表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

技伝授 次の試合へ。

1クオーターマッチが終わり、部活終了の18:00を迎えた。隣のコートの一軍は今から試合形式で練習するらしい。その気迫を横目に、各々今日決まったバディと打ち合わせしたり、練習したりグループ組んで自主練などをする時間となった。


俺も師匠と1on1の模擬練習を始めた。

先ほどの試合よりも動きがキレているようで反応できず抜かされることばかりだ、そして俺の攻めは全て見透かされているかの如くだった。


師匠さっきの試合、手抜いてたんですかね?聞いたら久しぶりの試合だから動きは固かったかもと一言。


とりあえず基本動作を師匠からもう一度習い動きを見てもらった。たくさんの技を覚えるより基本動作、そして伝家の宝刀フェードアウェイシュートの基本を教わった。


結局はシュートかパス か奇襲でインサイドか、この三つの判断をいかに素早く確実に行うかだけだ。フェードアウェイなどの技も練習しなきゃ成功しないからどんどん使えばいい。


まずはこの1on1で発揮できなければ、試合形式の練習でも無理、そこはとにかく実戦をこなすしかない。


明日も別チームと1クオーターゲームを行う

今日師匠から学んだことを生かして。明日も試合だ。


今日は夢の中でも、バスケをしていた。

俺の全てが通じないほど夢でもボコボコにされた。

結局ネガティヴイメージ払拭できぬまま。部活の時間になり、基礎トレーニングまで来た。全体の基礎練についても師匠からは、この動きにどういう意図があってどう活かせるかを考えながらやると教わった。


全てに意味がある。そういった意識づけを持ってやらないとただやるだけで無意味だと。一軍の監督の言葉の受け売りらしいが、これをやってるから一軍は桁違いに強いのだなとも感じた。


お陰で基礎練だけで先程までのネガティヴイメージが払拭できた。


そうして迎えた1クオーターマッチの時間。

俺は2戦目だ、先に師匠がマッチを行なった。


師匠が3Pを狙ったりしたが、実力は拮抗していた。師匠と関係ない部分で他メンバーがミスをして負けたようだ。


次はいよいよ俺の番、師匠の教えどおり基礎練を頑張り、師匠の動きでポジティブなイメージもできるようになった。


今の俺なら師匠に勝てるかも!ぐらいの仕上がりになったところで試合開始だ!


先行は俺のチームから、SGの俺がPFの飯田にパスを渡し、飯田がフリーからのレイアップを外して。相手のPFがリバウンドとってそのままシュート決められた。0-2、立ち上がりが悪いようだがまだ何とかなるだろう。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ