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短編:詩&エッセイ

愛する貴女に、消えて欲しい。

作者: いつわり




まだ好きなのに、忘れたい。  好きだからこそ、忘れたい。


俺はお前のモノじゃない。  お前は俺のものじゃない・・・。











 「消えろ!」 「消えろって!!」


 「頼むから消えてくれ!」 「頼む!!」



 俺は何度、叫び散らしただろうか?


 他人からは、「頭おかしいんじゃね?」


 っとか言われるようになって、 でも・・・


 でも、お前を忘れることなんて、できなくって。






 お前が、俺の名前を何度も、何度も、何度も、


 繰り返し、永遠とも思えるかの様な時の中で、


 「○○くん、愛してるよ」 って耳元で囁く。



 もう、やめてくれ。 俺は限界なんだ。


 なぁ、忘れさせてくれないか??


 もう、俺にはお前を愛せないんだから。






 なぁ、 俺たちは・・・


 一体、いつから こんな風になっちまったんだろうな?



 それは、 あの日、お前が携帯を盗み見た時からか?


 どんな時でも、ストーカーの様についてくるようになってからか?



 わかんねぇよ。


 俺には、互いを信用できなくなった時点で、


 もう、そこには“愛”がない様に思えて仕方ない。




 お前は、どうだろうか?


 お前が俺を疑うようになって、


 それでもなお、愛しているのだろうか?



 お前は、そんな愛で幸せなのだろうか?



 俺は、もうお前を愛せない。


 一生死ぬまで疑われなきゃいけないなんて、


 そんな風に、疑うことしか知らない人なんて、


 俺は心の底から愛せない。 俺には絶対、愛せない。





 だから、「ごめんな」って。  「ごめんな」って。


 俺は何度となく、お前に謝り続ける。 もう、許して欲しくって。



 俺が悪いのだろうか?  お前が悪いのだろうか?


 もう、そんなことはどうでもいい。  考えたくもない。



 ただ、俺はお前を忘れたい。  俺の中から消えてほしい。










 俺の望むことはそれだけで。。。

















































 でも、できれば、お前には幸せになって欲しいから。。。














































相手を信じられなくなった時点で、もう終わってる。

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