オトシモノ
幼い頃に両親を亡くし母方の祖母の暮らす河ヶ蔦村に住んでいる詩音。入院する祖母に代わり家である神社の蔵の整理をしている最中、札の貼られた木箱を落としてしまう。その箱から出てきた蔦のような模様の刻まれた美しい小さな鈴。だが肝心の玉が中には入っておらず、音の鳴らない鈴。持ち出したその鈴とも呼べぬ代物が青年と少女との出会いを引き合わせる―――
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