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0.3

轟音が響き

私は窓に目をやると

その瞬間

私は宙に浮かんでいた

そしてそのまま落下したと言っていい

それは何が起こったか分からなかった

しかし

落下するとき

夜闇のなかで、動くものがいた

それは、赤い瞳を一瞬光らせて

またどこかへ、ものすごい早さで

飛んでいく

そして今現在

私は進行形で

落ちていた

私の部屋は

二階であり

そして落下している

大丈夫だろうか

きっとしたには

様々な瓦礫が

私はそのとき

実に永遠的な、

それこそ

濃い絶望の中を

為すすべもなく落下に見えお任せていた

きっとしたには、イケメンも

人間もいないだろう

もはや、絶望が頭の中を

支配し始めたとき

一瞬何かが

光った気がした

そして気が付くと

「大丈夫ですか」

と何者かに

そんな声をかけられていた

「・・・なに」

私があたりを見渡すと

そこはゴミだった

ごみごみごみごみごみごみごみごみごみごみ

あたり一面ゴミ袋

それからはずれているものは

全てゴミである

もう、ごみごみと、ゴミがごみごみしているのである

私はそのゴミの中で運良く

その落下した衝撃が

クッションとなり

助かったようである

「・・・助かりました・・しかしどちら様で・・・」

「いえいえ」

私は目の前の人間・・いや、それ以外の存在

だるまをみた

彼女は、器用に這いつくばって

手を振っている

「・・・・何が起きたの・・と言うかここどこ」

「いえ、私の世界です」

「・・・・え」

「いえ、あの落下したとき

あなたに神隠しを発動したんです」

「でも死んじゃうんじゃないの」

「いえ、あなたは半分、私でもありますから、そこら辺は範囲内です」

「でもこれからどうするの・・それにしても、ここもう少し片づけなさいよ」

「・・・何ですか、助けてもらって、お礼でも」

「・・・ありがとう・・片づけたら」

「・・・・・・・それで作戦ですけど」

「あるの」

「はい、降伏して、それで出来るだけ痛くないような・・そんな死に方を」

「・・・あんたさっき、そのカッパがでばがめとか言ってなかった」

「ああ・・でもここだけの話・・・凄い不細工なんです」

「へえー」

「それでひねくれちゃって」

「へーー・・それでどういう作戦」

「ですから、白旗作戦」

「作戦じゃない」

「・・・・そこです」

「なにがよ」

「作戦とはすなわち、油断をさせること」

「それじゃあ何、油断させて襲うの・・そう言えば、あなた、神隠しっていう、四次元ポケットみたいな」

「違います・・そんな機能ではありません」

「・・・知ってるんだどんな機能か」

「・・っう」

「・・・でもまあ、それで相手が倒せるじゃない」

「倒すんですか」

「なに、そう言うつもりでいったんでしょ策士さん」

「・・・いや、油断させれば、優しく殺すかと」

「・・・ほら行くわよ」

「嫌です、私そんな人を殺すだなんて」

「あんたね、本当わがまま、人に殺されたいという事は

人を殺すくらいの覚悟が必要なのよ

それを持っていないのに

殺されたいなんて

虫が良すぎるは

この甘ちゃん」

「・・・・・・・・・そんあ・・・そんな・・あなたに何が分かるんですか」

「さあ、知らないけど、早く作戦も決まったし

ここから出ましょう」

「・・・・・・・・・・・・・良いんですね」

このとき幽霊は

どうせ負けると思っていた

そう、負けると

だからあっさり出したと思われる


「あ」

その瞬間一気に外の冷たい風が

彼女のみを包んだ

それがつまり

冷たいと感じたとき

彼女はほんの三十センチ

上空から

着地した

「大丈夫ですか」

携帯からそんな声がした

「ええ・・そう言えば聞いてなかったけど・・あなたが吸い込める量とか

距離って」

「吸い込むのではなく

私がそっちまで引っ張らなければいけないんです」

「つまり」

「鬼ごっこみたいに、ふれたその瞬間

その人間もしくは何かを

こちら側に引き寄せるんです」

「あんた出来そう」

「・・さあ」

「さあって」

背後で何か音がした

そして振り返ったそこにいたのは

黄緑だった

それも、肌だけが黄緑の人間

強いて言えば

シルクハットをかぶっていた

・・・・あやしいである

実にそれは夜の蛍光灯に、照らされ

もうはやどうも何ともである

しかも

一番の重要点が

その男と思わしき

カッパが、ものすごく、もうまるでどうも

美形だったのだ

「・・・・・あの・・始めまして、わたし、垣上 戸上とも押します

あなたは」

とつい挨拶をしてしまうくらいに」

「・・あれ、挨拶してくれるんですか」

「はい・・・・それで・・あなたは」

「私は、土佐がっぱこと、智子さとこです」

「さとこさんですか・・始めまして・・・しかしまたどうしてこんなところに」

「いえ、実は、このたび妙な法令が引かれまして

それでですね、私もその法令のために

ここに足を運ぶ運びになったのです」

「そうですか・・ほほほほほ・・・・今よ、だるま」

「・・・・っえ・・僕だるまのような、美しさは」

そのとき

私がつきだした携帯から

どういう原理か

小さな奴が

出るに従い

大きくなり

そのまま奴の

黄緑の肌をタッチした

実に裏山である

「あ・あああああああがあああ」

それはまるで

嵐の竜巻のごとく

勢いで

どういう原理か理屈か法則か

知らないが

そのまま小さなガラケーの画面へと

吸い込まれた

「・・終わったの」

私は聞く

「ええ、やってしまいましたね・・・・でもやっぱり、私とお同じくらい

どうしようもない顔ですねあれは・・あれではもてません」

「・・・・・」

「そんなことより、私はものを殺めてしまいました

これではもう・・・・・生きていくのは」

「あんたしんでるでしょ・・っていうか・・やっぱりあれは、美形でしょ」

「・・ほんと、最悪な顔ですよね」

「・・・あんたの言っていることが

「何かひっちゃかめっちゃかして一貫性がないんだけど」

「どうも、戸上さんの影響ですかね、このよとあの世界の常識がいれ代わり私の脳内にはいってくるので

どうもごっちゃになっています」

「でも、あいつを倒したという事は、その人間は」

「・・・・・それなんですが・・・どうも、妙なんです」

「妙」

「ええ、普通、そこまで離れることは禁止されているんです

ですから近くにいるの思うんですけど・・・どうも分からない」

「もし負けたら、どうなるの人間は」

「はい、人間が死ぬと、相方も死にます

もし、相方の方が死ぬと

消滅します」

「・・・・それじゃあ、消滅したんじゃ」

「いやそれが・・・・・・まさか」

「何まさかって」

「もしかしたらあれは幻術だったのかも」

「幻術」

「ええ、多分カッパの方は

本物でしょう

しかし、それを操る存在が居たのかも知れません」

「なにそれ」

「マリオネット・ピエロ」

「北、昼二設定・・・ていうか、そんな話聞いたことないんだけど

何それ」

「いえ、最近勢力を伸ばしているものでして

何でも、主人を操るマリオネット型のピエロ

それが、マリオネット・ピエロです」

「・・・・・・つまりさっきのはどうなっていたわけ」

「はい、多分、カッパと言う、先ほどの妖怪は

多分今回のこの試合には含まれておりません

そして、あのカッパを、試合に参加している

そのマリオネット・ピエロが、操ったと思われます」

「何でそいつだけ、そんな使い勝手が良い、能力なのよ・・・あんたにもないの」

「・・・・・・ほとんどテレポーションとか」

「・・・使えそうだけど・・どれくらいまで行けるの」

「・・・あなたが、居る場所から、半径五十センチ・・くらい」

「・・・・え」

「・・なんですか」

「ほとんど動いてないじゃない」

「仕方ないじゃないですか、手が届く範囲内です

だいたい、あなたが居るせいで、範囲が狭まるんです」

「なに、私のせい・・と言うか、何で切れてるの」

「・・キレテないです」

「・・・・・それでこれからどうするの、その悪徳ピエロの方にでも向かう」

「マリオネット・ピエロです」

「でも話は変わるけど・・吸血鬼とかって、さっき言ってたけど何時頃来るの」

「・・・えらい変わりましたが・・来ません」

「何でよ、さっき、イレギュラーとか」

「あれはもはやキャラクターです、大体、見なく居てもいいのに目にはいるほどに・・・ああいう海外のヒット作とは違って

我々にあとは、無いんです・・・と、さっき連絡したら、返答をもらいました」

「・・・・でもさ、それならさ競い合いなんてせずに、あんを出し合って努力すれば

・・・日本って言うのは

そう言う国だと思うけど」

「・・・・でも」

「でも何なの、他国の技術を

日本で開花させた例は

暇がない

そう言えば、姑息と思われるかも知れないが

それもお国柄というか何なのか」

「・・・貶してるんですか・・・・でも、もう決まったことですし」

「そう・・・・それで、これからどうするの、何もないなら

これから睡眠したいんだけど」

「・・・・来ます」

「・・・いきなり」

「いえ、そう言うのじゃなくて」

「じゃあどういうの」

「いえ、どうやら、カッパの奴、場所を間違えたみたいで

と言うか、試合認定されてないので

あの技がかからなかったようなのです」

「・・・そう言えば、今まで気が付かないようにしてたけど

ここで今日は寝れないな」

「大丈夫です、そこら辺は」

彼女はそう言って、携帯の中で携帯をかける

全く、とんだ、脳内電波だ

「は・・ええ、お願いいたします」

私は何か気配を感じ

振り向くと

そこは元の家だった

「あれ」

「直しておきました・・あと町も」

振り返ると、そこも暇なぐらい

何もない場所が

平然と

たたずんでいる

「あら」

「それで何だけど」

「・・・ダイヤとかって出せないの」

「・・・・無理です」

「どうして」

「あったものを直すのは出来ますが

ないものを出現させることは不可能です」

「なら、あなたは何で出来ているの」

「感情です」

「同じものじゃない、だったら、私があると願えば」

「まあ、努力して、石ころでしょう」

「何を」

「無理です、それは、石の絵を描くに等しい

いくら描いても、絵は絵です」

「でも、見間違えるようなものを描けば」

「狸にでもなりたいんですか

見えても、それは偽物です」

「・・・葉っぱになるの」

「当たり前です、空想は空想にしかなりません

食べたいと願っても、それは気が変動するだけで

食べ物が具現化する訳じゃありませんから」

「・・つまんない」

「つまんないものですよ、どこも」

「でも、今殺試合なんて、非現実的なことが起こっているじゃない」

「・・・それは本当にあなたの本心ですか

そう思おうとしているだけじゃ」

「さあね、そうかも知れない・・・でも、毎日毎日

どうしてこれほど苦しまなきゃ行けないのか

テストが終わってまた次のテスト

良い点を取れば

次も同じようにしなきゃ行けないと

苦悩し

低くても

自分の身分の低さに落胆する」

「・・・あなた勉強しない人ですね」

「何言っているの」

「・・・ノート見ます」

だるまが聞く

「いやみないけど」

「・・・・・その時点で勉強が大事だという認識がないんです

高校に行きたくて行きました」

またしても聞いてくるだるま

「・・いや」

首を振ると

なにやらアメリカンな仕草で

方まで手をあげて

首を振ると

「それじゃあねー」

などと言っている

「何言ってる、幽霊は知っているぞ

昼間はぐうぐう

夜も夜で、墓場で野球大会をしていると」

「どんな認識ですかそれ」

「はずれているのか」

「・・・まあ、野球はしますけど」

「するんかい」

「ええ、野球接待です」

「・・・会社勤めなの」

「いえ、言ってみただけです・・って、そんなことを言っている場合ではないのですよ」

「あんたが言ったんじゃない、主な部分は」

「・・・・・」

むくれるが

「カッパが来ます」

「ああ、あのイケメンの」

「もう最悪ですよね最悪

あれは災害レベルでの最悪ですよ」

「・・・・・・・・・」

そのとき

画面に、もう一つの影が出た

「あっ・・どうも」

それは出るなりそんなことを私に言う

「・・今晩は」

「今晩は」

「・・大丈夫」

一応の気遣いをする

「ええ、もう、ピンピンしてますよ」

そう言って空中五、六返りして戻る

・・・はにかんでいるが

どこかおどおどしているようにも思える

「・・あの、私の部屋で何してるんですか智子さん」

「いやあ・・・彼女をお守りしようと」

「出てってください、大体何で、あなたはここら辺にいるんですか

こんなところにいるから、新参者にやられるんです」

「うっせえ、おめえだって俺からしてみれば、新参者だぜ」

「・・・でも今の実力はどうでしょう」

「さあな、お前は、霊体だが、俺は一応肉体と言うものがある」

「・・設定でしょ」

「・・まあな・・・」

「つまり私と何らかわりはない・・・そうですね、あなた、手伝いませんか」

「いやだから俺はさっきから、そう言っているじゃないか」

「ええ、だっから、あなたには手伝って欲しいんです」

「・・何を」

「・・・・生け贄に」

「帰るわ・・・・蛙は帰る、お家に帰る ぐわーーわぐーあ」

待ってください

だるまが、神隠しを

カッパに発動しているので

出るに出れない

「何するんだ、俺は帰る」

「何って、こっちの台詞です

久しぶりに丁寧に接してもらったから

浮き上がっちゃって

・・そのまま生け贄になればいいのです」

「何でそうなるんだよ」

「当たり前じゃないですか」

「どこがだ」

「・・・・・全てです」

じろりと見てそう言った彼女

「・・・そう言えば、協力は他者は出来ないと言うルールを思い出した」

「ですから、私は、あなたをとらえて

ものとして扱います

だいたい、マリオネットに

やられていたからここにいるんでしょ」

「・・ぎく」

(ぎくって)二人

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「何をする気だ」

「コトリバコでもつくりましょうか」

「なに、最近のだしてきやがるんだ」

「それじゃあ、件を呼び寄せるために」

「・・・お前は世界を第三次世界大戦にする気か」

「・・・・何にも役に立ちませんね」

「ああ、そうだな、では、帰る」

「本当何しに来たんですか」

「いや、何でも凄いものがあるとかで

今あっちでは、ツアーくんで、色々な旅行会社が

こっちに来てるんだ

まあ、そのと中で、ちょっと、気になって、花屋敷に行っていたら

迷子になったところを」

「・・・・・・馬鹿ですね」

「うるせ、なんだか、仲間が居そうな気配だったから

入ったら、これだ」

「それで帰れるんですか」

「心配してくれるのか」

「早く出て行ってもらいたいので」

「そうかい、そうかい、どうせ俺は、おじゃま虫ですよ」

「・・・・でも、ハンサムですよ」

「っあ」

「・・・・はあーーどうせハンサムですよ

だからこんなにさげすまれて」

「・・・・・・すいません」

「いやいいのよ、本当のことだし」

失敗した戸上にたいして

平然と答えるだるま

「・・・それにしても、あんた、他に何か情報知らな」

「・・・・そう言えば」

「何々」

「ここに来る途中メリーさんにあったな

そう、あの寂しがり屋の人形やろう」

「・・え・・やっぱり」

「何がやっぱりなの」と少女

「いや、何となくランクインするとは思ったけど

やっかいね」

「そんなに凄い相手なの」

「・・・・・ええ、極度のストーカー体質

さらには、ぶりっこ属性

寂しがり屋

わがまま

お姫様属性

もう、ほとほとめんどくさい」

「・・・でも、お前等仲が良いだろ」

「どこがよどこが」

「だって、四六時中一緒にいるから」

「それは奴が、勝手に私の井戸の中に入って

誰かの私生活を、のぞき見ようとするから

私が奴を張っているのよ

勝手に使わないように」

「で・・どこら辺が恐ろしいの」

「・・・まあ、奴の技も恐ろしいな」

「ワザ」

「ああ・・確かに恐ろしい、奴は、過去に捨てたものを

その人間の体内に、埋め込む力がある」

「体内・・・」

「ああ、それは肉体的と言うよりも、脳内的

感情的そんな分類に埋め込む

すると、まるで虫歯を作ったかのように

それは直ることもなく

その人間をむしばんでいくのだ」

「どうやってよ」

「常にそれが見えるようになる

そしてそれを気にし出すと

もうどうにもならない

物理的にありえないかだ・・・」

「そんなことが」

「良く子供がや、老人が、妄言を発すると言うだろ

あれは実は現実なんだ」

「・・・・あなたの方が妄言癖じゃなくて」

「・・あなたにそう言われると傷つくが」

「・・ごめん」

「しかし、子供や、病魔に襲われた老人は

時として、現実のルールから離れる

それはすなわち

別の世界を見ることのできる空間

すなわち、一瞬にして、全く別の世界を創造してしまうのだ

そしてそこで起きたことは

この世に戻ってきたときには

誰一人として信じてもらうことが出来ない

そんなからくりがある」

「・・・・つまり、妄想とは、実現化する力があると」

「そう、頭が良い、普通なら、自分の考えで、その頭を満たしてしまって、こう言うことを聞いても、信じることは普通出来ない」

「・・つまり、智子、頭が空っぽだって言いたいの

「うむ、まるでスポンジだ・・・・君なら仏道に」

「・・・いえいいです」

(誉められてるのかどうなのか)

「つまり、ようやくすると、空想が現実化して

ついには、そのものによって、そのからだが壊されてしまう訳よ」

「・・でも、それって即効性はないんじゃない」

「・・・それがあるのよ、普通なら、怪談の段階をふんで、じわりじわりと追いつめるんだけど

別に、今回はそんなことしなくて良い

いきなり、100%の力で相手に幻術を見せれば

それで終了

何もないのに

そう認識させたせいで、その人間は死ぬ

っと、言うわけよ」

「・・・で、どうするの、聞いた感じだと、あなたたちには、ある程度の制約がある、その制約が、その範囲内にはいられければ

私はその妖術にかからないんでしょ」

「まあね」

「それって何」

「・・・捨てない、見られない・・この二つ」

「・・でもよく、知ってるわね」

「私が何年奴と戦ってると思ってるの

私は奴から世界を守るため

日々努力を怠らなかったの」

「・・でも何で死のうとしてるの」

「ああ、それ、こいつね、まだ彼氏のこと引きずってて、それで合いたくて、今ここから」

「うるさい」

「でも、酷いことされたんでしょ」

「別にいじゃないですか戸上さんには」

「・・・・・で、さっきのあのメアリーだとか」

「メリーです・・・名前間違えると怒るから・・」

「・・それはどういう事なんですか」

「簡単よ、捨てたものを、見られると

過去のもの全てが

奴に分かる

そいつ等の怨念を

かきあつめて、奴はこの呪いを効率よく発動させる」

「物に魂ってあるんだ」

「まあ、記憶のなかで数年数十年と居る記憶は

そのうち強く感情を生み

ついには

そこには念が宿る

それが一人離れして

一つの物となるのよ」

「・・・・どういう理屈でそうなるかは、分からないけど

何か方法はないの」

「・・無理ね、あれは非情よ」

「・・・」

「鍵破り百段」

「・・なんですかそれ」

「まあ、私たちの御国芸と言うか

まあ、神出鬼没・・自爆霊でも

何かに遮られてそこに行けないんじゃ

もはや失格

だからそう言う制度があるの」

「・・凄いんですか」

「まあね、県に23人居るかどうかの

人材ね」

「ちなみに千段まであるけど

これは神ぐらいのものの為に作られてるから

基本なれない

まあ、100が、凄い

と言うことだよ」

「どれくらい」

「強すぎて、怪盗ものなんて

話が成立しないくらい」

「なんて凄いの」

私は、そう思う

「つまり、逃げることはほぼ不可能というわけ」

「ほぼってことは、他にもあるの」

「まあ、こいつ、すなわち、だるまは、それと同じ段数を所有している

しかも、結界」

「・・凄いじゃん」

「・・・でも問題は、勝手知ったる他人の家

あいつは、千里眼検定まで持ってるから・・・時間の問題なの」

「・・おまえ、邪念検定も、百段取ってなかったか」

「・・・それでも無理、あいつ最近、術式解除百段取ってて」

「・・あの、難解な数字とか呪文とかを解除する奴か」

「ええ・・・今勉強してるけど」

「他に何があるんだよ」

「言う訳ないでしょ、あんたあいつの彼女なんだから」

「・・・まあね、それじゃあ帰るわ」

「さっさと帰りやがれ、このナベガッパ」

「へいへい」

「・・・あれ・・あれ女なの」

「うん」

「え」

かくして一日目終了

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