△ルビ振りの可能性についてⅠ
△ルビ振りの可能性についてⅠ
あーてぃさんのスタイルをパクると言う過程であーてぃさんの「ルビ多用するスタイル」と「意訳ルビ」と「センスあるルビ」をパクってみた。それで『2150年の冒険者達(仮)』を元に『★2015年の冒険者達 (カリ)』を書いてみた。
★書いてみて感じた事。
・びっくりする位時間が掛かる。
・びっくりする位難儀。いや、マジで真似て書いてみて下さいよ。
★独自の工夫。
・妻を騙せているつもりの多機能欺瞞体と、即座にデコイだと看破した妻の噛み合わない会話をルビで表現した。
・ルビを多用する事によりギャグになる様にしてみた。
・主人公と早撃ちマックとの戦闘と電話音声での多機能欺瞞体と妻の戦いも同時に繰り広げていると言うややこしい作りをしてみた。
・元作品のあるオマージュなので、「多機能欺瞞体」と書いて《マルチデコイ》と読ませるルビは「①あーてぃさんの作品を思い浮かべる。→②多機能欺瞞体お前マトモな言葉を話せたんかい!と思う。→③多機能って……そっちの多機能かい!と思う。→④欺瞞体って……確かにこれも欺瞞だ!wwwと思う。→⑤~と思ったら全然騙せてないやんwwwと思う」……と、多数の突っ込み所をいっぺんにブチ込んでみる事が出来た。
欠点だと感じた所。
・難解。一読した程度だと理解出来ない。
・ごちゃごちゃしているので、1話に挿入しようものなら恐ろしい勢いでブラウザバックされてしまう。
★まとめ:色々と書いていて感じた事があるのだが、思い付いた事から述べると、ルビ多用する作風やルビ多用するキャラクター作り等の可能性を感じた。地の文に時々ハイセンスなモノをブチ込みつつ、ルビ多用するキャラクターを作ってみても面白いかもしれない。
ルビ多用するキャラクターは『練習小説』の「マッチ売りの少女」が居る。彼女は適当な英語しか話せない設定なので、意訳とアルファベットと原文の3重のルビを使った。
ルビは「ボソボソボソボソ」と言う小声で話している演出にも使える。