表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/57

第10話 親愛なる隣人、織田信長だ。

 信長たちがターボン学園に入学してから、初めての授業が始まった。

 信長たちがターボン学園に入学してから、初めての授業が始まった。

 ターボン学園に入学した1年が最初に習うのは異世界の基本知識。

 魔法とは何かや異世界の歴史について、大まかな外形を習うこととなっている。


「つまり君たちが魔法を使用するには、その分の魔力というものが必要なのだ。」


 先生は一生懸命教える。

 だが、その先生の話を聞いている人はいるのだろうか?

 そもそも、ターボン学園に入学したほとんどの人が異世界での基本的システムを熟知している。

 いや、熟知していなければ高い競争率を勝ち抜くことは出来ない。


 魔法を使うのに魔力が必要なのは誰でも知っていた。

 そのため授業はつまらない。

 だから信長は授業初日にして、出席をしていない。


「え、もしかしてだけど、信長っていきなりサボり?」


「そうかもそれないねェ。」


 と、結衣とイリスは先生に聞こえないほどの小声で話した。


――キーンコーンカーンコーン


 授業の終了を知らせるチャイムが鳴った。

 そして、そのチャイムと同時に教室の窓を何者かが突然開けた。


「結衣! イリス! 我は素晴らしいものを身につけたぞ!!」


 その正体は信長だった。


「なに、信長。」


 教室にいる全ての人へ聞こえるように自分の名前が呼ばれたことに、少し憤りと恥ずかしさを感じながらも結衣はそう言った。


「だから、我は素晴らしいものを身につけたのだ!」


「うん、分かったから取りあえず見せてみなよ。その『素晴らしいもの』を。」


「……我は、もうそれを使ったぞ?」


「………………は?」


 結衣は信長が何を言っているのか理解できなかった。


「だって、ここは建物の5階。そんな高い場所に我がどうやって登ったと思っているのだ?」


「え、もしかしてだけど、この壁を登ったわけ!?」


「そうでもしなければ、我は窓から入れないだろ?」


 確かにそれは当たり前だ。

 では、信長は具体的にどうやって?


「我は、先日……。ス〇イダーマンという映画を見てきたんだ。」


「……ッ!?」


「その映画を見て、我も糸を使ってアクロバティックに移動したいと思っていたのだ。そこで、我は手首から蜘蛛の糸を吐き出すことのできる装置をつくりあげた。そして我は今日。その装置を完全に制御することが可能となった!!」


「信長……。それ以上は……。」


「さぁ! 結衣も一緒にス〇イダーマンになるとしよう!!」


「だから、信長。……それ以上は、私たちには到底叶うことのできない、怖い大人たちが私たちを潰しに来てしまう可能性が……!?」


「なんだ、アイ〇ンマンの方が良かったか? 手からブシャーってビームを出したかったのか? それとも、ものすごく体を小さくする装置のほうがよいか?」


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!! この話は、終わり!!」


 放課後、結衣は信長と一緒に寮の近くまで帰っていた。

 その間も信長は糸を扱う練習をしている。

 そのため糸を吐き出す装置から、信長が目を離すことはなかった。


「これでも、だいぶうまくなったのだぞ! 最初は、転んでばっかだったからな!!」


「……。」


「今は壁を登ることが精一杯だけど、いつか大きく移動ができるようにしたいのだ! A〇EXのパス〇ァインダーみたいにな! いや、進〇の巨人の立体〇動装置でもよいかもしれない。」


「……、信長。」


「なんだ?」


 信長は結衣に名前を呼ばれたため、糸を吐き出す装置から目を離し、結衣の方を見た。

 結衣はその一瞬を逃さなかった。


 結衣は信長に聞こえないほどの大きさで、【蓄積(チャージ)】の詠唱を行っていた。

 そして、手元に【火球(ファイヤーボール)】を作り出していた。


「【発射(ショット)】」


 結衣の手から放たれた【火球(ファイヤーボール)】は信長の手首へ向かっていく。

 そして糸を吐き出す装置に激突すると、その装置は小さな爆発を起こした。


「……え、」


「はい、これで終わり。」


「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 我の画期的な装置がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「だって、色々と危ないからね。」


 結衣はこの作品を守ることに成功した。

 だが、しばらく(1日くらい)信長はショックを隠しきれなかったと言われている。

 こんにちは、もしくは、初めまして!

 りょあと申します。


 さて、少し本文に触れたいと思います。

 今回は、めっちゃふざけまくった回です。暴走しまくってます。僕自身も、書いてる時に勢いで書いている部分が多々ありました。いや、全て勢いで書いてました。


 はい、次回は気をつけます。

 という事で、また次回お会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ