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第二話~彼女とキメラと鑑定と~

前の話で魔法をすると書きました。

あれは嘘です。魔法にいけませんでした(´;ω;`)

{落ち着きましたか?大丈夫ですよ、『鑑定』はレベルが上がれば使えますから。ね?}


ありがとう。ミディア、落ち着いたよ。


{どういたしまして。とりあえず、『鑑定』を使ってみましょう?}


よし、このカプセルに向けて『鑑定』


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:破片


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


………ほんっとに、つっかえねぇぇぇ!!!


破片って!んなもんみりゃ分かるわ!それ以上のこと分かるわ!!


{頑張ってください!とにかく『鑑定』しましょう!ね?}


ミディアの「ね?」で、元気出た。


頭の中で可愛い首傾げで「ね?」って言ってるのがイメージ出来た。


うし、やるか。『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』


『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:石:壁:紙:破片:石:壁:破片:紙:石:壁:ガラスの破片


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


(『名無し』の『鑑定』のレベルが上がりました。)


おお!「ガラスの」がついた!よし、もっとやろう!『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』………


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:古い石:研究所の壁:ガラスの破片:使われた紙:古い石:………


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆








それをやり続けた結果がこれ。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:時限保存カプセルの破片 状態:F レア度:A


効果:特になし


説明:時限カプセルに使われていた特殊ガラスの破片。

外側からはもとより、内側からも絶対に開けたり壊したり出来ないようになっていた。

だがしかし、あり得ないほど粉々になってしまっている。

これを壊したものは、きっと化け物と呼ばれる存在であろう。


作られてから:257年3ヶ月19日4時間26分08秒


値段:(最低)4000000000ギルミ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


………化け物違ウヨ。チョットフルクナッテタンダヨ。


あと、……


(『鑑定』のレベルがMAXになりました。称号【暴キ見ル者】を取得しました。称号を取得したことにより、スキル『看破』を取得しました。)


ついさっきこうなった。


………よし、これで『鑑定』が使えるものになった。


{スルーしましたね、今。サラッと自然に…。}


う、うるさい!!いいじゃん!別に!


{はいはい。『鑑定』MAXとか、使えるどころか使えすぎますよ。}


え?まさか?ヤバめのパターンですか?


{まあ、ね…。}


怖い怖い!!!何なの!?続きは!?


{あと、レベル上がるの早すぎじゃありません?}


無視?無視ですか?


まあ、いいや。


で、それミディアも思ったの?私も思った。


ミディアがやってくれたのかな~って、思ってたんだけど違ったの?


{はい、私にはレベルが早く上がるようにする権限がありませんから。}


うーん、じゃあどうしてだろう?ねえ、ミディア。その権限って誰が使えるの?


{世界や神ですね。}


そっかー、世界や神か………神?あ!


{「祝福!!!」}


そうだ!私めっちゃ祝福持ってんじゃん!


{盲点でした。祝福の効果にそういうものがあることは知っていたんですが……。}


いいじゃん。気にしないで!とりあえずさ、『鑑定』で調べてみよう!


ん?『鑑定』で調べる?……ああ![魔法]!!!


『鑑定』取ったの[魔法]の詳細見るためじゃん!!すっかり忘れてた。


{ステータスを調べる時に分かりますよ。ほら、早くしましょう。}


なんか、扱いが雑になってません?ミディアさん。


{まさか!そんなどうでもいいこと置いといて、さっさと調べましょう?}


やっぱ、雑!!!


{はいはい、ほら、早く!}


うう、『ステータスオープン』


⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛


名前:『名無し』 種族:キメラ(神界滅級)


性別:不明 年齢:257歳


祝福:『悪神の祝福』『悪神の寵愛』『悪神の愛し子』『八百万の神々の祝福』『八百万の神々の寵愛』

『八百万の神々の愛し子』『最高神たちの祝福』『最高神たちの寵愛』『最高神たちの愛し子』


魔法適性:全て(書くの面倒by神)


HP 999999999999/999999999999


MP 9999999999999/9999999999999


STR 9999(限界突破)


VIT 9999(限界突破)


INT 9999(限界突破)


MND 9999(限界突破)


DEX 9999(限界突破)


AGI 9999(限界突破)


LUK 9999(限界突破)


[スキル]


変身モードチェンジ】LV.ー【オールマイティ】LV.1【鑑定】LV.MAX【看破】LV.1


[説明]

世界中のありとあらゆる種族が集結し、強き力のみ集まったキメラ。

その力は神々の住まう神界すら滅ぼし、

その魅惑の美貌はまさに『傾世』。

世界すらその美しさに酔いしれる。

その叡智は計り知れず、世界の全てが掌の中のことである。

出会えば最後、命あることを祈るのみ。

異世界の魂が入っていおり、複数の神々の祝福を持っている。

与えていないのは光の神『善神グリューミナ』の派閥のもののみである。


称号:【神々の愛娘】【神々の同情】【神々のアイドル】【調停者の友】【暴キ見ル者】


⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛


で、えーっと祝福に向けて『鑑定』っと。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:『悪神の祝福』 レア度:SSS


効果:暗視、闇属性攻撃強化、闇属性防御強化


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うーん、これは違うみたい。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:『悪神の寵愛』 レア度:X


効果:成長率アップ(10倍)、闇のモノからの好感度アップ(初期設定50%)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


これか!?


{それでもおかしいですよ!他のモノも見ましょう!}


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:『悪神の愛し子』 レア度:Z


効果:成長率アップ(50倍)、闇のモノからの好感度アップ(初期設定MAX)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


………はい?


え?50倍?冗談デスヨネ~!


………もしや、10倍✖50倍で500倍だったりします?


{………しますね。}


………ふええええええええええ!!!!!!

次の話も続きます。

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