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28話:公式イベント-後編-

2017.11.19 誤字訂正 誤)オークロード → 正)オーガロード

-土曜日 続き-


東門への強行突破に成功し街中へ避難した雑巾とタツヤ。



俺は回復中に東門の状況を見た目で判断する。


アイバン教官と3人の盾持ちプレイヤーが前線を維持しているが、攻撃はほとんど出来ていない。


デミタスの指示で壁役が一部方面を空け、職人プレイヤーによる迎撃用アイテムでの攻撃を集中させている。


街中から弓使いが2名と、攻撃魔法使い3名が遠距離攻撃をしているが、魔法使いはMPが尽き始めたようだ。


回復魔法役も1名居るようだが、こちらもMPがきついのかもしれない。


壁役のHPも皆半分程であり、ここが正念場という感じの所、盾役の1人がダメージを負い、回復魔法が飛ぶ。


ここで回復魔法役から、MP残が残り1回分との悲痛の発言が聞こえた。


あまり考えている余裕もないので、デミタスへ近付き手短に伝える。


「デミタス親方、俺とタツヤと教官で維持するので、教官へ回復魔法後、前衛後衛共に回復に下がってもらってください。

支援攻撃は、薄くなった北側固定でローテーションで回してもらえば、親方の指示回数も減るかと。お願いします。」


「ん?・・・むぅ。お前さんが言うんだ、いけるんだろう。わかった。それでいく。」


「後、最後尾にオーガロードが控えているので、それの戦力温存のためもあります。」


「オーガロードじゃと!?わ、わかった。そういう事なら、それが最善じゃの。」


「皆良く聞け!回復魔法役は、すまんが教官を回復した後MP回復に努めてくれ。

前衛は、教官と先程合流した2人で維持する!支援攻撃は北側固定のローテーションで頼む!

攻撃魔法役はMP回復、交代した前衛はHP回復に努めてくれ!

中遠距離攻撃役は、前衛の邪魔にならないよう、臨機応変に攻撃してくれ!以上。」


若干戸惑った雰囲気が感じられるが、デミタスを信用しているのか皆行動に移していく。


俺とタツヤも前衛に立ち、アイバン教官と連携し、位置を決める。


アイバン教官は右手に剣、左手に盾だったので、門前の南側を任せる。


タツヤは門前の東側へ構えてもらい、俺は教官とタツヤの間で、数歩下がっている。


アイバン教官は右側は剣で倒せるが、左側は盾で防ぐ形になる事が多そうなので、そいつを俺が仕留める考えだ。


タツヤも攻撃の届く範囲で動き回りながら倒す方向なので、回り込んできそうなゴブリンや、漏れて門前へ向かうゴブリンも俺が仕留める。


北側はがら空きになるが、支援攻撃のローテーションで十分余裕があると考えている。支援者はまだ増えていると思うのも根拠のうちだ。


後退した前衛たちと、MPの尽きた魔法使いたちが半信半疑で回復を始めてたところで、タツヤがおもむろに動き出した。


迫ってきたゴブリンに突進し、殴る蹴るすると、一度戻り、再び別方向のゴブリンへ突進する。


傍から見ると、テリトリーに入った敵を順次殲滅しているようにも見えた。


アイバン教官も右手の剣で豪快にゴブリン2匹を屠り、左手の盾でがっちりと防御している。


俺は、アイバン教官へ攻撃し防御された隙だらけのゴブリンへ向けて、[石ころ]を当てる。


更に、教官とタツヤの間を通ってくるゴブリンに向けて、[石ころ]を連続で当てる事で十分余裕がある。


北側は、支援攻撃がほぼ等間隔で五月雨のように襲い、ゴブリン達を一適距離から侵入させていない。


タツヤの範囲攻撃2連発で一気にゴブリンが消えると、おぉというどよめきが後方から聞こえた。


アイバン教官も片手剣の必殺技ウェポンスキルを発動したのか、教官前方のゴブリンが10匹程消えていった。


タツヤと2人の時と違って、大分余裕があるので、俺は[石ころ]で間に合わない時は、短剣によるヒット&アウェイを使って侵入を阻む。


タツヤ側とアイバン教官側のフォローもしつつ、投擲のWPウェポンポイントが溜まったので、10数m先の東側から南側までの範囲で[炸裂丸さくれつがん]によるワイドスローを発動する。


広範囲にダメージエフェクトが発生し、離散エフェクトが広がった。この調子ならなんとかなりそうだなと考えた時に、アイバン教官から声を掛けられる。


「雑巾!さっきの急襲は、まさかお前たち2人だけだったのか?」


「え?は、はい。俺たち以外の人は見ませんでしたが?」


「・・・そうか、わかった。いや、何でもない。お前たちがいて心強いぞ。」


この後、デミタスからも同じような質問を受け、同じように答えた。

俺は見かけなかったが、別方面で援軍に来たプレイヤーが居たのだろうか。


そうこうするうちに、前衛役が全快し前線に戻って来た。


1人を教官の盾で受け止めたゴブリン討伐要員として、2人を更に横に位置してもらって、盾とアタッカーを交互に入れ替え、安定性と殲滅速度を上げる。


俺はタツヤ寄りのフォローへ回り、隙間をついて侵入してくるゴブリンをメインに倒していく。


ここでフォン♪という効果音と共に、機械的な女性の声が聞こえる。


『グサビの街の東門の防衛に成功しました。』


イベント開始から1時間少し経ったところで、最初の防衛成功のアナウンスが流れた。


最前線は強い人達が集まっているのであろう。このまま他の門も防衛成功しそうだ。


魔法使いのプレイヤーもMPが回復したようだが、デミタスがMPを使い過ぎず回復しつつ攻撃するように指示を出す。


ゴブリン集団の最後尾が見えて来た。一際目立つ存在感のオーガロードである。


東門の防衛者たちに緊張が走ったが、デミタスの号令で先ずはゴブリン殲滅を優先する。


ゴブリンが残り100体前後の所で、オーガロードが門前10数mまで迫ってきた。


身長3m程ある、ちょっと脂肪が多めの巨体である。

肌は灰色で凶暴そうな顔をし、頭に角のようなものが3本生えている。

手には2m程ある棍棒のような武器を持ち、防具は特になく布製のなにかを身に着けている。


アイバン教官が任せろとばかりにオーガロードの足止めに動いた。

タツヤもオーガロードへ向かう。


門前に向かっているゴブリンは、盾持ち前衛3人と弓2人と支援攻撃で大丈夫そうだ。


俺は、アイバン教官とタツヤへ向かうゴブリンを倒し、フォローへ回った。


アイバン教官とタツヤは、オーガロードの攻撃を極力避けつつ攻撃を入れていた。


攻撃魔法役3人も、オーガロードへ魔法を放つが、大きなダメージは与えられていない印象であった。


オーガロードの攻撃は、棍棒の大振りなので軌道が読みやすく、避けやすそうだったが、その一撃はかなり重いと思われる。


タツヤがオーガロードの攻撃を躱したことで、棍棒がゴブリン2体を吹き飛ばしたが、その運のないゴブリンは6m程飛ばされていった。


想像以上の破壊力に、その光景を見た人たちが青褪あおざめている。


デミタスが号令を掛け、ゴブリン殲滅の手を休めないように指示を出す。

但し、ゴブリン殲滅後のオーガロードへの火力不足には気付いているようで、苦悩の表情が出ている。


俺もオーガロードへ対峙する為、[炸裂丸]を[分銅]へ変更し、オーガロードを目標とする。


アイバン教官の手数が多いが、タツヤの攻撃力が上回っているせいか目標はタツヤから離れていないようだ。


そのせいで、タツヤの攻撃回数が減っている。俺も攻撃を開始するが、タツヤからは剥がせない。


「雑巾、WPウェポンポイント温存で。咆哮あるかも?」


タツヤからパーティチャットで声が掛かった。

フォレストベアと同じような可能性はあるかと納得する。


瀕死による猛攻があったら厳しいなと考えていると、アイバン教官が声を掛けて来た。


「俺の方でターゲットを固定する事が出来るが、3分程度だ。そのタイミングまでは温存している。

防御力も一時的に上がるから心配はいらん。合図は雑巾に任せた。」


アイバン教官も知っているのか、察したのかはわからないが、猛攻のようなものがあると踏んでいる発言だ。


こうなると確信と考えた方が良いだろうと、後ろにいる回復魔法役に確認する。


「回復魔法役の方!オーガロードが猛攻してきたら、アイバン教官へ最大支援をお願いします!」


「承知しました!」


後は削り合いとなったが、タツヤの驚異的な回避のお陰で、一方的に削られるのはオーガロードであった。


俺は短剣の攻撃を増やし、ダメージを重ねていく。教官も俺の手数についてきていた。


「ゴブリンどもの殲滅は完了したぞ!残るはオーガロードだ!」


デミタスの号令が聞こえた。支援攻撃もオーガロードを狙っての総力戦になったが、確認したいことがあったのでデミタスへ個人チャットをする。


「迎撃用アイテムは種類がありますか?あるようならば、個体相手に攻撃力の一番高い物を持ってもらって、後程一斉に攻撃して欲しいのですが。」


デミタスの回答はあるとの事で、俺の意図する所を見抜いたのか、すぐに準備にかかった。


街中の支援部隊こと職人たちを見ると、大き目のボウガンのような形状の武器を準備している人たちが増えていった。


デミタスからの個人チャットで、一発撃つとリロードに時間が掛かるが、一撃のダメージは大きいそうだ。


オーガロードへ一方的に攻撃を続ける事、5分は経過した。

そろそろかと思う事、6度目の頃に、オーガロードの咆哮が周囲に響き渡った。


「ブゥゴォォォォォォォォォォ!!」


俺とタツヤは瞬時にバックステップで後方へ距離を取り、アイバン教官は防御姿勢で構えた。


オーガロードは、タツヤへ向かって猛然と棍棒を振り回し始め、執拗に追いかける。


後方を見ると、回復魔法役が詠唱中なので、アイバン教官へ補助魔法が掛かるのを待ってから、教官へ合図する。


「よし!元騎士としての意地を見せてやるぞ!《技技ぎぎ》サークル・タウント」

「《技技ぎぎ》プロテクト・ガード」「《技技ぎぎ》シールド・ディフェンス」


アイバン教官が、聞いたことのない複数のスキルを発動し、オーガロードの敵視ヘイトを取った。


オーガロードがアイバン教官へ棍棒を振り回すが、アイバン教官は盾でしっかりと受け止め防御している。


通常なら吹き飛ばされたり、貫通ダメージを貰う所だが、スキルのせいかアイバン教官のHPはほとんど減っていない。


このチャンスを逃さず、タツヤと俺で必殺技ウェポンスキルを交互に2回発動する。


デミタスの号令で、10人くらいずつ代わるがわる連続で支援攻撃が届いている。


アイバン教官も、挑発スキルで敵視ヘイトを稼ぎ、完全固定を実践している。


そう簡単には倒れてくれないと思っていたが、案の定オーガロードは倒れてくれない為、必死になって攻撃を続ける。


俺もオーガロードに肉薄し、短剣メインで投擲も投げつつの手数を増やしての必死の攻撃だ。


俺とタツヤの2回目の必殺技ウェポンスキル4連でも、オーガロードはまだ倒れない。


ここで支援攻撃側は全員撃ち切ったようで、リロード待ちのようだ。


攻撃魔法役もMPが枯渇したのか、詠唱していない。


アイバン教官のスキル発動から3分が経過する直前、タツヤが必殺技ウェポンスキルを発動する。


俺も短剣のWPウェポンポイントが溜まったので、必殺技ウェポンスキルを発動する。


更に、タツヤの必殺技ウェポンスキルが続き、ここでようやくオーガロードが仰向けに倒れていった。


オーガロードが地面に倒れ、数秒後、離散エフェクトで消えていく。


フォン♪という効果音が鳴り、機械的な女性の声が聞こえる。


『デミアの街の東門の防衛に成功しました。』


「ぅぉおおおお!」「やったー!」「疲れたぁ」「倒したぞー!」「グッジョブ!」「おつかれ!!」


周囲の人の様々な歓声が聞こえている。アイバン教官からも労いの言葉を貰った。


そうこうしているうちに、アナウンスが頻繁に流れていく。他の門も結果が出ているようだ。


地域エリアチャットで、デミアの街の状況交換がされていた。


北門は防衛成功、西門も間もなく完了しそうだが、南門が苦戦中とのことだ。


俺はタツヤに確認し、街中から南門へ向かう事にした。


デミタスも、元気な職人プレイヤーを集め、南門へ援軍に向かう指示を出している。


南門へ到着すると、オークが50体程と、オーガが3体門前に迫り、後方にオーガロードが1体控えるという状況だった。


門前のプレイヤーは壊滅寸前で、支援攻撃でバリケードを死守しているタイミングだったので、取り敢えず目前に迫ったオーク目掛けて突撃する。


先ずは数を減らしたかったので、投擲のWPウェポンポイントが溜まると当時に、ワイドスローを10体程のオークへ向けて発動し、HPの減っていたオークを数匹倒す。


後方から来た援軍が空いたスペースに陣取り、次々とオークを相手していった。


タツヤも数匹のオークを仕留め、オーガと対峙していた。俺もタツヤのフォローへ回る。


オーガは、オーガロードと比べると、身長は近いが余計な脂肪がない分小さく見える。但し、動きはオーガロードに比べて早い印象だ。


それでも、手に持った棍棒を大振りしているため、回避はし易く思える。


タツヤはオーガの攻撃を上手く躱しながら、攻撃を入れ、必殺技ウェポンスキルを2連続で発動した。


俺は、タツヤへ向かいそうなオークを牽制しながら、俺へ向かってきたオークに短剣で素早く2回斬り付け、倒している。


タツヤがオーガを倒した時には、南門に集まった援軍は100人を超えていた。


このままの勢いで、オークとオーガを倒し、オーガロードとの闘いとなった。


前線は5つのパーティと俺たち、中遠距離にソロ数名、街中の支援部隊が沢山という、ある意味一方的な戦いとなった。


オーガロードの咆哮までは安定に進み、咆哮後の猛攻に巻き込まれたプレイヤーが数名倒れたが、難なくオーガロードを討伐した。


これでデミアの街は全ての門の防衛に成功する結果となった。


後10分で22時になる頃、ほとんどの街では結果が出ている状況だった。


最後まで戦っていたルーエの街の西門が防衛に失敗した所で、今回のモンスター襲来イベントが終了となった。


『今回のイベントへのご理解、ご協力いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。

また、ご参加された皆様、お疲れ様でございました。

イベントの結果につきましては、厳密な集計の上、明日12時の発表予定となっております。

報酬の受け取り方法につきましても、併せてお知らせいたしますので、今暫くお待ちください。

これにて、第一回モンスター襲来イベントを終了いたします。』


興奮冷めやらぬ中、あちこちで、労う言葉や、防衛戦の活躍話、報酬の予想等の話題で盛り上がっている。


俺とタツヤは、もう少し現実的な話をしていた。


「いやぁ、今回のイベントのせいで、作っておいた投擲が一気になくなっちゃったよ。

早めに用意しないと、次の狩りに行けないね。」


「オーガロード倒したのに、スキルほとんど上がっていない。苦労したけど。」


「・・・あ、ほんとだ。ほとんど上がっていないね。イベントMOBだから仕方ないけど、ちょっとねぇ。

たーちゃん、明日は暇?たぶん投擲用意しないといけないから、出来たら新しい狩場探して欲しいかも?」


「明日暇だね。わかった、ジニアの先辺り探索してみる。」


「こっちでも情報見ておくけど、今日の感じだとオーガ位のMOBがいいかもね。」


「うぃ。オーガかそれより少し強いのくらいがいい。」


こんな感じで広場でタツヤと話し込んでいると、ステラが俺たちに気付いてやってきた。


一応パーティ申請を飛ばしてみると、承認されて、ステラがパーティへ入った。


「ぞうさん、タツヤさん、イベントお疲れ様でした。

こういうお祭り?みたいなの経験なくてよくわからなかったのですけど、支援攻撃頑張りました!

それと、東門で見ましたけど、ぞうさんもタツヤさんも凄かったです!

みんなで一生懸命支援攻撃していたら、ぞうさんとタツヤさん向こうから来てびっくりしました。

その後も、沢山のモンスターと戦って、最後はオーガロードまで倒して、ほんと凄かったです。」


ステラが一気にまくしたてる。まだまだ、イベントの興奮が冷めないようだ。


その後、ステラの支援攻撃の活躍の話を聞き、皆イベントで疲れた事もあって、今日はログアウトする事になった。


これだけの盛り上がりをみせたのだから、今回のイベントは大成功だったと言って良いだろう。


後は、明日発表される報酬が気になる所だが、お金よりも装備やアイテムが良いなと思いながら、22時40分にログアウトした。


**********************************************

雑巾:Lv22 所持金:23,725→391,505gem

プレイ時間:3時間20分

総プレイ時間:3日22時間18分


筋力54、体力47、知力14

精神力15、持久力52、素早さ49

器用さ54、運13、道徳13


投擲(50)打Lv44、短剣(50)壱Lv16→17、革防具Lv54

採掘(50)特(new)Lv24、鍛冶(50)武Lv11

遠見Lv33→34、察知(50)詳Lv23

強化1:筋力Lv47、素早Lv46、器用Lv52

**********************************************



ヘルメットを外し、リクライニングチェアから立ち上がり軽く伸びをする。


トイレを済ませ、珈琲をいれて部屋へ戻り、パソコンで情報サイトを確認する。


既にイベントの話題が沢山書かれていたが、参加出来なかった人も結構いたようだ。


狩場情報を確認したが、オークの情報はあってもオーガの情報は見つからなかった。


先行組とそれに続く人たちは、まだ情報を公開していないようである。


俺としては参考にしたかっただけで、情報があったとしてもその場所へ行く気はあまりなかったりする。


やはり、自分で探して発見する方が楽しいと思う。

ただ、見つけた場所が既に情報の出回っている場所だと落胆が大きいという事だ。


明日から暫くは採掘作業となるだろうと考えながら、今日のところは就寝することにした。


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