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灯火の炭酸
学校はもちろん行っていない
でも行かないとな、とは思う
今は怠惰にゲームセンターに通う
ひたすらゲームに没頭する
勝てなくて、またのめり込む
炭酸水を片手に
ひたすら強くなろうとしている
突然の挑戦者に勝てない
あの時もそうだった
突然の襲撃者に勝てない
彼女を守れなかった
目の前で弾けていった彼女を
ただ見ることしかできなかった
恨みがましく男は刺したが
その時にはもう遅かったのだから
守れなかったも同じだ
炭酸水を見て悲しくなったりはしない
彼女を忘れないために飲むのだ
炭酸水だから舌に残る
体の奥に刺激が伝わる
だから飲めば思い出す
短い間彼女だった、愛すべき少女のこと
なにより
俺は炭酸水が好きだということを




