1クオーター初スリー
0-2から始まった試合だ、続いて俺たちの攻撃、PGの小川さんのパスから始まり
SFの藤さんに通ってレイアップ。
が、向こうにPFがフォローに入り。シュートは外れた。そのままリバウンドシュートで0-4となった。
とにかく切り替えて続き、三連続で攻撃になってしまった。今度はSF藤さんからのボール、ドリブルで抜かしシュートフェイクからのシュート、わずかに相手のSFの指が当たったようで。シュートは外れ、またもやリバウンドシュートを決められた。これで0-6 ここらで止めないとマズイ。
今度はC大森さんからボール。ドリブルもそこそこに小川さんにパスして、ゴール下へ突進、
小川さんからこの時目が合った。
俺もインサイドのスペースに突っ込み、相手のマークをおびき出す、大森さんもそこでスクリーンを掛け俺は小川さんからパス貰ってフリーからのミドルを打ち込み、2-6となった。
続いて相手の攻撃、相手のSGからボール
すぐにPGにボールが回ってそこからシュート。しかし早すぎてシュートフォームもバラバラでこれでは入らないと思った。
当然ゴールポストに弾かれボールは、相手のPFにリバウンドシュートされた。初めからこれが狙いだったのか。とはいえこっちのインサイドの穴をついた作戦。こんなの通されてはボールを蹴りたいぐらい悔しかろう。
ただ本当に蹴っては退部レベル、部員全員を敵に回すだろう。
これで2-8 一度でも止めれればこんなふざけたオフェンスで点開かれるなんてことは少なくなるのだが。
こっちのオフェンス俺がスリー撃てば状況は良くなるだろう。俺からのボールだ、そのままドリブルしていっそスリー。したい気持ちはあるがそんな簡単にスリー撃てたら苦労なんかない。
そのまま一旦小川さんにパス、とにかくフリーにするため移動、そのうちチャンスが来たので、俺はパスをもらいスリーを打った。
このスリーは決まった!
5-8となる。1クオーター初のスリーが決まった。
ここからはインサイドはパス回しに徹し、アウトサイドのミドルで攻め立てた。相手のオフェンスもレイアップ、ミドルに終始し10分終了間際、
3点差のまま17-20の状況を迎えた、残り20秒 、こちらの攻撃で大森さんからのボール。
パス回しに徹し、10秒、俺がパスをもらい、飯田のスクリーンでマークを撒いた後、俺のスリーは再び火を噴いた。これで差がなくなり20ー20となった!
残り10秒、凌げば引き分け。スティールすれば勝ちの目もある。1クオーターマッチはあくまで練習なので引き分けでも再試合はない。だがそんなの関係なくここはしのぐべきなのだ。残り10秒気合い入れてくぜ!