第二話~彼女とキメラと鑑定と~
前の話で魔法をすると書きました。
あれは嘘です。魔法にいけませんでした(´;ω;`)
{落ち着きましたか?大丈夫ですよ、『鑑定』はレベルが上がれば使えますから。ね?}
ありがとう。ミディア、落ち着いたよ。
{どういたしまして。とりあえず、『鑑定』を使ってみましょう?}
よし、このカプセルに向けて『鑑定』
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結果:破片
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………ほんっとに、つっかえねぇぇぇ!!!
破片って!んなもんみりゃ分かるわ!それ以上のこと分かるわ!!
{頑張ってください!とにかく『鑑定』しましょう!ね?}
ミディアの「ね?」で、元気出た。
頭の中で可愛い首傾げで「ね?」って言ってるのがイメージ出来た。
うし、やるか。『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』
『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』
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結果:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石:壁:破片:紙:石
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『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』
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結果:石:壁:紙:破片:石:壁:破片:紙:石:壁:ガラスの破片
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(『名無し』の『鑑定』のレベルが上がりました。)
おお!「ガラスの」がついた!よし、もっとやろう!『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』『鑑定』………
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結果:古い石:研究所の壁:ガラスの破片:使われた紙:古い石:………
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それをやり続けた結果がこれ。
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結果:時限保存カプセルの破片 状態:F レア度:A
効果:特になし
説明:時限カプセルに使われていた特殊ガラスの破片。
外側からはもとより、内側からも絶対に開けたり壊したり出来ないようになっていた。
だがしかし、あり得ないほど粉々になってしまっている。
これを壊したものは、きっと化け物と呼ばれる存在であろう。
作られてから:257年3ヶ月19日4時間26分08秒
値段:(最低)4000000000ギルミ
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………化け物違ウヨ。チョットフルクナッテタンダヨ。
あと、……
(『鑑定』のレベルがMAXになりました。称号【暴キ見ル者】を取得しました。称号を取得したことにより、スキル『看破』を取得しました。)
ついさっきこうなった。
………よし、これで『鑑定』が使えるものになった。
{スルーしましたね、今。サラッと自然に…。}
う、うるさい!!いいじゃん!別に!
{はいはい。『鑑定』MAXとか、使えるどころか使えすぎますよ。}
え?まさか?ヤバめのパターンですか?
{まあ、ね…。}
怖い怖い!!!何なの!?続きは!?
{あと、レベル上がるの早すぎじゃありません?}
無視?無視ですか?
まあ、いいや。
で、それミディアも思ったの?私も思った。
ミディアがやってくれたのかな~って、思ってたんだけど違ったの?
{はい、私にはレベルが早く上がるようにする権限がありませんから。}
うーん、じゃあどうしてだろう?ねえ、ミディア。その権限って誰が使えるの?
{世界や神ですね。}
そっかー、世界や神か………神?あ!
{「祝福!!!」}
そうだ!私めっちゃ祝福持ってんじゃん!
{盲点でした。祝福の効果にそういうものがあることは知っていたんですが……。}
いいじゃん。気にしないで!とりあえずさ、『鑑定』で調べてみよう!
ん?『鑑定』で調べる?……ああ![魔法]!!!
『鑑定』取ったの[魔法]の詳細見るためじゃん!!すっかり忘れてた。
{ステータスを調べる時に分かりますよ。ほら、早くしましょう。}
なんか、扱いが雑になってません?ミディアさん。
{まさか!そんなどうでもいいこと置いといて、さっさと調べましょう?}
やっぱ、雑!!!
{はいはい、ほら、早く!}
うう、『ステータスオープン』
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名前:『名無し』 種族:キメラ(神界滅級)
性別:不明 年齢:257歳
祝福:『悪神の祝福』『悪神の寵愛』『悪神の愛し子』『八百万の神々の祝福』『八百万の神々の寵愛』
『八百万の神々の愛し子』『最高神たちの祝福』『最高神たちの寵愛』『最高神たちの愛し子』
魔法適性:全て(書くの面倒by神)
HP 999999999999/999999999999
MP 9999999999999/9999999999999
STR 9999(限界突破)
VIT 9999(限界突破)
INT 9999(限界突破)
MND 9999(限界突破)
DEX 9999(限界突破)
AGI 9999(限界突破)
LUK 9999(限界突破)
[スキル]
【変身】LV.ー【オールマイティ】LV.1【鑑定】LV.MAX【看破】LV.1
[説明]
世界中のありとあらゆる種族が集結し、強き力のみ集まったキメラ。
その力は神々の住まう神界すら滅ぼし、
その魅惑の美貌はまさに『傾世』。
世界すらその美しさに酔いしれる。
その叡智は計り知れず、世界の全てが掌の中のことである。
出会えば最後、命あることを祈るのみ。
異世界の魂が入っていおり、複数の神々の祝福を持っている。
与えていないのは光の神『善神グリューミナ』の派閥のもののみである。
称号:【神々の愛娘】【神々の同情】【神々のアイドル】【調停者の友】【暴キ見ル者】
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で、えーっと祝福に向けて『鑑定』っと。
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結果:『悪神の祝福』 レア度:SSS
効果:暗視、闇属性攻撃強化、闇属性防御強化
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うーん、これは違うみたい。
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結果:『悪神の寵愛』 レア度:X
効果:成長率アップ(10倍)、闇のモノからの好感度アップ(初期設定50%)
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これか!?
{それでもおかしいですよ!他のモノも見ましょう!}
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結果:『悪神の愛し子』 レア度:Z
効果:成長率アップ(50倍)、闇のモノからの好感度アップ(初期設定MAX)
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………はい?
え?50倍?冗談デスヨネ~!
………もしや、10倍✖50倍で500倍だったりします?
{………しますね。}
………ふええええええええええ!!!!!!
次の話も続きます。