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夢みたいだけど、夢じゃない。  作者: 緋色こあ
前学期~模索と結論~
13/41

13.GIRLSNIGHT



「結構人集まってきたねー」




土曜日の夜九時を廻ったころ、私はソファーに座ってファジーネーブルをストローでジュースの様に飲んでいた。



ダンスフロアは暗くて数メートル先にいる人の顔が見えない程だが、代わりにキラキラとしたミラーボールが光を反射させて部屋中に落としていく為とても神秘的な空間に見える。

フロアー正面にDJブースが備わっていて、流れる音楽は女性アーティストの曲をアレンジした踊りやすいものばかり。


その一つ手前は少し明るくなる、といっても赤系の照明が少し明るさを足してくれているだけだが、そちらのフロアではお酒は小物販売などをしていたりする。ソファーも多くあって、そのうちの一つに私と梨乃は座って飲んでいた。がやがやと賑わい出したのは夜九時を超えてからの事だった。



「友里菜、来てみてどんな感じがする?」


「うーんとねぇ・・・」



隣で楽しそうに問いかけてくる梨乃は、いつにもまして綺麗に着飾っていて見とれてしまう程だった。

黒の胸元が開いたトップスで、身体のラインが綺麗に出ている。ただ挑発的なショートパンツに髪はポニーテール、化粧も目元が力強くて、普段のおしとやかなイメージとは一転して強くカッコよく見えた。


私は髪をゆるく巻いて、丈が短めの藍色にデザインが入ったワンピースで、パッと見は大人しい子に見える、はずだと思いながら準備してきた。自分達はわりと溶け込んでいると思う。

同じような雰囲気の人は何人も居たし、男の人にしか見えない人も来ていて驚いた。




「皆そこらへんに居る人達と変わらないよね。すごい緊張して来たけど拍子抜けした気分だもん。そりゃ中には男の人にしか見えない人もいるけど・・・“オナベ”ってことだよね?」



「そうなのかもね、ガールズオンリーだけど来る人も居るし。ちなみにオナベってこっちの人達からはトランスとか、トラって呼ばれてたりするの。他にもFtMエフティーエムとか。トランスってのはトランスジェンダーの略で、日本では主に性同一性障害って意味で使われるの」



「へぇ・・・なんか色々呼び方があるんだね。もう忘れそう」



「まぁ呼び方はいっぱいあるし、人それぞれなのよ」



「ち、ちなみに、梨乃みたいに女の子好きな人ってレズで良いの?」



「あ、うん。でもレズって呼ばれるのが嫌な人も居るから、レズビアンの下三文字をとって“ビアン”って言う子は多いかな」



「・・・・なんだか奥が深いのね」




興味を持ってくれるのが嬉しいと梨乃は笑うが、心の中ではココに来て興味を持たない方が難しいだろ!と叫んでいた。この場所に居るのに何も知らなくて、誰かに変な事を言ってしまうのも嫌だし。



それからまた色々な人を観察していたら、目が違う事に気づいた。

彼女であろう人と話す時の目や、気に入っているのだろうと思われる人に話しかけている人たちの目は、友達に対するものと明らかに違う。というか、梨乃がただならぬ雰囲気で寄ってくる時の目にそっくりなのだ。


あれは狙っているというか、そういう目なのね・・・。


すると先ほどまでその色目を使って何人かと話していた人が、ふっと自分のほうに視線を投げてきた。そしてバッチリと目が合ってしまい、どうしていいか解らずに少し微笑んでから視線を外す。

が、その人はその集まりから抜けて、なんと此方へ向かって歩いてきたのだ。




「こんばんはー、初めて見る子だね」




話しかけてきたその人は、カジュアルな服装に髪の毛もショートで黄色系の髪色。

にこっと笑う笑顔は悪戯をする子供のようで、それでも年上だとは解った。この場に自分達より年下はまず居ないだろうから。



「こ、こんばんはー。そうなんです、初めてで」



初めて話しかけられた事に緊張ながらも、私が其処まで返事をしたときだった。

左に座っていた梨乃が私の腕をぎゅっと強く握ってきたのだ。



「ん?隣の子は彼女さん?」


「はい、実はちゃっかりラブラブなんです」



いけしゃあしゃあと答える梨乃に、慌てて私が訂正する。

それは流石に黙ってはいられない。



「いや!違うんです。彼女は友達で、私は連れてきてもらって・・・」


「ふふ、好かれてんだねー。そうだ、名前聞いてもいい?自分はユウって呼んで」


「あ、はい。私はユリナです」


「ユリナちゃんね、よろしく。お隣の美人さんの名前も聞いてもいいかな?」


「リノよ、よろしくねユウさん。」


「ちなみに凄く若そうに見えるけどいくつなの?」


「私達二人とも二十歳で学生なの。あなたは?」


「二十四だよ、にしても二十歳か、やっぱ若いなー!」




梨乃は先ほどまで私に話していた口調とは豪く違い、淡々と受け答えをする。

私はその二人を見ているだけで、ユウさんに聞かれた事には私が答える前に全て梨乃が答えていく。

そして、思い出したような素振りを見せて、梨乃がユウさんに問いかけた。




「・・・そういえば、ユウさん、加奈って子知ってる?こっちでは“ナガ”って呼ばれてるかな」



「あぁ!ナガね!最近は見ないけど、綺麗な顔でボーイッシュな子でしょ?」



「そうそう。あの人がユリナは気になってるみたいなんだけど、結構な遊び人って本当なのかな?」




さりげなく私が好きな事を暴露されて、恥ずかしさのあまり思わず梨乃の腕を叩く。

しかもビアンの人には先輩はナガで通じているらしく、そう呼ぶ人を見たことがなかったから内心凄く驚いていた。ユウさんは少し言葉を詰まらせたが、やがてゆっくりと話し始める。




「んー。ユリナちゃんには悪いけど、ナガは根っからの遊び人だよ」



そういって頭を掻いて申し訳なさそうに話すユウさんは、嘘をついていないのはわかった。

それでも、普段の優しい先輩からはその事実が信じられなくて。



「嘘・・・それは噂とかじゃないんですか?」



「この目で何度もナガが色んな子に手を出してるのは見てきたからね。友達としては最高だけど、なんつーか、淡白ってか、一人の子に肩入れしてる所なんて見たこと無いんだよ」



「でも、話した時はとても優しくて、そんなにガツガツしてるイメージはない気がするんです」



「・・・確かにガツガツはしていないかな。自分からは言い寄る事もまず殆ど無いし。だけど、寄ってきた子は皆食べちゃうね。ナガはモテるから」




確かに先輩はモテると思う。

自分だって元々ずっと恋愛対象は男だったのに、先輩と仲良くなればなるほどそんな括りは消えて好きになっていった。

ビアンであれば更に魅力的に見えるのではないかとも思う。




「そっか・・・・ショック」



でも、そしたらあの時に言ってくれた言葉も嘘なの?


その場しのぎの、遊び人故の軽い一言だったの?


どうしてもそこだけは納得できない、先輩が嘘を付いているとは思えない、解らないまま。




「まぁそんなに落ち込まないで!他にも良い人は一杯いるんだしね」



「そうよユリナ、私がいるじゃない」




二人に慰められて「いや大丈夫です、大丈夫なんです」と取り繕っていると、ふいに照明が一段暗くなった。

先ほどまで掛かっていた軽快な音楽も止まり、変わりに聞こえてくる大きい音は、催し物等が始まる時によく使われる音で。




「ん!始まるよ!踊りに行かないの?」



「もちろん!さっユリナ、はっちゃけて踊るわよ!ユウさん、また後でね」




手を振ればユウさんが笑って返しながらも足早にダンスフロアへと去っていく。

先ほどまでの真面目そうな表情は何処へやら、輝くような表情で梨乃は私の腕を引っ張りズンズンとユウさんの後に続く。

私達だけでなく、皆一斉にダンスフロアへと向かっていくのだ。




「えっ梨乃!なにやるの!?」



「今日はドラッグクイーンのショータイムがあるイベントなの!」




ドラッグクイーン?薬の女王?全く意味が解らない。


ただDJブースの前に設置されたステージを見ると、名前の意味など吹き飛んだ。

ステージにはキラキラと照明に反射する白いハデな衣装を纏って、睫毛バサバサ、髪の毛は金髪でキラキラのウイッグ。その人を筆頭に同じく派手だけでは言い足りないような人が二人、合わせて三人が激しいダンスを繰り広げ始めたのだ。



踊っている人の体格から明らかに男の人だとは判ったが、目を覆いつくすような派手な化粧と衣装は何故か魅惑的で、とても綺麗な人形のようでもあった。

音楽に合わせたダンスはとてもキマっていて格好よく、時折みせるセクシーなダンスには観客から歓声が上がっていた。ステージ脇に設置されているポールでもダンスを繰り広げ、お酒を片手に見て楽しむ人、一緒になって騒いで踊る人、楽しみ方は皆それぞれらしい。



「すっ・・・ごい!」


「ふふ、でしょ?私も好きなのよね」







そうして一緒になって歓声を上げながら、踊って、暑くなればお酒を飲んで身体を冷やす。

一回目のショーが終われば汗だくとはいかないが、じんわりと汗をかいていて、また酒が美味くて仕方ない。

ダンスフロアの端にあるソファーに座って、残ったお酒を流し込んだ。

梨乃も本当に楽しそうで、そして飲む量もこの前とは比にならない程飲んでいて。



「っ梨乃、今日は少し飲みすぎじゃない?」



「そんな事ないって!このくらい飲まないと気持ちよくなれないじゃない」




そう言ってジンバックをほぼ一気飲みする。さっきはテキーラもキメていた。

まぁ楽しそうなのは良い事だから、こんな日は潰れる位に飲むのも良いのかも知れない。

本人も相当出来上がっていて先程からベタベタと触ってくるが、もういつもの事だと割り切って適当にあしらっていた。



ショーが終わった後もDJブースでは曲を流していて、まだ踊り続けていたり、ダンスフロアに居る人は多い。

ショーが始まる前よりも人は確実に増えていて、こんなに居るものなんだなぁ、と関心したりもしていた。



・・・あ、あのカップル、キスしてる。


堂々とダンスフロアの中心で踊っている二人組が抱き合って、交わしている。

片手に酒のカップを持って、もう片方は相手を撫で回すように触って、確かめるように何度もキスをしていた。

初めて見た女同士のキスは思いのほか扇情的で、思わずゴクリと喉をならしてしまう。そのカップルを取り巻く人たちは歓声の声を上げていた。




「うわー、すごい・・・」




言いかけた時に、ふと急に右足に力が掛かった。

何だろうと視線を下げれば梨乃の手があって、その手にぐっと力が入ったかと思えば梨乃が私の上に乗ってきた。



「え!?ちょ、梨乃!?」



梨乃が覆いかぶさってきている事で、私は他人からは完全なる死角となっていた。

目の前に見えるのは梨乃だけ。

自分も酔いはまわっているが、それでも驚きのあまり身をよじる。



「動かないで?ねぇ友里菜、キスしたい」



「はっ?何言って・・・」



ぐっと容赦なく顔を摑まれて、抵抗の余地はなかった。

唇に暖かい梨乃のそれが重なる。


「・・・っ」


駄目だ、これを許しちゃえばまたこの前の様になる――――

梨乃の肩を握って、強く押し返した。



「やめて・・・っ!」


「・・・なんで?そんなに加奈が良いの?私は駄目なの?」


「そういうんじゃなくてっ」


「そういう事でしょ!?私を受け入れてよ!」



また無理矢理腕を掴まれて、強引にキスされる。

舌も口内へと滑り込んできて、深いものにして逃げられないように、という梨乃の意思が見えた気がした。

私が口の中を探られるのが弱い事を、きっと彼女は知っている。


「う・・・んっ」


流されてしまいそうになる、身をよじって何とか逃れようとする。

一瞬唇が離れた時にふっと目を開けば、そこには先ほど話していた、ユウさんがいた。

ソファーとは少し距離があったけれど、シルエットからも間違いなくてこちらを凝視していたのだ。



見られてた―――!



腕に力が入る。


ドンという鈍い音。




「・・・つっ!友里菜・・・っ」




そのことがあまりにショックで、咄嗟に先ほどよりも強く梨乃を突き飛ばしていた。

ソファーに倒れこんだ梨乃が、はぁはぁと荒い呼吸をしながらこちらを見てくる。



「あ・・・梨乃」



「友里菜、そんなに嫌なの・・・?」



「人が見てっ・・」



「私は友里菜しか見てないのに・・・!」




梨乃はさっと立ち上がると私に背を向けて走っていく。待って!と声をかけるもそれは周りの音に全てかき消されて届かない。

そうしてダンスフロアから姿を消してしまった。

急いで腰を上げて向かおうとすると、一部始終を見ていただろうユウさんが引き止めてきた。



「待って!ユリナちゃん、嫌だったんだろ?」



「いや、でも・・・!」



「今追いかけて行ったらリノちゃんはその優しさを勘違いするよ、そしてまた同じ事を繰り返す」



「っ・・・・確かにそれはそうかも知れないけど」




確かにユウさんの言うとおりだ。

梨乃の性格上、もしかしたらこう言う手段を取ったのはある種の作戦なのかも知れない。

それでも、梨乃のあんな風に傷ついた表情は見たことが無かった。




「あの子、ナガと付き合ってた子だろ?」




「なんでそれを・・・」




「ナガが遊びに出なくなったのはあの子と付き合ってからだったから、噂になってんだよ。リノちゃんはナガに何かしてたんじゃないかってね」






ユウさんが言い終わるか終わらないかの時、突然隣のフロアから聞こえてくるざわめきが大きくなる。

一瞬シンと静まり返る会場内。



「・・・もしかしたら!」



梨乃が何かしたのかもしれない、あの様子だと何かやらかしてもおかしくはない。

ユウさんの制止を振り切って、隣のフロアへと走った。



「梨乃!」




見れば、其処にはお酒の入っていたプラスチックのコップが数個散らばっており、その中心で梨乃が倒れるように座り込んでいた。

そのまま人形のように動かない。

急いで駆け寄って怪我が無いかチェックするが、どうやら無事のようだ。




「梨乃立って、とりあえず移動しよう?」



声を掛けるとピクリと反応はするが、顔を上げる気配は無かった。

すぐさまスタッフがやってきて、怪我は無いかと確認にされて私が答える。



「あとはこちらで片付けますから」



頭を下げて謝って、こぼしてしまったお酒の持ち主にも謝る。持ち主は大して入ってなかったから気にしないでと笑顔で言ってくれて、また頭を下げた。

しゃがんだままの梨乃を連れてとりあえず建物内入り口付近の人気の居ない所へと連れ出す。

その間も手を強く引かなければ梨乃は動いてくれず、やっとの思いで引っ張ってきてベンチへと座らせる。

両肩を掴んで揺すり、何度も声を掛けた。



「梨乃、しっかりして!」



声をかければ僅かに身体が動くものの、反応は殆どない。

その時漸く彼女が何かケースのようなものを手にしている事に気がついた。





「梨乃、それ何・・?」





ぴくっと身体を動かして、身体の後ろへとそのケースを隠そうとする。

私はその前に強引にケースを掴んで取り上げる。




「あっ!それないと駄目なのっ!」




半透明なケースはピルケースの様で、中に薬と思わしき粒が入っている。

ただ、その薬たちは様々な種類がごちゃ混ぜになっていて、シートから一粒ずつだしてケースに直接入れているようだった。

ぎっちりとはいっている中で、そのうちの右端だけが空になっている。




「もしかして・・・梨乃、薬飲んだの?」




優しく問いかければ、梨乃らしくなく弱弱しい声で呟いた。



「だって・・・だって、たくさん飲んだら全部わかんなくなって気持ちよくなるから、すきなの」




もうその薬の効果は廻ってきているのか、懇願するように話す口調は別人だった。

もしかしてコレは麻薬なの?でも見た目は普通だし、そんな代物を大量に入手できるはずもない。

少しは混じっているのかも知れないけれど・・・。

よく見れば知ったような名前だったり、鎮痛剤として過去飲んでいた薬の名前が錠剤に明記されていた。



そういえば、前にうっすらと聞いたことがある――――オーバードーズ。


抗鬱薬や鎮痛剤など精神状態に異常をきたすものを大量に飲んで、意識を混濁させる危険な行動。

先輩が言っていた自殺行動、もしかしたらそのうちの一つなのかもしれないと。




「梨乃、もう薬は飲んだらだめ。これは今預かっておくから」



「いやだっ!なんで?なんであたしをいつも苦しめるの?」



「いつも・・・?」



「そうだよ!いっつも一人ぼっちにする!ママ酷いよ・・・っ」




驚愕した。


涙目になって話す梨乃は私を判っていない。母親と重ねて見ている。

今、梨乃はせん妄を見ていることは明らかだった。



「・・・っ!とりあえず帰るわよ!」




入り口からそのまま連れ出して、目の前に止まっているタクシーに彼女を乗せる。

その間中もすすり泣きを繰り返して、ママ、パパと呟く梨乃。

こんな状態を一人で帰す訳にはもちろんいかないので、私も乗り込もうとした時だった。



「乗るな」



先ほどとは打って変わって低く唸るような声で私を威圧する。

梨乃は私を睨みつけていて。それは誰に対して思っている感情なのかはわからない。



「一人で帰れないでしょう?」



「帰れるわっ!運転手さん、中央区の・・・までお願い!」




はっきりと自分の住所を告げると、少し慌てた口調で運転手が返事をして、急いでナビに住所を登録していく。

そして今度は凄まじい怒りを露わにして私に向き直った。



「梨乃・・・」



「友里菜は渡さないわ!加奈、あんただけは許さない!」




そう言って梨乃は自分の隣に空いている空間を庇うかのように手を広げて叫ぶ。


そこには、誰も居ないのに。



「梨乃・・・」



早く閉めて!との声がして、目の前でドアが閉められた。

急かされる様に車は転回をして、加速しながら去っていく。






「梨乃、私は加奈先輩じゃない・・・友里菜よ」




去っていく車が見えなくなっても、私は茫然とそこに立ち尽くしていた。








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