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★西暦2150年の青年達――エピローグ


 ――エピローグ――



 キスをしたまま見つめ合う2体のAndroid。


 やがて山を吹き上がる風を受けて彼等は崖より転落して行く。


 ――――後進に路を譲るように。


 崖の下には夥しい数のAndroidが折り重なって転がっていた。


 男性のAndroidが99体。


 女性のAndroidが99体。


 その場所から僅かに離れた墓地には、顔の潰れた内保さんが100体。規則的に並べられていた。


 4月1日。今年もまた嘘のような嘘の1年が始まる。


 朝日を浴びて街が目覚め始めた。


 空を覆う天使の羽の様な雲は誰にでも祝福を与える。


 ――――そう。君にも。


『西暦2150年の青年達』fin

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