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Death is for one people  作者: 心音 響
9/16

9話「新しい敵?」

新キャラでます

昨日のことが何も無かったかのように太陽は登っていた。

時刻は12:20だ。

もう少し寝たい。

自宅にあるテレビをつけ、冷蔵庫から飲み物をとり、食器棚からコップをとり、リビングのソファーへと寝転がる。

そして、また眠気が来る。

うん、これが最高だ。

だが、昨日のようなことがあったのにこんなことをしてていいのだろうか?

寝ながら手を上に伸ばす。

「凍れっ」

そういうも、指先から氷の粒が出ることは無い。

なら、

「燃えろっ!」

と、言ってみるが氷の時と同様、出ることは無い

あの時なぜ発動し、なぜ今は発動しないのだろうか?

イメージが足りないのか?

それとも、型みたいなものがあるのだろうか?

竹刀を振って出たのなら、竹刀を振れば出るのだろうか?

いや、出ない気がする。

理由は、それで出るなら他でも出るはずだからだ。

例えば、エアガンに本当のたまを入れて放つイメージをすると放つことができるような。

いや、多分あれだ。

殺意が足りないのだろう。

あの時は、生き残るために全力であいつを殺すつもりだったからなのかな。

なら、殺意を込めてエアガンを打ってみよう。

このエアガンの中には壁を貫通し、先の相手を殺すものとイメージをする。

2階だから、窓の外に打ったところで誰に当たることもない。

なので、殺意を最大限貯めて......。

そして放つ。

すると目の前に空気のブレが見える。

壁を貫通して外へと行く。

「できた!」

と、喜んだ瞬間、

「きゃあ!」

っと声が聞こえた。

「え?」

と声が出ながら、固まる。

でも、仕方ない。

二階だぞここは?

そう思い、下を見てみると肩に小さな穴の空いた羽のある女の人が倒れていた。

下に行き、声をかける

「大丈夫ですか?」

すると、彼女から羽が消えて...

「あなたは誰ですか?」

と聞いてきた。

それはこっちが聞きたいところだが......

とりあえず、自分のことを教えることにした。

「俺はキラだ。

おみくじの吉に、良いと書いて、キラ。

特に特徴もねぇし、普通って感じだ」

彼女は最初のボーっとした顔から変わらないまま、言い終わるまで聞いていた。

そして、口を開いて

「でも、鉄砲は持ってるの?」

「ぐっ!!」

くっそめんどくさい所を付いてくるな。

あの力なら、エアガンとも言えないし......。

てか、もしそれ使わせてなんて言われて使えなかった場合なんてのはやばい。

あれ?もってるのもダメだったような。

どう切り返すかを考え、

「そんなことより、君の名前は?」

聞いてないことを思い出し話をそらす。

紫電桃華(しでんとうか)だよ

友達は、名前と苗字の頭文字をとってシトーちゃんって呼んでたよ?」

「呼んでた?」

「うん、みんないなくなったから」

聞いてはいけない事だった気がするが、大切なことのような気もした。

つまり、彼女も生き残りった人ってことだろう......。

なら、聞くべきことがある

「シトーは、魔法使えるのか?」

「うっわ、シトーとか馴れ馴れしいなぁ。

てか、呼ばれるなら桃華って呼んでほしいな

というか、魔法?」

「わかった、桃華って呼ぶよ。

魔法は知らないならいいんだ」

「そうなの?

ならいいや」

「いやまて、なんでうちの二階に居たんだ?」

「え?

あー、なんか面白そうな家だなぁって飛んでみたら、弾丸が飛んできたんだよ」

「空、飛べるのか?」

「みんなじゃないの?」

「飛べるわけないだろ?!」

「弱いなぁ」

「弱いってなんだよ

それなら、魔法使えるだろ?」

「???

空は昔から飛べたよ?」

と首を傾げる。

昔から?

だって、昨日のようなことがない限り魔法が使えるわけもなく、使えるってことは学校で事件が起こったはず......。

「なぁ、桃華。

お前、学校でなにか起きなかったか?」

すると彼女は、

「わたし、中学から学校いってないよ?」

と言った。

なら、彼女はどこの代表で、何から力を受け継いだのだろうか。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

初の女性魔法使いかもしれないキャラですね。

まぁ、前回までは学校でかるーく書いてたのですぐ出せたんですが、今回からは、続きから久しぶりに書いたので結構疲れました。

頭では、これからまた面白くなる予定なので、ぜひ読んでいってください!

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