同意の上の
気持ち悪い男子たちの視線、ニキビだらけの顔でこっちを眺めている、どこを眺めているかはすぐにわかる、それをどうするのかも。
そん中で一人の男子が声をかけてくる、いわゆるウェイ系のチャラい男だ。
「じゃあ今日も9時に駅な」
何かを問う時間すら与えず、それだけ行って帰っていった。
そして9時、この辺りで一番大きな駅の駅前へ行く。
さっきの男だ、夜に見るとこいつはかなり大きく恐ろしく見えた。
「じゃあ行こうか」
男は俺の肩を掴みながら歩いていく、
行き先には派手なネオン。
男はケツや胸を触ってくる
気持ち悪い
言い返せば殴られるかもしれない、
何も言えない
ベットに押し倒されそのまま…
力ずくで優しさもない
ただただ痛かった
涙が出てきた、
汗と体液に汚されぼろぼろになってから、男は満足そうな顔をしながらハイと数枚の万札を渡してきた。
ホテルからでてケータイを見る、メールが何通か来ている。
Re:Re:Re いつもの
まだー❓❓
もう待てないよo(`ω´ )o
不自然な絵文字の使い方、きっと若くはない、送信履歴をみるとこの人とも待ち合わせをしているらしい、無視しても良かったけど、行くことにした。
駅にいたのは小汚いおっさんだった
そして、またホテルへ、さっきの男の時より幾分高いホテルのようで少し綺麗だった。
おっさんはさっきの男より優しかった、渡されたお金も多かった、
でも気持ちが悪かった、
家に帰ると男が
「今日はいくら稼いだんだだせ」と言ってくる、私の痛みと苦しみはこいつの酒とパチンコに消えるのだ。
風呂に入りシャワーを浴びる、鏡に映るのは、可憐な女の子、ただ目には涙を浮かべている、汚されて。
男の時だったらこの光景に興奮したのかもしれない。
それが何日も続いた、ただやめることは出来なかった、生きるために。