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Death is for one people  作者: 心音 響
7/16

7話「本屋のあいつ」

続きです

視点→慎二

俺はこいつのことが嫌いだ。

出会った瞬間にわかった。

俺は本屋へと入り、ただ本を読んでいた。

その本にはこう書いてあった。

嫌いなものに会った瞬間、視界から外れていても自分でそれを嫌いだということがわかる、と。

身近なことで言えば、部屋の片隅にゴキブリを見つけた時のような感覚だと思う。

それが今日訪れた。

それは、本屋の外にいたのだ。

まさか、その文を読んでいる時にその時が訪れるとは思わなかった。

そいつを見てはいないが、こちらを見ていることがわかる。

その上、そのまま去ろうとしていることもわかった。

だから、1度だけ力を見せてやることにした。

まず、移動して相手がどんなやつか見てやろうと。

まぁ、どうせすけてるだろうと思い簡単に消してやろうと思った。

相手の後ろへと立つ。

そして、驚く。

そいつは、透けてはいない生き残りであった。

なのに何であんなに怯えているのか?

相手の力を確かめるために、俺はそいつの肩に手を伸ばす。

自分の中へ中へと心を集中させ、壊れるイメージをする。

もう少し詳しくいうなら、そいつの半径1mほどの範囲だけ重力が増加するような。

そして、それを外へと出す。

すると力が出る。

魔法とは、どれだけ集中したのかと、どれほど鮮明なイメージしたかの力で出来上がる。

この時に訪れる同じ高校の生徒の叫び声は、いつになってもなれないものだが。

その苦しく悲しい叫び声に負けないよう、俺は魔法を放った。

だが、俺の発したイメージとは異なる風景があった。

これまででは、ありえない話だ。

俺の中では、重量を一点に絞り、強く肩だけ押し付ける。

それと同時に跪かせる程度に、そいつの周りに攻撃をしたはずなのに......。

なのに被害がここまで拡大した。

実際は、逆にそいつは、ほとんど攻撃を食らうことなく、その周りに全てのエネルギーが爆発するように広がった。

しかも、周りの人には被害が及ばないように。

ありえなかった。

これが、こいつの力なのか?

だが、そいつ自身も何もダメージは受けておらず、その違和感にも気づいてもいないようだ。

もしかしたら、俺の力がまた上がっただけなのかもしれない。

多分、後者だと思われる。

だが、ここで攻撃を食らうことのなかったあいつはいったいなんなのだろうか?

とりあえず、こいつの後ろをつけていくことに決めた。

1度消え、後ろをストーカーする。



30分ほど歩き、街から少し外れたところにこいつの家があった。

すると、そこには俺の学校に現れたあの変な青年の男がいた。

俺はこの人のおかげで、つまらない日々を変えることが出来た。

だから、後悔なんてものは無い。

だが、この人がなぜこいつの家にいるのか気になった。

その青年のような魔法使いが窓から出る瞬間が見える。

そして、消えた。

と同時に、俺の横に来る。

「のぞき見はいけませんよ~

まあ、殺しあうようなこともブザーが鳴ってからおねがいしますよ?

ストーカーさん」

そういって、消えてった。

いつから俺のことに築いていたのだろう?

本屋からなら相当怖いが、外でのぞいていたのを見られただけだろうと自己理解する。

それから俺は、窓からこいつの家へと入った。



魔法はからっきし使えないが、代表ということに違いはないらしい。

とりあえず、こいつをいたぶり殺したい。

しかし、どうすればいいのかわからない。

なにせ、魔法が使えない相手などどういたぶればいいのかも分からないのだ。

もともと喧嘩をしたこともなく、戦うしかない状況になったため戦った。

多分、才能があったらしい。

初戦の相手は何十人もの相手を倒してきてたらしいが、その相手を倒してしまったのだ。

まぁ、どうでもいい話だろうが。

こいつに恨みはないが何かが気に障る。

だから、最大限の力を出させ、その上最大限に残虐な殺し方をしたいのだ。

屈服させ、殺したいというべきか。

なので、こいつの出せる力の最大を俺が簡単に上回り、その上でぶっ潰す。

それが1番楽しいと思った。

だから、こいつに魔法を教えることにしたんだ。

学校へ行き、戦闘を始めた。

始めたのだが......。

......だが......。

今回も読んでいただきありがとうございます。

視点を変えて書いてみたんですが、きれいにできてるか少し心配です。

何回か読み直したんですが、少し話がすれ違ってないかも心配しています。

でも、これから少しずつ戦闘要素も入れ始めれそうなので、楽しみにしていてください!!!

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