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十六話~彼女とキメラと雑談と~

あ、そうだ。テストの点数よかったんですよ!

特に理科は満点!すごいでしょう?


刃サイド続いて、主人公サイドいきます。

~刃side~


「ん?どうしたの?」


「え、あ、いやなんでもない。」


言えるわけねーだろ。膝枕に感激してたなんて。


「え~、別に言ってもいいと思うけど…。嬉しいし。」


…………凛華、頼むから心を読まないでくれ。


「え、あ、ごめんね~(m´・ω・`)m 」


どうやってんだよ、それ。


「それにしても、刃はこの世界(カルテリカ)に来て何してたの?」


何…………か…。


「………神への、凛華を生贄にして殺した神への復讐の計画と、凛華が姿が変わっていてもいいなら転生したって今はミディア?だっけ?………うん、ミディアが教えてくれたから…………凛華を探してた。」


凛華がいなくなってから、がむしゃらに頑張ったけど心は冷え冷えとしていて。


心にぽっかり穴が開いたようだったって、こんなことなのかって分かるくらい、寂しかった。


仲間が、家族が、友達が、出来ても心のどこかで隣の、いつものぬくもりを探して。


少しでも希望を持たないと壊れてしまうくらい俺は脆く、弱かった。


だから、探した。面影を追って。捜した。ずっとずっと…。


そう、ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと……


ずっと…………………………………………。


「………そっか…。ごめんね、すぐに会いに行かなくて…。ごめんね、迷惑ばっかりかけて。ごめんね、私が刃を助けようとしたせいだよね。」


「ちがうっ!お前のせいじゃないだろ!」


「うん、でも、やっぱりごめん。」


「なんで謝んだよ…。」


お前のせいじゃないだろ……。


あそこで俺は凛華の手を跳ねのけることも出来たはずだ。それをしなかった、巻き込んだ俺が悪いんだ。


「私はね、多分巻き込まれる、死ぬ前に戻っても何度も刃を助けようとする。たとえ、結末を知っていたとしてもね。私は後悔してない。だから、ごめんね。」


凛華……。


「俺も悪いんだ。凛華の手を跳ねのけなかった。だから、どっちもどっちなんだ。凛華、助けようとしてくれてありがとな。」


「………うん、そうだね!刃、捜してくれてありがとう!」


ああ、なんかこの雰囲気いいな。


所謂二人の世界ってやつか?なんか、この世界に俺と凛華の二人だけの気がしてきた。


「あ、それにさ。一番悪いのって刃を巻き込んだ勇者(笑)でしょ。」


「あ、そうだな。………なるほど、あいつが全ての元凶か。」


チラリ パチッ


「「うん、よし、じゃあ、〆ようか。」」ボキボキ ゴゴゴゴゴゴ(殺気)


やっぱり凛華とは気が合うな~。


「ふふふ。」


「は、ははは。」


「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」


「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」


ああ、もう心の穴は塞がれた。


もう、何もいらない。この時間が続いてくれさえすれば世界が滅んだって構わない。


ああ、凛華。もう二度と離さない。


俺のもとを去るなんて絶対に許さない。










~凛華side~


(-ω-;)ウーン困った。


刃がヤンデレになっちゃった。


ま、いいや。私に害はないでしょ。


え?他の人の害?どうでもいいよ。別に。


「ふう、そろそろ起こそうか……。」


「………ああ、そうだな。起こさないとな。」


あの、刃さん?今の間はなんですか?


「よし、じゃあ『驚き桃の木山椒の木(サプライズ!!!)』で…」


「なあ、凛華。学園来ないか?」


へ?学園?いきなりどうした?


「うーん、だって面倒だし。使い魔とかいらないし、なくたってみんな協力してくれるし。魔武器とかこれよりも強いやつなんてないし。」


「……そっか。」(…依頼して教員になるようにしようかな?あいつを脅せば出来るし。だとすると…………)


ブルッ


なんだ?なんかめっちゃ寒気した。


{いえ、風邪じゃあないと思いますけど……。}


あ、ミディア。今までどうしたの?


{空気を読んで二人だけの空間にしたんですよ。私に気づかない程仲良く喋って、どこをどう見てもラブラブです。ありがとうございます。リア充爆発しろおおおお!!!って、言うんですよね。こういう時って。}


ん、んー?ちょっと………いや、だいぶ……ううん、全然違うかな?


{あれ?そうなんですか?オタクの神『ニジ・ゲン』が言ってたんですけど………。}


そんな神いるの!?ってか、『ニジ・ゲン』って二次元じゃん!まんまかよ!


「さ、気を取り直して『驚き桃の木山椒の木(サプライズ!!!)』っと。」


ギャアアアアアアア


今回は[悲鳴~断末魔を響かせて~男ver.]を鳴らさせていただきました。


ビクッ!!!


「やっと、起きたね。」


「………驚かさないような音は出ないのか?それ。」


あ、神帝。そこ気になった?


ん~、結論言えば出るけどさ~。でもそれじゃあ、


「つまんないじゃん?」


「あ、さいですか。ですよね~。はあ。胃薬持ち歩こうかな…。いつも弄ったり振り回されたりしてたのに、俺が振り回されるなんて…。」


あ~、ごめ~んちゃい☆彡


………_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ


きっも!流石にキモイわ。


テッテレー


カルテ は かしこさ が 1 あがった !


「うう、まだ頭がグワングワンいうぞ。」


「あは、ごめん。でも、学習しない君たちも悪いと思うんだ。」


「………………あ~、ウォッホン!これにて魔帝の帝就任式を終了とする。各自持ち場へ戻られよ!」


おおう!見事なスルー。王様やるな。


ま、それはともかく私は宿に戻りますかね。


ガシッ


「魔帝は我々への説明があるだろう?さあ、こっちだ。」


ズルズル


あ~、ドナドナされていく~。








「よし、ここで聞こうか。」


ん~、面倒だわ。


「はいはい、てーあん。面倒なので3つまで聞くよ。みんなでまとめてね。聞きたいこと。」


「分かった。」


コショコショ


あ~、天井きれいだな~。







ー15分後ー


まだ!?おっそいよ!


さっさとしろよ!





ー30分後ー


「よし、決めたぞ!」


「んがっ!………ああ、やっと決まった?」


おおう、寝ちまったぜ!これもみな、お前らが質問を決めるのに遅かったからだ。


つか、んがっ!って、んがっ!って、乙女としてあるまじき行為じゃないですかー。


{……乙…女?どこに乙女がいるんですか?どこにもいませんよ?}


ムカチーン!ちょおっと待った!異議あり!


目の前にいるじゃないですか!!!


{は?何を世迷言を言っているのですか?目の前にいるのは乙女(笑)しかいませんよ?}


うう、ミディアひどい。この鬼畜!!!鬼!!!


{アハハ!面白いこと言いますねェ?私が鬼畜?ならあなたは家畜ですか?ん?}


…………倍返しはおやめください。心に刺さります。


あと、ナチュラルに重力をかけないで。


{ふん!お仕置きです!}


ゴメンって~!許してよ~。


{仕方ないですね。}


やっt


{なんて、言うとでも思いました?}


おおう、薄々感じてたけど…やっぱダメか。


{あ、「許してくださいご主人様、私が全て悪かったです」って言えば許してあげますよ?}


あ、そう?


許してくださいご主人様、私が全て悪かったです(棒)


はい!言った~!これで許してくれるよね!ね!


{むう。納得いきませんが、許してあげます。}


ほ、よかった~。


ミディアは怒るとネチネチしつこいから。


{(#^ω^)ピキピキ ほう?ネチネチしつこい……ね。カルテ…………お仕置き続行です!まったく、あなたはひと言余計なんですよ!}


いや~、メンゴメンゴ。


{カルテ?}ゴゴゴゴゴゴ(殺気)


ひい!?ごめんなさい!!!


「さて、質問に答えてもらおうか。」


ゑ?いきなり何なの?


……。


………。


ああ!!!そっか、質問!


ごめん王様。結構本気で忘れてた。

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