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最強はやっぱり最強なんで  作者: 黒井海斗
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第0話・それは違う世界の話

どうも他の作品を書くのをサボって、新しい作品を考えていた黒井海斗です。

 この作品は、完全に自重というものを忘れ、マジで最強です。私の作品には、他にも最強系の作品を書いていますが、これは、負けるなんてほぼ不可能です。キャラの設定的に逆にどう倒すのか教えて欲しいくらいです。

 いつか、この作品の主人公の全ステータスを出したいと思います。

 サボっている作品も、少しずつですが書いているので気長に待っていてください。

それでは、【最強はやっぱり最強なので】をお楽しみ下さい!


 昔、勝つことは不可能とされた最強の劣等種(ヒューマン)がいた。

 そいつは、人間族(ヒューマン)でありながら、龍人族(ドラゴニュート)聖人族(エルフ)獣人族(セリアン)機械族(オートマタ)などなど人間よりも上位の種族に圧倒的、かすり傷1つ負う事無く、完全な勝利をした最強の人間がいた。

 だが、それも遠い昔の話、人間なので生きているはずもなく──


「んで?そのおとぎ話の人間様がなんだよ」

「最近その生まれ変わりと思われる1人の人間がいたって噂があるんだ」

「何言ってんだ?あれは、俺たち人間族が1番弱い種族って言う概念を取っ払う為に作られたおとぎ話だろ?」

「それがそうでも無いらしいぜ、最近王都に現れて色んな種族相手に戦っているらしいしかも無敗だってよ」


 バーンと机を叩き男が席を立ち声を荒らげて言う


「んなわけねぇだろ、俺たち人間族は、全てのことが出来るが、他の種族と違って何か秀でた能力はねぇんだぞ?」

「そんな感情的になるなって、ほら酒でも飲んで」

「………すまねぇ……ゴクゴク…………………んで?」

「俺もそいつらを見に行こうぜ、幸い王都はそんな遠くねぇ、賭け事もやってるみたいだから儲けられるかも」

「そうだな」


 こうして、噂は広まり、その年の王都の人はいつもの100倍ほどになったとか───



「もう何回戦ったんだろうか、いつになったら俺に勝てないと自覚するのか」


『南、人間族(ヒューマン)・レンカ

 北、獣人族(セリアン)・ゼイガ』


「また新しい挑戦者ってか?全く、いつになったら終わるんだ」


『頑張ってーレンカ様』

『お前に賭けたんだ勝てよレンカ』


 そんな応援?が来る中、相手側


『ゼイガ様!ゼイガ様!ゼイガ様』


 相手の観客の全ての獣人族が声を合わせて、名前を叫ぶ

 確か、獣人族は、強き者に従うから、この観客よりは強いのは確実か…


「俺様はゼイガ、獣人族・【狼】の時期族長候補、()()()は【231】だ俺様に勝てると思うなよ?」

「あーはいはい、そんなフラグ建てなくていいからさっさと始めて」


『それでは、よーい始め』


「肉体強化・攻撃量上昇・俊敏性上昇」


 獣人族の力を最大限に引き出す3つの強化魔法か、まぁ別にそんなのいいけど


「オラァ!!!」


 ゼイガの拳がレンカを襲う………が


「な!?」


 レンカは、右手で面倒くさそうに攻撃を簡単に止めた


『ゼイガ様ー手加減なんてせずにそんなやつ、本気出して1発で軽々とやっちゃってください!』

「あ、あぁ、当たり前だ、次は本気で行くぞ」


 有り得ねぇ、今までの奴の試合を見て最初から本気の一手で殺すつもりだったのに、止められた!?


「あの、早くしてくれない?俺眠いんだけど」

「ふっ、しょうがねぇ、少し疲れちまうが本当の本気ってのを見せてやる」


 よく分からない言葉を長々と発していく


 !……この詠唱は…


「【獣神化】」

「お前、それを使えるって事は本当に強かったんだな」


 地面が揺れ、大気が揺れる、ゼイガは神々しいオーラを出し体に赤い模様が浮かぶ


 獣神化、神の力を借りて、使用者の獣人の力を何千倍にも引き上げる神大魔法。

 使える個体はほぼ居ない、獣人族最強の魔法


「はぁ、はぁ、ふはははははは!これで俺の勝利は確定だ!今の俺様に勝てるのは神しかいねぇ!」


 高笑いをするゼイガ…だが


「確かにそれで強くなったかもしれないが、0に何倍しても0なのは知ってるか?」

「そんな口聞けるのも今のうちだ、殺してやる!」


 フッと姿が消えたゼイガ、観客からは、『どこいった?』という声が上がるが、コロシアムの壁がとてつもない速度で壊れていく


『何が起こっているんだ』


 観客には見えてないのか、こいつが肉眼で捉えられる速さを突破したということを、さらにそれを俺が、全て()()()()()()ということを

 レンカの腰に携えているのは、木刀、それに対し相手は、獣人族・狼の爪、さらに強化されその切れ味は、切れないものはないほど、それを全て()()でいなすのはどんな神業なのか、分かる者はいない


「ちっ、これでも無理か、ならこれで終わりだ!」


 ゼイガが右手に力を収束させていく、その力は、先程のパンチの数千倍、いや、数万倍である。


「うーんさすがにそれはちょっと痛そうだな」

「はっ、怖気付いたか、でも俺様はお前を殺すと決めたんだ。劣等種(ヒューマン)は、泥が1番お似合いさ」


 そうしてゼイガが消える──────

 同時に爆音と砂嵐、ヒビが入るコロシアム


『なんだなんだ?』

『どうなったんだ?』


 観客が目を閉じ爆音に耳を塞ぎながら

 耳が良い獣人族は耳を塞いで悶えながら

 砂嵐が晴れていく───

 そこには、右腕が無いゼイガ

 何も無かったかのようなレンカが立っていた


『勝者・人間族(ヒューマン)・レンカ』


『うぉぉぉぉぉ』


 人族が拍手喝采を贈る中、ゼイガを応援していた観客、ほぼ獣人族だが


劣等種(ヒューマン)に負けるなんて、だせぇな』


 そんな暴言が()()()()()()()ゼイガを襲う



「自分から言い出したとはいえ、まさかこんなに、反響があるとは思わなかった。そんなに()()()()の人間族は蔑まれていたっけか」


 宿のベットで頭を抱え、数週間前の自分を恨むレンカがそこにいた。

 そのまま眠り次の日の朝、レンカは、王宮に呼び出されて、王との謁見をすることになった


「そんで?この国の王がなんの用?」


 敬う欠片もない発言が謁見の間に響き渡り、待機していた騎士の槍や剣が一斉にレンカに向く

 すぐさま、王の隣に控えていた騎士が怒りを込めた声で言う


「貴様!この御方を誰と心得る。この国の王、ランジエル様であるぞ!その御方にその発言、不敬罪である!」


 その瞬間攻撃を始めようとする騎士たち、だが


「静まれ」

「ですが、こやつは、国王様に無礼な態度を」

「何度も言わすな、静まれ」


 その瞬間全ての騎士が震え上がり、武器を収める。

 なるほど、これがカリスマ力ってやつなのか?それともほかの力なのだろうか


「すまない、レンカ様、みんな私への忠誠が強くてな、レンカ様には迷惑をかけてしまった。申し訳ない」

「俺は別に気にしてないが、お前の部下達、国王が頭を下げている場所を見て『どうしてそんなことをこんな奴に』って顔してるぞ?」

「レンカ様の事は先代の先代の更に先代遠い昔からの書物でよく知っております。この王宮の結界に入るには、レンカ様と契約された昔の国王の血筋の者、そして悪意がない者しか入れないのに、レンカ様は何事もないように通れた。それが全て語っております」

「俺が結界を通れるような魔法を使ったとは思わないのか?」

「この結界は最強です。劣等種と蔑まれている人間族が絶滅しないのはこの結界がある、というのもありますから、その結界の抜け道など存在しません。事実私が子供の頃、龍人族(ドラゴニュート)が攻めてきた時、国民をこの結界の中に入れ、龍人族が帰るまでこの結界は壊れませんでした」


 長々とこの結界の凄さを語るのでここら辺で俺は、思考をシャットアウトした


「─────それでここに読んだ要件ですが」


 体内時計で20分経過してる

 俺の体内時計は完全に一致してるから、20分か、語りすぎでは?


「なんだ?」

「今、私達の国の近くには、とても強い魔物がいるのですが、人間族では対応しきれず、しかし他の種族との協力は不可能に近い、なので、どうかレンカ様には、魔物の討伐をして欲しいのでございます」

「なるほど、いいよー、ただ()()()()()飽きたから俺はしばらく消えるとするよ、次会うのは、どれくらい先になるか分からないからとりあえず代わりにこれあげる」


 俺は、光り輝く石を国王にわたした


「これは?」

「それは竜魔石、上位竜から取れる魔石だ、大切にしてくれよ」

「いや、しかし」

「異論は認めん、じゃ、またいつかあなたの子孫と共に」

「レンカ様!」


 複雑な、多重な術式がレンカの周りに瞬時に集まって

空間跳躍(ワープ)


 その姿を最後に、レンカの姿を見たものはいないという。

 そしてレンカが姿を消した瞬間、森から強大な魔力が消えたという。



「よーし、魔物も倒した事だし、次は()()()()()に行くのかなぁ────分かってるって、俺にも分からないんだから───大丈夫、そんな危険なことじゃないよ?───君は心配性だね。じゃあ行くよ!」


次元跳躍ディメンションジャンプ



どうでしたか?楽しんで行けたら幸いです。


もし楽しんでいけたのなら、下にある

☆☆☆☆☆

の評価をつけてくれると嬉しいです。


 1つでもつけてくれたら私は嬉しくてどんどん作品を書いていこうと思います。

 ぜひよろしくお願い致します

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