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エッセイ

どうして自分の好みのもの以外も評価しないといけないのさ


 「相互評価クラスタ」批判・ランキングは不正だらけという陰謀論を展開するひとって、要するに自分がそれをしたいんじゃないの? と疑ってる。

 じゃなきゃ出てこない思考だもの。


 少なくともわたしは「自分を評価してくれたから評価しよう」と思ったことはない。その作品が好きだから、面白いと思ったから、もっとそういうものを書いてほしいと応援したくなったから評価する。

 わたしは、というか、大多数がこれでしょう。


 「お義理評価」というのは数種類あるらしい。

 評価してもらったから評価し返す。

 自分の好きなジャンルだから評価する。

 相互さんだから評価する。

 どれもその単体をしたことはない。


 感想などをもらって評価してくれたと気付き、そのユーザーさんの作品を読んで評価する。

 自分の好きなジャンルの作品のなかから「好み」であろうものを読んで評価する。

 相互お気に入りユーザーさんの新着が表示されたので読んでみて評価する。

 それならあるが、「感想くれたからこのひとの作品評価しておこう」「このジャンル過疎ってるから、とりあえず新着のものは全部評価しとこう」「相互さんだから評価しておこう」はない。




 例えばあなたが本格的なプエルトリコ料理を食べたいとする。

 近所に運よくプエルトリコ料理店ができた。あなたは喜び勇んでそのお店へ行くが、いざ食べてみると好みに合わない。


 もしそこが、日本の片田舎だったら?

 もしかしたらあなたは、そこまでおいしいと思えなくてもそのお店に通い詰め、マスターと親しくなってもっと自分好みのものをつくってもらおうとするかもしれない。

 諦める、という手もあるし、自分で勉強してつくってみることもできる。


 もし都会だったら、もっと好みのお店がないかどうかさがすだろうし、都会ならプエルトリコ料理のお店くらいさがせばあるだろう。


 もしもプエルトリコなら選択肢はもっと多い。




 これを「自分の好きなジャンル」に置き換えて考えてほしい。

 小説家になろうは毎日数多の作品が投稿されているし、作品登録ユーザーだけで2,354,030人も居る(2022/11/24 13:20現在)。

 そのなかであなたの好きな料理=ジャンルの作品はそんなに少ないだろうか?


 わたしはホラーが好きだが、なろうではホラーはそこまで盛り上がっているジャンルではないらしい。

 しかし「ホラー」で検索をかけると34,253作品ヒットする。

 更に絞り込んで、わたしの大好きな「心霊 ホラー」ならどうだろう。それでも764作品だ。

 このすべてにわたしは評価をつけてまわらないといけないんだろうか?

 ここでタイトルの疑問である。

 どうして自分の好みのもの以外も評価しないといけないのさ。


 同じホラーでも心霊ホラーとサイコホラーでは創作和食と懐石料理くらい違う。

 更に心霊ホラーでも、作品が扱っているテーマや作者の感覚でまったくものはかわってくる。更にさらに、同じ作者で同一シリーズであっても、「好き」なものと「きらい」なものはある。

 仮になろうに「心霊 ホラー」でヒットする作品がたった数件だったなら、評価はしないまでもすべての作品にいいねをおし、感想をつけただろう。それくらいはできる。「今はまだ好みじゃないけどこのひとならもっと自分好みの作品を書いてくれるかも」という期待で評価することもあるだろう。あれは公式には「応援」なのだから。

 だが幾らニッチでひと作品しか投稿されていないようなジャンルにはまっていたとしても、それがまったく自分の好みでないならば評価はしない。


 なろうでキーワード検索をすると多くの作品がヒットする。

 そこから自分の好みの作品をさがし、評価する権利がわたしにはあるし、自分の好みでなかったら評価しないのだって権利の一部だ。そのジャンルが好きだからと云って投稿されたものすべてを評価しないといけないなんて義務はない。「応援」と考えたとしても、やっぱり優先的に応援するのは「すでにある程度自分の好みに近い作品」である。

 更に云えば、「ユーザー登録しているのだから好みのものがなければ自分で書いてupする」こともできるのだ。

 それなのになぜ、自分の好みでないものまで無理に評価しないといけないのか、まったくもってわからない。




 反論は結構ですが感想返信は多分しません。反論も擁護もエッセイでどうぞ。ジャンル活性化に一役買ってください。




 2022/11/25追記

 「評価することで活性化って?」という疑問を持っているかたへ。

 なろうはランキングというものがあり、トップページに十位までが表示される仕組みになっています。ジャンル別や総合など幾つか切り替えることはでき、百位までなら別ページへ飛んで確認できます。そのランキングから読むものを決めるひとも居ます。

 「好きなジャンルやキーワードなら無条件で評価せよ」派のひと達は、ランキングに表示させることを目標にしているのではないかと思います。




2022/11/25追記

 正直評価は自由なのでお義理評価するひとが居ても別にいいですし(本文と云ってることが違うという前に全部読んでね)、「読んだものは全部★5する!」という主義のひとを否定するものでもありません。

 なにがきらいって「自分は評価したからお前もしろ」がきらいです。あなたが評価するのが勝手なようにわたしが評価するのも勝手です。


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― 新着の感想 ―
[一言] 善意は強要するものではない、ということでしょうか。
[一言] 興味深く拝読しました。評価って難しいなぁと思う今日このごろです。自分が企画等に関係無く作品を投稿して、作品にブクマや評価をくださる方はほとんどが逆お気に入り様(自分のことをお気に入り登録して…
[良い点] その通りだと思うとこ [気になる点] 私はいつも感想をくださる相互様の中に、ほぼ作品を読了できたことすらない作者さまが何人もいらっしゃいます。 さすがに『不義理』だと思っております(/_;…
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