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YS1話~彼は勇者でテンプレで~

刃sideです。

YSは刃(YAIBA)SIDEです。

ちょくちょく出す予定です。

閑話とは違います。

SSで主人公(笑)(ユウキ)SIDEです。

出す予定ありませんが。

これはまだ俺がこの世界に来た頃の話。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「勇者様!」


「成功だ!二人もいる!」


クソッ!凛華はどこだ。


………………いねえ、……死んだ?いや!いるはずだ!


テンプレで森とか、遅れて来るとか。


頼む!…………無事でいてくれ!


「ようこそ、『パルフェ』へ。勇者様方。」


「え?勇者?え?刃、どういうこと?」


チッッ、なんでこんな奴なんかと……。


「知らん。大方、魔王が出たから倒せってことだろ。」


「え!なんで知って!」


「テンプレだからな。そういう読み物が異世界にはあるんだよ。こいつは読んでないだけ。」


はあ、早くしてくれないかな。さっさとカルテを探しに行きたいのに。


「そ、そうなのですか。あの、勇者様方のお名前は…。」


「あ、僕は神咲 優輝えっと、こっち風に言うならユウキ・カンザキかな。よろしくね。」


「は、はい!///ユウキ様♡///」


……………惚れたな。まあ、いい。こいつが凛華の害にならないのならどうでもいい。


「………………俺は紅 刃。こっち風に言うならヤイバ・クレナイだ。別によろしくしなくてもいい。」


「ちょっと!刃?すみません。いつもはもっとカリカリしてないんですけど……。えっと、君の名前は?」


「あ!申し訳ありません!申し遅れました。私、パルフェ国第一王女チェリー・クーラシア・パルフェと申します。よろしくお願い致します。勇者様方。」


テンプレ乙。どうでもいい。


はあ、探知系の魔法ないかな?


{スキル『サーチ』は1000Pです。現在の刃様のポイントは100,000,000Pです。取りますか?}


!?!?!?!?!?!?!?


なんだ!?誰だ!?ポイント?何の話だ!


{私は〔◼◼◼◼◼〕、通称「調停者」です。ポイントとは魔物を狩ると手に入り、スキルや魔法を買うことができます。しかし、このツールは転生者、または転移者などの異世界者しか使えません。また、譲渡することも不可能ですので、仲間に教える、仲間にスキルを買わせる、仲間にスキルを買うなどという行為は不可能です。悪しからず。}


そう、か。で、スキル『サーチ』って?


{スキル『サーチ』 種類 探知系生命発見・パッシブ、ON/OFF変更可能 範囲 レベル1で半径1㎞、レベルが上がるごとに+1㎞}


………なるほど。とってすぐに使えるか?


{はい、使えます。とりますか?}


……………さて、どうするか。


ん~。なあ、特定の者を探すのってなんかないか?


{少々お待ちください。…………スキル『チェリーピック』があります。情報を開示しますか?}


頼む。


{了解しました。スキル『チェリーピック』 種類 探知系特定発見類・アクティブ 範囲 レベル1で半径2㎞、レベルが上がるごとに+2㎞}


………ポイントは?いくらだ。


{スキル『チェリーピック』は2000Pです。取得しますか?}


ああ、とってくれ。


{スキル『チェリーピック』を取得します。…ロード中…………取得しました。}


「それでは、勇者様方王のもとへご案内いたします。」


ああ、やっとか。さっきまでイチャイチャしてたもんな。


(スキル『平行思考』、『高速思考』を取得しました。)


なんだこの声。さっきの調停者?とは少し違うな。


{スキル『正答者(正しき者)』『叡智ノ神(スピアー)』『賢キ王(ウリエル)』があります。}


ん?ああ、答えをくれるスキルか。いいよ。


調停者は教えてくれないのか?


{…解、世界の声です。}


ん、ありがとう。スキルとかを調べるものってないのか?


{スキル『鑑定』『看破』『神眼』があります。}


ポイントは?


{『鑑定』100P、『看破』10,000,000P、『神眼』1,000,000,000,000Pです。取得しますか?}


高っっ!!!『神眼』とかとらせる気ないだろ。


あ~、『鑑定』を取得してくれ。


{了解しました。スキル『鑑定』を取得します。…ロード中……取得しました。}


よし、『鑑定』!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:壁


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


………………。


ハハッ!何かの間違いだよな?


もう一回『鑑定』!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


結果:床


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


………おふ、『鑑定』が使えないパターンか。


はあ、繰り返すか……。


……………


………






(スキル『鑑定』のレベルが上がりました。LV.1からLV.2になりました。)


うう、やっと。LV.2か先は長い。


「こちらです。」


コンコン


「勇者様方をお連れしました。」


「入れ。」


ギギギガガガガゴゴゴガション


「勇者様方のおな~り~。」


ふうん?豪奢すぎず、安っぽくもない。いい趣味してる。


スタスタ


あいつは頭を下げたが、俺は凛華以外に垂れる頭を持っちゃあいない。


「ぶ、無礼者!我らの前で頭を垂れぬなど!失礼甚だしい!」


気色悪い豚がブヒブヒ鳴いてうっさいな。


「ちょ、刃!」


あいつも俺を注意するがどうだっていい。


「黙れ、豚。俺はあの人以外に垂れる安っぽい頭なんて持っちゃあいないんだよ。」


「ぶ、豚!?無礼だぞ!誰か!こいつをひっとらえよ!」


ふん、器の小さい豚だな。


「よい、構わぬ。」


「へ、陛下!しかしながら!」


「構わぬと言ったのが聞こえなかったのか?」


「ぎょ、御意。」


こっちを睨むんじゃねえ、お前なんか知ったこっちゃねえよ。


「そなたも立って良い。」


「はい。」


ふうん。まあ、当たりの国かな?屑ではなさそうだがどうだろう?


「して、そなたらを呼んだのは他でもない。」


「どうせ、魔王を倒せってことだろう?後は力とかを測ったり。」


「む、何故分かった。」


………説明すんのめんどくせぇ。


「あ~、そういう読みもんがあんだよ。あっちには。」


「そうだったのか。そなたらの力を見たいのだが、『ステータスオープン』というといい。」


こっちはステータスじゃなくてステータスオープンなのか。


「はい!『ステータスオープン』うわっ!刃、なんか出てきたよ。」


「うっせえ、黙れ。『ステータスオープン』」


⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛


名前:ヤイバ・クレナイ 種族:人間?


性別:男 年齢:17歳


祝福:『復讐神の愛し子』『暗殺神の寵愛』『恋愛神の祝福』『最高神たちの加護』


魔法適性:全て(書きたくないby神)


HP 876543210/876543210


MP 76543210/76543210


STR 6543


VIT 132


INT 5432


MND 5421


DEX 4217


AGI 7865


LUK 352


[スキル]


【チェリーピック】LV.0【鑑定】LV.2【リベンジ】LV.0【復讐】LV.0【暗殺】LV.0【暗器】LV.0【守護】LV.0【逃亡】LV.0【改変】LV.0【矛盾】LV.0


[説明]


異世界から来たもの。

復讐に燃えている。

世界が勇者だと認めた。


称号:【神々の憐憫】【神々の同情】【勇者】【復讐者】【神を恨む者】


⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛


………ちょおっと待った!色々とツッコミたい!


が、これだけはまず言わせてもらう。


人間?って、なんだ!?人間だよ!


生まれてから17年間人間やってんだよ!?


これ書いた神出てこい、説教してやる。

まだYS続きます。

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