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援助交際  作者: ZYOBnannig
9/10

同意の上の

気持ち悪い男子たちの視線、ニキビだらけの顔でこっちを眺めている、どこを眺めているかはすぐにわかる、それをどうするのかも。

そん中で一人の男子が声をかけてくる、いわゆるウェイ系のチャラい男だ。

「じゃあ今日も9時に駅な」

何かを問う時間すら与えず、それだけ行って帰っていった。





そして9時、この辺りで一番大きな駅の駅前へ行く。

さっきの男だ、夜に見るとこいつはかなり大きく恐ろしく見えた。

「じゃあ行こうか」

男は俺の肩を掴みながら歩いていく、

行き先には派手なネオン。

男はケツや胸を触ってくる

気持ち悪い

言い返せば殴られるかもしれない、

何も言えない

ベットに押し倒されそのまま…

力ずくで優しさもない

ただただ痛かった

涙が出てきた、

汗と体液に汚されぼろぼろになってから、男は満足そうな顔をしながらハイと数枚の万札を渡してきた。

ホテルからでてケータイを見る、メールが何通か来ている。


Re:Re:Re いつもの

まだー❓❓

もう待てないよo(`ω´ )o


不自然な絵文字の使い方、きっと若くはない、送信履歴をみるとこの人とも待ち合わせをしているらしい、無視しても良かったけど、行くことにした。


駅にいたのは小汚いおっさんだった

そして、またホテルへ、さっきの男の時より幾分高いホテルのようで少し綺麗だった。

おっさんはさっきの男より優しかった、渡されたお金も多かった、

でも気持ちが悪かった、

家に帰ると男が

「今日はいくら稼いだんだだせ」と言ってくる、私の痛みと苦しみはこいつの酒とパチンコに消えるのだ。


風呂に入りシャワーを浴びる、鏡に映るのは、可憐な女の子、ただ目には涙を浮かべている、汚されて。

男の時だったらこの光景に興奮したのかもしれない。





それが何日も続いた、ただやめることは出来なかった、生きるために。

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