もっと
もっと
もっともっともっと
優しくありたいのだ
もっと
もっともっともっと
素直でありたいのだ
ああ神様、僕は何にも望んでなんかいません
ただ安らかな、そう安らかな死さえあれば
何もいりません、他には何もいりません
お金も名誉も愛も夢だってそう
僕は何も望みません
もっと
もっともっともっと
孤独でありたいのだ
もっと
もっともっともっと
寂しくありたいのだ
例えば僕がさ、もっともっと頑張れていたら
今頃どんな風に、そうどんな風に生きていたかな
何も出来ません、僕には何も出来ません
こんな詩をだらだらと書き連ねる
そんなことしか出来ません
もっと
もっともっともっと僕は
強くありたいのだ
どうでもいいこの命と
どうしようもない無気力を
受け入れてやれるぐらい
もっと
もっともっともっと僕は
もっともっと僕は
もっと
孤独も寂しさもふがいない自分も全部
愛してやれるぐらい
もっと僕はそう
もっと
望んでるわけじゃないんです