あの子のパンツを拾ったら、ぼくを巡る女子たちの修羅場が始まった
廊下を歩いている時だった。
僕の数歩前を歩く女子から、ひらりと一枚の布が落ちた。
「ハンカチ落としたよ」
と声をかけなかった理由は三つある。
ひとつ、あまりに古典的なナンパの声かけセリフだったから。
ふたつ、落としたのが、同じクラスのヤンキーで有名な西瀬さんだったから。
長身でクールで少し鋭い目つき。髪染め禁止の進学校なのに(濃い茶くらいならいるけど)、ド派手な金髪にしている唯一の生徒。悪い意味で学校では屈指の有名人だ。
みっつ……これが一番大事。
なんかスカートの中から落ちてきた気がするんだよね。
それが何を意味するのかこの時点では理解してなかったけど、本能的に危険を感知してたんだと思う。
とりあえず拾って、タイミングを見て机の上にでも置いといてあげようかな。
そう思って手にしてみたんだけど……。
あれ、なんかハンカチっぽくないぞ。
ハンカチって普通は四角形だよね?
でもこれは、ふたつの三角形を合わせたようなデザインで……フリルたっぷりで、少し透け感のあるピンク色。
長い紐が両側に付いてて…………人の体温ほどの温もりが宿っている。
「!?」
それの正体に気が付いた時、脳内で警報が鳴り響いた。
こんなのを持っているところを誰かに見られたら、ぼくの社会的信用が死ぬ!
慌ててそこにあった男子トイレに駆け込む。
直後、トイレの外から足音が聞こえてきた。
「くそっ、どこだ? どこで落とした⁉」
西瀬さんの声だ。
しまった、すぐに気付いて戻って来たのか……そりゃそうだよね。
これ、どう見たってパンツだもん。落ちたらすぐ気付くよね。
これはいわゆる紐パンって呼ばれるタイプだと思うけど、へぇこうなってるんだ。
結び目が解けたら脱げちゃうじゃん。
こんな不安定なパンツでよく外に出られるなぁ。
さすが西瀬さんだ。エロカッコイイ。そんじょそこらのJKが出せる色気じゃないよ。
でも、本人がすぐ気付くなら拾わなきゃよかったな。おかげで面倒なことになってしまった。
これからどうしよう?
シミュレーション1:トイレから出てパンツを返す場合。
「西瀬さん、パンツ落としてたよ」
「あたしのパンツ握りしめて、トイレでナニしてやがったこの変態野郎!」
……まぁこうなるよね。
そしてぼくは西瀬さんにぼこぼこにぶん殴られた後、下着泥として社会的信用が死ぬ。
これはないな。
シミュレーション2:後で返却する場合。
タイミングを見計らって、彼女の机の引き出しに放り込むのどうだ?
……ダメだよな。
いくらスカートがすごく短くて、陸上選手みたいな引き締まった太ももをいつも晒しているエロカッコイイ西瀬さんでも、使用済みのパンツがどこかの誰かを経由して戻って来た、となったら恐怖を感じるはずだ。
これもなし。
で、新たな問題が浮上した。
西瀬さんのスカートの短さだ。
ひざ丈なんて校則を守っている女子はめったにいないけれど、その中でも西瀬さんはとびきり短くしている。
もしかしたらパンチラするんじゃないかと思って、西瀬さんの太もも付近をつい目で追ってしまう男子は少なくない。
西瀬さんはそれに気付くと、
「あ゛゛⁉」
とガンを飛ばして凄んでくるので、あまり凝視できなく実際にパンチラを拝む機会はなかなかないのだけれど。
なんでそんな詳しく知ってるかと言うと、ぼくもその一人だからだ。
ぼくがこれを返さないと、西瀬さんは一日中、本来ならパンツで隠されているところを見られるのではないかと怯えながら生活することになる。
返したら返したで、紐パンなんてエッチなパンツが、どこの誰の手で、何に使われているかわからない恐怖を味わう。
どっちにしても地獄。
それは、なんというかかわいそうって話じゃない。
パンツを落としたのは西瀬さんの責任だが、理由をつけてすぐに返却しないのはぼくの責任だからだ。
拾ったからには、拾った者なりにやるべきことがあるはずだ。
それは、なるべく早く返却することだ。
ぼくは勢いよくトイレのドアを開けた。
「西瀬さん」
「あ゛゛、なんだてめぇ⁉」
いきなりガンをつけられた。
怖っ……いや、ノーパンだから不安で焦ってるんだ。いつもよりさらに攻撃的なのはそのせいだ。
落ち着け。ぼくまで焦ったら、それこそ疚しいことしてるみたいになる。
消しゴム落としてたよ、くらいのノリで返却するんだ。
「これ、落としてたよ」
ぼくは手の中に握りこんでいた紐パンを西瀬さんに見せた。
あとは西瀬さんがこれを受け取り、そこの女子トイレで履きなおせば万事解決――。
「てめぇ!」
あれ、なんか西瀬さんがぼくの手を握ってきた。感謝の握手……って感じじゃない。
っていうか握られてるのは手首だ。
ガシッと掴まれ、そしてそのまま腕をぐいっと捻られる。
「痛い痛い痛いっ! 助けて」
「助けてもらえるような身分だと思ってんのか、てめぇ。返せっ!」
「返す、返すから!」
「思いっきり握りしめてるじゃねぇか!」
「だって西瀬さんが関節極めるから。痛くて手に力が入っちゃうんだよ」
「あ、そっか」
怒りに任せた暴力が何も解決しないことを理解してくれたらしく、西瀬さんはぼくの手首を解放してくれた。
「とにかくさっさと渡せ。ぶっ殺すのはそれからにしてやる」
「ヤダよっ! せめてぼくの話も聞いて」
「聞いてほしかったらさっさと渡せ!」
また逆上した西瀬さんがぼくの制服の胸倉を掴む。
これは返すのを先にするべきか、事情を話してぼくの無実を理解してもらうのを先にするべきか。
悩んでいると、
「こらっ、そこなにやってるの! 胸倉を掴むのは暴行罪になるのよ」
という声が聞こえてきた。
声の主は生徒会会長の上級生の女子。
とてもまじめで立派な人と評判で、それゆえにヤンキー西瀬さんを警戒していると聞いたことがある。
廊下は走ってはいけない決まりなので、会長は競歩みたいな歩き方で、猛スピードで歩いてくる。うん、たしかにまじめな人だ。
「ちっ、余計なのに見つかった。時間がない。さっさと渡せ!」
「渡せってなに⁉ カツアゲでもしてるわけ? そこの男子、絶対に渡しちゃダメよ」
会長の視線がぼくの手元に向けられている。
これでは見られずにパンツを返すことができない。
「……くそっ。一旦退却だ。しばらくそれは預けておく、それで何もするんじゃねぇぞ」
西瀬さんは受け渡しを諦め、ぼくの制服から手を離すと、くるっと踵を返し立ち去った。
「こら、どこに行くの。何をしていたか説明しなさい」
「やなこった」
西瀬さんは会長に背を向け走り出した。
だが、手でスカートの前と後ろを抑えながらなので、全然速くない。会長の競歩なら追いつけそうだったが、会長は追いかけずにぼくのところで足を止めた。
「君、大丈夫? 殴られたりしてない?」
「あ、はい。大丈夫です」
そっか、被害者(と思われている)の心配が優先なのか。
さすが会長、優しい人だ。
でも、今は余計だ。ぼくの手の中に西瀬さんのパンツがあることがバレたら、ぼくが社会的に死ぬのだ。
バレないようにパンツを完全に手の中に握りこみ、布地の端っこ一ミリさえ外から見えないようにする。それから少しずつ手を動かし、ズボンのポケットに突っ込む。
……なんかすごく悪いことしてる気分だ。
「何を奪われそうになってたの?」
「別にそういうんじゃなくて……」
「たとえ少額でもお金を渡したらダメよ。一回払ったら、何回も要求されるようになるんだから。そして少しずつ額も大きくなっていくの。最初の一回を断るのが一番大切なの」
「は、はい。そうですね」
お金を取られそうになってたんじゃなくて、西瀬さんの持ち物を返そうとしていただけなんだけど……。
「また何かあったらすぐに言って。私じゃなくても誰にでもいいから相談して」
「はい、ありがとうございます」
って言ったけど、相談なんてできるわけないよなぁ。
「それじゃ私は西瀬さんを追いかけるから、あなたは教室に戻っているといいわ。人が多い場所の方が安全だしね」
そう言って、会長は西瀬さんが向かった方向に歩き出した。
ぼくは……教室に戻るか。
会長を避けながら西瀬さんに追いついてパンツを返す、なんてミッションはムリそうだ。ここは確実に西瀬さんが帰って来る教室に戻り、チャンスを窺うのが得策だろう。
西瀬さんが戻って来たのは、授業が始まる少し前だった。
会長から逃げ回っていたのだろうか?
もしかしたら、会長に事情を話して、どこかから替えの下着を手に入れたってケースも考えたが……歩き方がぎこちない。いつもは大きな歩幅で堂々と歩く人なのに、今はしずしずと歩いている。
……まだノーパンっぽい。
自分の席に向かう途中、西瀬さんはぼくをギラッと殺意ある目でにらんできた。
ううっ……早く返して楽になりたい。
でも、西瀬さんの席とぼくの席は遠い。
授業中に渡すことはできないんだ。次の休み時間にまで待ってください。
そして待ちに待った休み時間。
「よぉ、一緒にトイレ行こうぜ」
チャイムが鳴って先生が出て行くと同時に、友達がぼくの背中を叩いてそう言った。
今はトイレどころじゃないんだけど……いや、どうせ教室では受け渡しできないから、場所を移動する必要がある。
トイレに行くふりをして、人気がないところに誘導すればいいんだ。
「うん、トイレ行こうか、トイレ!」
「どんだけ行きたいんだよ、お前」
友達に笑われながら、二人で教室を出る。
後ろを振り返ると、西瀬さんが追いかけてくる。
よし、いいぞ。トイレを強調して声に出した甲斐があった。
「ごめん、ちょっとぼく、大きい方したくなったから……なるべく人がいないトイレにしてくるよ」
「ん? おお、そうか。わかった」
あまりカッコイイ理由ではないが、それっぽいことを言って友達と別れる。
このまま西瀬さんを人がいない場所まで連れて行けば……。
さて、どこに移動すればいいかな?
図書室前がいいだろう。
うちの学校の図書室は別館になっていて、教室棟からは渡り廊下を通らなければ行けない。
昼休みや放課後以外は人の往来が少ない場所なので、誰かに見られる確率は低いはずだ。
行ってみると、案の定誰もいなかった。
「返せ! 早くあたしの――」
西瀬さんがすかさずぼくに襲い掛かって来た。
ものすごい勢いで距離を詰められる。
慌てたぼくは数歩後退し、結構な勢いで背中を壁にぶつけてしまった。
「逃げるんじゃねぇ!」
驚いてバックしちゃっただけで、逃げているつもりはない。
でも西瀬さん的には、ぼくがパンツを持ち逃げしようと逃げ回っているように思えるのかもしれない。
ドンッ! 西瀬さんは壁に手をつき、ぼくの進路を塞いだ。
「返すよ、返すためにここまで来たんだ。西瀬さんの紐パン」
「口にするんじゃねぇよ。お前、普段からあたしがそれ履いてると思ってるだろ? 違うからな、こういうのがお前は似合うって姉貴がムリヤリ押し付けて来て断れなかったからであって、いつもはもっと普通の履いてんだ」
「あ、ああ……なるほど。だから紐が解けちゃった、と。そうだよね。あんな紐だけで留めてたら、ちょっとしたことで外れちゃうかも。慣れてないとそういうこともあるかも」
「……そうだよ、慣れてないうちはスカートの時に履くもんじゃねぇ……って、お前そういうの分析するんじゃねぇよ。殴られたいのか」
「ご、ごめん。でも、紐パンってセクシーだけど、大人の女性って感じでカッコイイ良さもあるから西瀬さんにピッタリだと思うよ」
「お前この状況で口説いてるんじゃねぇよ! 恥ずかしいだろうが!」
西瀬さんは、ぼくの後ろの壁を叩いた。ドンッ、ドンッ!
彼女は、170センチ近い長身だ。一方、ぼくは彼女より少し小さい。
だから、今のぼくたちの状況は、傍から見たらまるで……。
「こらっ、何をやっているの。……って、またあなたたち⁉」
また会長がやってきた⁉
手に文庫本を持っている。休み時間を利用して図書室に返却に来たのかな? って、今はそんなことどうでもいい。
「また暴力なの? なんでそんな執拗に……このまま職員室まで連行するわ。逃げてもムダだからね。ここまで見てしまったからには、さっきみたいに授業のチャイムで諦めるなんてしないから」
どうやら会長は激しく誤解し、見当違いの方向に正義感を燃やしてしまったらしい。
西瀬さんが校内でいじめをしていると確信し、全力でその問題を解決するつもりのようだ。
とても素晴らしい生徒会長だとは思う。
生徒として誇りに思うよ。見て見ぬふりする大人が多い中で、こうやって全力で向き合ってくれるなんて。
でもさぁ……余計なことなんだよね、悲しいことに。
でも説明できないもどかしさ。どうしろってんだよ。
もう万事休す⁉
「ちっ……そういうんじゃねぇよ」
西瀬さんがいら立ちを隠そうともせずに言った。
「じゃあなんなの? いじめじゃないなら一体」
「だから……か、壁ドンだよ」
「…………壁ドン?」
会長がキョトンとした顔になる。
ぼくもそうだ。
たしかにこの状況。いじめでないなら壁ドンってことになるだろうけど……。
「男女逆じゃない?」
「あたしの方が背が高いからこれでいいんだよ! それに……あたしの方から言い寄ってるんだから、あたしからするのが筋ってもんだろ」
「そ、そうなの? じゃあさっきのも痴情のもつれみたいな? ……あんまり学校でそういうのは良くないと思うけど…………いじめよりはいいわね、うん」
「わかったならどっか行ってくれよ。その……イチャつけないだろ?」
「イチャつくの⁉ 十分しかない休み時間で、人が少ないところまでわざわざ来て……よっぽどラブラブなのね」
「らぶら……この女……」
会長をにらみつけながら、西瀬さんの顔が赤く染まる。
口から出まかせを言っているだけなのに、会長が妄想でどんどん掘り下げてくるから恥ずかしくなってしまったみたいだ。
一方、会長の顔も赤くなっている。頭の中でどんなことを想像しているのだろう? 意外とむっつり?
そして、そんな状況の渦中にいるぼくだって、きっと赤くなっている。
「ど、どんなイチャつきをするのか見せてもらおうかしら?」
「あ゛゛⁉ なんで見せなきゃなんねぇんだ」
「公序良俗に反しない程度のイチャイチャかたしかめないと」
「まさか見たいだけじゃないだろうな?」
「そ、そんなことないわよ。ほら、さっさとしなさいよ。もう残り時間あんまりないわよ」
「くっ……」
なにが「くっ」なのかわからないが、西瀬さんは視線を会長からぼくに移した。
近い距離で目と目が合う。なにやら覚悟を決めた目をしている。
その目のまま、西瀬さんの顔がぼくに近づいて来て……ちゅっ、と唇が触れる音がした。
ぼくのおでこから。
いや、おでこだけど!
おでこだけど、キスはキスだ。初めてされた。女子の唇ってこんなに柔らかいんだ。
「こ、これでいいかよ」
西瀬さんは再び会長に視線を向ける。というより、ぼくの目を見るのが恥ずかしいって感じかもしれない。
だって、横顔が茹でたカニみたいになっている。
「そ……そうね。おでこなら……ギリセーフかしら?」
「じゃあとっととどっか行けよ」
「そんなに私を追い返したいの? ……もっと過激なことをするつもりね? ぱ、パンツ脱ぐようなことするんでしょ⁉」
「わざわざ脱がなくても……なんでもねぇ」
うわぁ、すごいでっかい墓穴を掘りそうになってたよ、この人。
すごいテンパってるぞ。
「脱がずにするってこと⁉ いくらなんでも学校でそんなこと許さないわよ」
「は? なんでてめぇの許しが必要なんだコラ!」
「やらないとは言わないのね。要注意どころじゃないわ。もっと見張る必要があるようね」
「てめぇの頭の中はどうなってんだ⁉」
そのままチャイムが鳴るまで言い合いが続き、結局パンツの返却はできなかった。
そして次の休み時間。
会長がぼくたちの教室まですぐにやってきた。
最初は西瀬さんに近づこうとしたが、彼女は露骨に会長を威圧した。
それこそ狂暴な犬みたいに。ぐるるるるっ……って唸り声が教室中に響いた。
クラスメイトたちは、ヤンキー西瀬さんが会長とバチバチにやり合っている状況に怯えている。なぜ自分たちの教室が戦場になってしまったのか……と。
西瀬さんに近づけなかった会長は、ぼくの隣にやってきた。
「よっぽど私が邪魔みたいね。さっきのキス以上のことをどうしてもすぐにしたいのかしら? 学校でも我慢できないなんて……やっぱりヤンキーって性欲が強いのね。ああいうのと深入りしちゃダメよ。もっと健全なお付き合いの方がいいんだから」
その言葉はもちろんクラスメイトたちに聞こえているわけで……ぼくたち三人の関係性は憶測を呼び、大きな話題になってしまった。
しかし会長は気にするそぶりもなく、休み時間の間中ぼくの隣にいた。
次の休み時間もそうだった。
そうなると、噂は確定事項にランクアップし、他クラスや他学年にまで広まっていった。
――生徒会長とヤンキー西瀬が一人の男子をめぐって争っている。
って。
そこから尾ひれがついて、
――会長が西瀬から男を寝取ろうとしている。
なんてとんでもない方向に進化していった。
バリエーションは増える一方で、
――西瀬が会長から男を寝取って、会長が奪い返しにきたらしい。
なんてパターンも出て来た。
昼ドラみたいな泥沼の恋愛模様が繰り広げられている雰囲気が、どんどん広がっていく。
全部誤解なのに。ひとつも真実がないのに!
でも、真実を語ることはできない。
西瀬さんが今日一日ノーパンで過ごしているなんて言えない。
「ちっ、このままじゃ埒が明かねぇ。お前、放課後ツラ貸せ。二人で話がしたい」
「ダメですよ、そんなことさせません。校内でも一分一秒を惜しんで不純異性交遊をしようとしているのに、校外デートなんてしたらどうなってしまうか? 彼とあなたを二人きりにさせることはできません。私も同行します。あなた方が別れるまで離れませんよ」
ぼくを真ん中にして、学校の二大有名女子が火花を散らす。
このままの流れだと、放課後になっても返せそうにないんだけど……まさか明日以降まで持ち越し⁉
西瀬さんのパンツを家に持ち帰って保管しないといけないの?
ぼくの学校生活がどんどん不穏になっていく……。
ぼくはただパンツを拾っただけなのに。
どうしてこんなことに……。
この日をきっかけに、ぼくたち三人の関係性はパンツの紐のように絡み合って行く。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
週に2~3本くらい短編を投稿したいと思っていますので、よろしければまたお願いします。
どの方向の作品がウケるかを手探りしながら作っていますので、♡や★、コメントなどでフィードバックをもらえれば助かります。




