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CØDE:scope  作者: 鯖缶
1/1

第1話:転送完了

鳴り響くこの世のものとは思えないほどの不気味な轟音。

町の人々が逃げ惑う中私はただ立ち尽くしていた。

そこに「シェリフ」の人が助けてくれて、、、


怜那「だめだ、全然思い出せない、、、!」

怜那「コードは【スコープ】っていうのは言われたから覚えてるのになぁ」

??「怜那またその話考えてるの?」

??「ていうかそもそもシェリフってなんなの?」

怜那「私も分からないけど、多分私の町を助けてくれた軍隊?みたいな人たちの名前、、かな?」

??「ふーん」

怜那「興味なさそぅ」

??「あんまりない、、かな」

怜那「遥香は死にそうって時助けてくれた命の恩人っている?」

遥香「いないね」

怜那「死にそうなときに助けてくれたらその人がヒーローみたいに見えるの!!」

遥香「死にそうになることが無いからなぁ」

怜那「だよねぇ」


授業の始まりを告げるチャイムが鳴る。


怜那「まずい!行かなきゃ!またね!」

遥香「怜那が危ないことに巻き込まれなきゃいいけど、、、」


一日の授業が終わる一方で、私の憧れは膨らんでいた。


怜那「私、シェリフに入りたい!」


周りの視線など気にもせずに私は走りながら寮に向かった。


怜那「ただいま!!」

怜那「って誰もいないか」


私は一目散に机に向かいパソコンを起動する。


怜那「検索すればなにか分かるかもしれない!」

怜那「シェリフで検索っと」

怜那「って出てくるわけな、、?」


画面をスクロールしていくと一つだけ禍々しい雰囲気を持ったサイトがある。


怜那「これ、、かな?」


恐る恐るサイトを開くと、画面にはCØDE:□□□□□とだけ書いてある。


怜那「コードを入れろってことかな、、」

怜那「もしかして【スコープ】?」


CØDE:スコープ□ コードが違います。


怜那「違うかぁ」

怜那「あれ?四角が一つだけ空いてる、、」

怜那「もしかして英語、、?」


私は迷わず打ち込んだ。CØDE:scopeと。

その瞬間体が浮くかのように軽くなった


怜那「どういうこと、、?」


もうすでに私の体は()()()()()()にはなかった。




               〖CØDE:scope〗

         〖転送が完了しました。画面を削除します。〗









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