はあ、仕方ねえな。今回だけだぞ。
「ん?じゃあ王様に直談判してくればどうだ?このお菓子持って帰っていいと思うか?」
「直談判?どういうことだ?あ、持ち帰ってもいいぞ。腐るほどあるからな。」
そういえばアルナダってどっちの口調が本当の区長なんだ?
え?こっち?丁寧語は後付け?ふう~ん。え?魔王になつくまではこの口調で生意気だった?
って、なつくって動物じゃないんだから、そんな風にいうなよな。
なあ、魔王。なんで話さないんだ?いつもみたいに音にして響かせるようにさ。
え?疲れた?『怠惰ノ王』と『憂鬱ノ王』が本当に定着して?慣れるまで怠い?
そっか、頑張れ。応援してる。
え?引き取らないかって?……何を?
『怠惰ノ王』と『憂鬱ノ王』を!?
引き取れんの!?それ!?
まあ、でもいらないし。魔王頑張れ。
「あ、分かった!!王様に仲良くなったから倒したくないし、同盟くんでって言えばいいじゃないかって言いたかったんでしょ!!!ギドさんは。あ、これの別の味あります?」
「なるほど、同盟か。会議で出してみよう。それの別の味が欲しいのなら持ってこさせよう。おい。」
っていうかさ~、俺思ったんだけどさ~、
{何なんですか?さっさと言ってくれませんか?文字数の無駄なのですが?}
う、はいはい。っていうかメタ話すんなって。
「なあ、政治とかの話と雑談一緒にするの止めてくれね?頭ン中ごっちゃになる。」
「ああ、申し訳ありません。旧第一席様。貴方のかわいそうな脳みそではごちゃごちゃになってしまうんですね。私の脳みそは優秀なので理解できませんでした。」
「俺を侮辱したいのか、謝りたいのか、どっちなんだよ!?」
かわいそうとか言うな!!!ってか刃たちも哀れなものを見るような目で見るな!!!
……ナレロ。イツモノコトダ。オレモイツモイワレテタ。
………お前も苦労してたんだな。
あれ?でもいつもの態度を考えると半々になるのか?要するにプラマイゼロ?
オレノミカタジャネエノカヨ。
ねえな。ぜってーありえねえ。うん、世界が滅んでもありえねえ。むしろそうなったら俺がこの世界を壊すわ。あ、ダメだ。カルテリカも死んじゃう。うん、じゃあ俺が世界を滅ぼそうとするくらいありえねえわ。
オマエ、ドンダケイッテンダヨ。ヘコムジャネエノ。ヤメテクレ。
はいはい。ゴメンゴメン。あ、そういやさっきから話してっけどもう大丈夫なのか?アケディアとメランコリアはどうなった?
イマサラカヨ!?ハア、モウオチツイタ。ダイジョウブダ。
よかったよかった。ディアがいなくなると困るからな。(n*´ω`*n)
カルテ…。ジーン
だってさ、ディアがいなくなると『怠惰ノ王』と『憂鬱ノ王』が俺んとこに来るだろう?それは嫌だからな。
カルテ…オレノカンドウヲ……カエセ!!!
しーらね。そういやディアって名前あんのか?勝手に前、俺がつけたけどさ。
……モウヒツヨウナイナマエダ。イラネエシ、ジャマダ。
そっか。ディアはディアでいいのか。
……アア。オレハモウ、オレモキオクヲモッタ、スキルノヒトツニスギナインダカラナ。
それでも、やっぱり寂しくないか?
ダイジョウブダ。シンパイシテクレテアリガトウ。オレハモウ、オレモキオクヲモッタ、スキルノヒトツニスギナイガナ、オレトオナジヨウナナカマガ、ココニインダロ?
そうか。寂しくないみたいだな。よかった。
べ、別にお前のことを思って~とかじゃあないぞ!!!お前が悲しかったり、寂しかったりすると、俺も悲しくなったり、寂しくなったりするから言ってるだけだぞ!!!
ハイハイ。ツンデレオツ。
ふ、よかった。いつものお前に戻ったな?
ハ?サッキカラズットイツモノオレダッタガ?
いいや、いつものお前じゃなかった。どこかにぽっかりと空いた穴を塞ぐように、アルダナをボーっと見てた。何をするでもなく、ただボーっと。
………ナア。
ん?なんだ?
………トキッツーモンガタッテクノハ、ハエエモンダナ。マルデ、オレダケオイテイカレタミタイダ。
……そうだな。時がたつのは早いもんだ。エルフだろうが人間だろうが、俺らにとって差異はない。いつか、この光景も色褪せた思い出になっちまう。本当、早いよ。
……オレラノバアイハ、トキガタツノガハヤインジャナクテ、オレタチノジカンガオソインダ。
そうだな。俺らの時間は遅い。悠久とも言える。なんたって死なないんだから。
……キットイツカ、アイツラモシンデシマウ。オレラハ、タエラレルカ?
さあ?………未来のことなんか分かんねえよ。できることなんか精々今を大切にすることくらいだ。
……ソウダナ。ソレイガイハドウニモデキネエカ。
でもな、安心しろ。こいつらがいなくなっても、こいつらの子が孫が子孫がいる。それすら無くなったとしても、ここには分かち合える仲間がいる。大丈夫だ。見えない未来なんて心配しても無駄さ。
アア。イマヲミテイキヨウカ。
おう。
「カルテ~、宴会するって!!!速く行こうぜ!!!」
宴会って……俺らがシリアスやってるときに何やってたんだよ……お前ら…。




