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プロローグ
はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…!
真夜中に人々が寝静まった街を少年は一人走っていた。
くっそ、なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ…!?
走っていると神社が見えてきた。
あそこなら隠れられるかもしれない。
そう思い神社の建物の裏側に座り込んだ。
「さ、さすがにここまでくれば…」
「逃げれると思った?」
女の声が聞こえた。
声がした方に振り向くと、フードをかぶり黒いジャケットに黒いジーンズをはいている女がいた。
「…何なんだよ。何でこんな悪魔みたいなヤツに追いかけられなくちゃならないんだ…!」
「あら、漫画みたいに悪役がわざわざ答えを教えてくれるとでも?そんな親切心さすがにこの私でも無いわね~」
女の手に光が集まってきて
「ま、一つだけサービスで言っておくと私は悪魔じゃなくてーーー」
光は炎の矢になり放たれた。
「ー魔法使いよ。」