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Light&Dark  作者: 谷川陣
7/7

戦闘

俺はスレーネを上から振りかぶった。


当たるとは思っては無い。


ただ、相手がどう出てくるか知りたかった。


相手はスレーネを小刀で受け、蹴りを入れてきた。


俺はそれを避け、さらに距離を置いた。


「あ、そういえば」


彼は小刀をしまった。


無防備。


攻撃すれば相手に防御する方法は無い。


しかし、攻撃できなかった。


相手の魔法か、相手の威圧か。


「私の名前はバルト・テルストイと申します」


そして小刀を持ち直した。


「すみません。殺す人には必ず名乗ってるもので」


そして彼は土の中に潜った。


最初と同じだ。


ただ、隣にエリアがいない。


「くそ、姑息なことをしやがる」


後ろからバルトが出てきた。


バルトは小刀を横に振った。


俺はかろうじて受けた。


「ミシャエ」


隙ができないように魔法を唱えるが、相手にかわされる。


そして、また土の中に潜られる。


「あなた、やっぱり単細胞なんですね。話に聞いた通りです」


「だから、誰に聞いた!」


「そりゃ、ジェイス様からに決まってますよ、リウネさん」


今度は前から出てきた。


しかも、今度は小刀を二本持ち、それを投げ付けた。


俺はスレーネで切り捨て、魔法を唱える。


「ミシャエ」


炎の玉が刀とぶつかり、相殺した


そしてまたバルトが地中に潜った。


「くそ、これじゃ埒があかね」




一方エリアは……


「あら女性が相手なの、萎えますわ」


相手の女が一本のナイフ以外をしまいながら言った。


「それは、ご期待に添えられず申し訳ございません」


エリアは冷静に対処した。


「ですが、こちらもふざける時間がありませんので」


「あら、奇遇ね。こっちもそんなに時間がないの」


「だけどその前に、あなたの名前を伺ってもよろしいですか?」


「なんで」


「誰と戦ったか報告しなければならないので」


「あら、そう言うこと。けど、そういうのって自分から名乗るんじゃないの?」


「これは失礼しました。私はエリア・ヴェリクスです」


「ふん。私はコレル・テルストイ。これでいい?」


彼女は不機嫌そうに言った。


「はい、結構です」


「じゃあ」


そう言ってコレルはナイフを投げた。


「さっさと始めるわよ」


そう言うと彼女はさらに6本ナイフを取り出し、投げた。


銀色に輝くナイフがエリアにめがけて7本飛んできた。


エリアはキラヴィールで1本ずつたたき落とした。


そして最後の1本をうまくキラヴィールで操り、コレルに返した。


コレルはナイフを1本取り出して、そのナイフを撃ち落とした。


「その程度で終わりですか?飛び道具の使い方がなってませんね」


そしてエリアは槍を持ち替え


コレルに投げ付けた。


コレルは瞬時にナイフを取り出し、構えた。


「ふん、同じことやれって言うならいくらでもやるわよ」


「あら、そんなことするつもり無いわ」


エリアは指を鳴らした。


すると、キラヴィールは光の粉となった。


幻想的な光がコレルを覆った。


「あなたを捕まえるのです」


エリアは言うとまた指を鳴らした。


すると、光はコレルに集まった。


そして、四角い箱となり、コレルを閉じ込めた。


「ちょっと、これなんなのよ!」


「残念ですが、あなたに構う時間はあまり無いので、そこにいてください」


箱の中から金属音がする。


「無駄です。その箱の中ではどんな攻撃も無力です」


圧勝だった。


金属音もやがて弱くなり、とうとう消えてしまった。


「さて、急がねばまずいですわ」


そう言って、リウネの方に走り出した。

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