第三十四話~彼女とキメラとイタズラと3~
授業回です。わけわからんかもだけど、ストーリーに支障はないのでわかんなくてもオッケーだよ!!!
「――――――と、なるわけだが、ヤイバ。ソウタ。なぜ魔物ができたのか、魔物に感情はあるのか、魔物の言葉の代表的なもの全ての三つに答えろ。なに、念話して話半分で聞いてるんだ。予習復習完璧なのだろう?」
「げ、せんせーなんで分かるわけ?」
「魔力が駄々漏れだ。魔力をもっと隠蔽しろ。」
ただいま授業をしてるぜ?って、誰に言ってんだ?俺は。
{そんなの――}
おっと、言わなくていい。どうせメタい話だろ?聞きたくないし、ツッコむのも面倒だ。
{………。(そんなの読者に決まってるでしょう?この間抜けのスットコドッコイが。( ゜д゜)、ペッ)}
何やら不愉快な副声音が聞こえたような……。
{はて?勘違いでは?}
………。そういうことにしといてやろう。
「おい、さっさと質問の答えを言え。」
「あ~、…魔物が生まれたのは、人間の闇?が世界に溢れすぎて世界樹が還元できなくなって?生まれた…んだっけ?」
「……まあ、一応正解にしといてやる。付け足せば人間ではなく、人の形をしたもの全てだ。亜人も含む。世界に溢れたのではなく、人間界に溢れたのだ。世界樹が還元できなくなっては、あっている。」
ところどころに『?』が入ってたことには、目をつぶってやろう。
「ヤイバ・クレナイ。魔物に感情はあるか答えろ。」
「ある。」
…………短っ!?バカか?こいつ…。あ、チョーク投げよう。チョーク。
シュピッ ドンッ!!!
「ちょ、聞こえたらおかしい音したぞ!?チョークだよな!?投げたの!?刃?しっかりしろ!?おい!……気絶してる!?」
まあ、いいか。
「バカ者。魔物に感情はあるが、年に三回いわゆる発情期と呼ばれるときとバーサーク期間と呼ばれる時期は感情はなく、ただただ本能のままに動くと言っただろうが。そして、アンデット系は感情が負の感情しかなく、死んだときの恨みつらみ以外の記憶を持った、特殊個体以外は偏っていると教えただろう?」
「先生!?刃気絶してる!?いや、マジで我関せず!?これが世にいう我が道を行く人なのか!?」
「うるさいぞ、バカ二号。そいつは自業自得だ。さて、最後の質問に答えろ。」
ほら、みんな待ってるだろう?さっさと言えよ。
「え、え~っと………わかんない(∀`*ゞ)テヘッ」シャッ ドゴッ
「わかんない(∀`*ゞ)テヘッ じゃない。バカ二号。」
「………。」ピクピクッ
〚(先生、スパルタどころじゃないですよ!?それ!?)〛
さ、授業の続きをしますかね。
「じゃあ、バカが沈んだところでさっきの解説をする。魔物の言葉の代表的なものは、全部で10ある。特に、ゴブリンやオーガ、オークなどの人型に近い魔物が使う『魔亜人語』。人魚やハーピー、セイレーンなどの上半身が完璧に人間に近い魔物が使う『半人語』。ウルフやホーンラビット、ハウンドドッグなどの野生の動物に近い魔物が使う『鳴声語』。ドラゴンや龍が使う『龍声語』。そして、ゾンビやレイス、マミーなどのアンデットの魔物が使う『死族語』がよくテストに出るぞ。」
これ、紛らわしいんだよな~。
「先生。ボーンドラゴンや、ドラゴンゾンビはどうなるんですか?」
おお!すっげーいい質問。俺から切り出す手間がなくなった!!!
「いい質問だ。ボーンドラゴンや、ドラゴンゾンビはアンデットの『死族語』になる。が、例外として特殊個体であるものは生前の言葉を話す。ひっかけとして出やすからな。注意しておけよ。」
ん?なんだ。もう起きてるじゃないか。サボりとして教育的指導をするぞ?
っていうかこいつら懲りてねえのかよ…。
「おい、馬鹿ども。寝たふりもいい加減にしろ。そんなに寝たいなら永遠の眠りにつかせてやるぞ?」
「「いやいや、結構です!!!」」
じゃあ、寝たふりなんてするなよ。苛めたくなるだろう?
「じゃあ、馬鹿どもも起きたところで残りの代表語5つを説明する。まず、マンドラゴラやエント、ドライアドなどの植物系の魔物が使う『植声語』。ゴーレムやスライム、ミミックなどの無機物、無性、よくわからん魔物が使う『無声語』。まあ、これは念話での話だ。実際には喋らん。マンティスやビートラー、バタフリーなどのムシ系統の魔物が使う『虫声語』。シーフバードやクレイムホーク、フライファングなどの鳥類系の魔物が使う『鳥声語』。あとは、例外中の例外。天災級の魔物が使う『災声語』。何故か、天災級つまり、ランクZ、overの魔物はどんな種族であれこの言葉となる。覚えておけよ?期末のテストに出そうかなってカルテが言ってたからな。」
ふう、真面目に授業をするのは疲れるな。
「何か質問は?」
「はい!迷ったり、分かんなくなったらどうすればいいですか?」
あ~、よくある質問だな。
「それは簡単だ。その魔物の種類を思い出せ。動物系か、鳥類系か、習ったものしか出ないはずだ。習ってないものでも、基礎的なものだろう。だから、思い出せ。それ以外にいうことはない。他。」
「はい!どうして魔物の言葉はほとんど一緒なんですか?」
あ~、よく勘違いするやつだ。
「ああ、まったく一緒ってわけじゃない。少しずつ違っている。あれだ。国の端の村と村の言葉は少し違ってるだろう?ちょっとずつ、別の国の言葉が入ってるからな。それと一緒だ。ちょっとずつ訛っているから通じるけどたまにわからない言葉もある。みたいな感じだな。」
「なるほど~。あれ?じゃあ、肉食獣って草食獣の声が分かってるんですか?」
「ああ、分かってるぞ。だが、あえて無視している。まあ、胸くそ悪くなる時もあるから、人間を積極的に襲うんだよ。」
「へ~、あれ?人間の言葉ってわかってないんですか?」
え!?知らなかったのか!?常識だぞ……。おい。
「当たり前だろう?大体、この授業があるのはな?魔物を狩りやすくするためじゃなく、魔物と共存するためにやってるんだぞ?こちらが魔物の言葉を覚えれば、それだけ歩み寄れる。そのことを覚えておけ。魔物だからと見下すな。人間だからと威張るな。まあ、おれも半分魔物みたいなもんだしな。」
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
「授業終わり。ちゃんと復習しとけよ?明日、小テストするからな?じゃ。」
ガラララ
あ~、ふざけたい。っていうか、最近バトルモードのスイッチ押してねえな~。どっかでまた、ストレス発散すっか。
「お!丁度いいところに!カルタ!」
ん?キクノハ先生?隣にいるのは……マリル先生か!?
「初めまして、俺はカルタ。カルテの専属情報屋だ。カルテに押し付けられて来た。よろしく。」
「初めまして、俺はって、知ってるんだったな?こっちこそ、よろしく。」
いや~、俺の中の凛華の方の魂がめっちゃハイテンションになってる。
「ああ、そうだ。ちょうど授業が終わったところなんだ。これ、今日の授業の内容。」
「ありがとう。そうだ。テストの内容を話すためにカフェテリアに行かないか?」
「いいな。それ。じゃあ、行こうか?」
「ああ、カルタ先生は……」
「カルタでいいさ。俺もマリルって呼んでいいか?」
「ああ、もちろん。それで―――。」
「それなら―――。」
「だとすると―――。」
「ああ―――。」
「俺の存在忘れてませんかね?カルタにマリ先よぉ………。」
Q.7月中に終わらせたいものってな~んだ?
A.宿題………ちっくしょおおおおおおお!!!!!!終わんねえよおおおおおお!!!




